ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

中国紀行 その2

2008-10-29 16:49:02 | 旅行(海外)
次の目的地を目指すために、ハルピンから再び列車にて北京へ。
ハルピン駅で切符を購入しようとするが、ここで今回初めての
「没有」である。硬臥も軟臥もない。短期旅行で座席での1泊
は辛いし…。市内のCITSにでも行ってみようかと思ったが、
宿泊しているホテルの隣に火車票の看板があったのを思い出し
先にそちらへ…。

そしてそこには見事、2枚の北京行き硬臥の切符があるではないか。
しかも駅売りと同額である。中国で希望通りの列車の切符が買えると
なんだがうれしくなる。まるで今日はラッキーな日なのではないか、
と思うくらいである。かつては1日仕事だったからだろうか…?
しかし、今でも途中駅からの寝台の切符などは非常に困難なようだ。

そして翌朝、再び北京に…。
宿は、故宮の北、南鑼鼓巷に取った。この通りは、安宿やカフェ、
雑貨屋などが並びいずれバンコクのカオサンロードのようなツーリスト
エリアになるような感じのところである。いや、もうすでになっている
ような感じもする…しかし、カフェも雑貨屋もちと高めであり、
どちらかというと、欧米人が好みの店が多い。

泊まった宿で自転車を借り、市内を走る。しかし、北京のメイン観光は
故宮でも万里の長城でもない、動物園である。目的は大熊猫、パンダのみである。
なんと言ってもここでは、ガラス張りなしでパンダが見れるのである。
パンダ好きには最高の場所だ。午後からにも関わらず、運良くパンダが
木登りしたり走ったりするのが見れ、アップの写真もたくさん撮れて大満足で
あった。以前はクッキーなどを上げられたのに、今回はそのようなことは
誰もしておらず、少し残念であった。これもモラルの向上か、まぁ
素晴らしいことである。

その他、北京では、天安門広場の公安の異様なまでの多さにびっくりした。
制服だと対外的な印象が悪くなるからなのか、私服の公安も大勢いるのだが、
しかし、目つきも相当悪く、手ぶらでイヤホンときては、いかに私服でも
誰が見ても一目瞭然ではないのか…。フリーチベットのTシャツでも着て
警備するくらいしないとバレバレであろう。

そして北京ダックを食し、次なる目的地、山西省、平遥(ピンヤオ)
へ行くために、再び北京駅へ列車の切符を買いに行った…。

そうそう、北京駅に隣接する国内線航空券売り場には、早朝などの条件が
あるが、かなり安いチケットも販売されていた。

北京―ハルピン片道290元(約4,060円)、北京―上海片道240元
(約3,360円)、北京-西安―重慶―ラサ―北京1500元(約21,000円)、
北京―ウルムチ片道440元(6,160円)などなど、

中には鉄道の硬臥並みの運賃で飛べるところもあり、中国でも空の
自由化が確実に進んでいるようであった。
中国の飛行機も使い方次第で、時間も費用も効率よく旅行できる
交通手段になったのだと、つくづく時の流れを実感してしまった。

つづく…



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