拉致被害者、田口さんの長男らとの面会の為、およそ
12年ぶりに姿を見せた、大韓航空機爆破事件の実行
犯、金賢姫のニュースをテレビで見ていた。
1987年、翌年に控えたソウルオリンピックを阻止する為に、
北朝鮮が起こしたテロ事件である。事件の詳細については
後に、彼女が記したいくつかの本に書かれ、当時、興味が
あって、新しい本が出る度に、読んだことを思い出した。
その中の一つに「忘れなれない女」という本があり、ここに、
拉致被害者の田口さん(彼女に日本語を教えた人)との生活を
共にした内容が綴られている。
20代半ばで捕まり、40を過ぎた金賢姫は、すでに20年
以上を韓国で暮らしている。すでに結婚もして子供も育て、北に
いた頃とは全く異なった人生を送っている。しかし、彼女が捕まり
全てを話したことにより、彼女の家族らは比較的恵まれていた
平壌での生活から一転、強制収容所に送られ、その後の消息は
わかっていないのだ。
従って、家族に会えない辛さは、彼女自身も現在進行形で味
わっているのである。また、そういう点では、拉致被害者の
家族の人々と同じ境遇にあるともいえる。
最後に拉致問題解決について問われると、金賢姫は「北のメンツ
も立てながら…」と手短に答えた。
それは一般常識が通用しない、あの国を知る者の苦肉の言葉だった
に違いない。被害者家族らもだんだん年老いていく。残された時間は
そう多くないのだ。
どこかの政治家が「金を払って返してもらう…」などと、発言して
ひんしゅくを買っていたが、被害者家族からすれば、それで返して
もらえるなら、それでも良いと言うのが本音ではないだろうか?
この際である。日本メンツは二の次に…と思うのである。
(もちろん、それで返してくれるのならであるが…)

12年ぶりに姿を見せた、大韓航空機爆破事件の実行
犯、金賢姫のニュースをテレビで見ていた。
1987年、翌年に控えたソウルオリンピックを阻止する為に、
北朝鮮が起こしたテロ事件である。事件の詳細については
後に、彼女が記したいくつかの本に書かれ、当時、興味が
あって、新しい本が出る度に、読んだことを思い出した。
その中の一つに「忘れなれない女」という本があり、ここに、
拉致被害者の田口さん(彼女に日本語を教えた人)との生活を
共にした内容が綴られている。
20代半ばで捕まり、40を過ぎた金賢姫は、すでに20年
以上を韓国で暮らしている。すでに結婚もして子供も育て、北に
いた頃とは全く異なった人生を送っている。しかし、彼女が捕まり
全てを話したことにより、彼女の家族らは比較的恵まれていた
平壌での生活から一転、強制収容所に送られ、その後の消息は
わかっていないのだ。
従って、家族に会えない辛さは、彼女自身も現在進行形で味
わっているのである。また、そういう点では、拉致被害者の
家族の人々と同じ境遇にあるともいえる。
最後に拉致問題解決について問われると、金賢姫は「北のメンツ
も立てながら…」と手短に答えた。
それは一般常識が通用しない、あの国を知る者の苦肉の言葉だった
に違いない。被害者家族らもだんだん年老いていく。残された時間は
そう多くないのだ。
どこかの政治家が「金を払って返してもらう…」などと、発言して
ひんしゅくを買っていたが、被害者家族からすれば、それで返して
もらえるなら、それでも良いと言うのが本音ではないだろうか?
この際である。日本メンツは二の次に…と思うのである。
(もちろん、それで返してくれるのならであるが…)
