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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

金賢姫

2009-03-13 15:52:58 | 時事(海外)
拉致被害者、田口さんの長男らとの面会の為、およそ
12年ぶりに姿を見せた、大韓航空機爆破事件の実行
犯、金賢姫のニュースをテレビで見ていた。

1987年、翌年に控えたソウルオリンピックを阻止する為に、
北朝鮮が起こしたテロ事件である。事件の詳細については
後に、彼女が記したいくつかの本に書かれ、当時、興味が
あって、新しい本が出る度に、読んだことを思い出した。

その中の一つに「忘れなれない女」という本があり、ここに、
拉致被害者の田口さん(彼女に日本語を教えた人)との生活を
共にした内容が綴られている。

20代半ばで捕まり、40を過ぎた金賢姫は、すでに20年
以上を韓国で暮らしている。すでに結婚もして子供も育て、北に
いた頃とは全く異なった人生を送っている。しかし、彼女が捕まり
全てを話したことにより、彼女の家族らは比較的恵まれていた
平壌での生活から一転、強制収容所に送られ、その後の消息は
わかっていないのだ。

従って、家族に会えない辛さは、彼女自身も現在進行形で味
わっているのである。また、そういう点では、拉致被害者の
家族の人々と同じ境遇にあるともいえる。

最後に拉致問題解決について問われると、金賢姫は「北のメンツ
も立てながら…」と手短に答えた。
それは一般常識が通用しない、あの国を知る者の苦肉の言葉だった
に違いない。被害者家族らもだんだん年老いていく。残された時間は
そう多くないのだ。

どこかの政治家が「金を払って返してもらう…」などと、発言して
ひんしゅくを買っていたが、被害者家族からすれば、それで返して
もらえるなら、それでも良いと言うのが本音ではないだろうか?

この際である。日本メンツは二の次に…と思うのである。
(もちろん、それで返してくれるのならであるが…)




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