日本、中国、韓国の3ヶ国は、いずれも儒教文化の影響を
受けた国である。現在でも大多数の若者が、父母を養う意識を
共通して持っているという。
されど、この3ヶ国の中で最も親孝行なのは、中国人だそうである。
数年前に日中韓の3ヶ国で青年を対象にした意識調査が行われた。
調査が行われた中国の若者の内、実に80%以上が「いかなる状況
においても、全力で父母の面倒を見る」と答えている。
一方、日本ではこのような考えを持っていたのは、わずか20%
に過ぎなかったという。
また、「大人になって独立した後の、兄弟姉妹との付き合い」
については、中国、韓国共に「お互いに感心を持ち、互いに
助け合う」と80%以上の若者は回答している。
では、日本ではどうか? 同様の回答をしたのは、その半分の
40%であったという。
全く日本人は、いつからこんなに薄情になってしまったのか?
戦前、戦後のまだ日本がとても貧しかった頃は、そうではなかった
はずだ。家族皆で助け合い、親を想う気持ちは今の何倍もあっただろう。
おそらく豊かさと引き換えに、そのような意識を忘れて行ったに
違いない。
「金は親子も他人」、「兄弟は他人の始まり」などという言葉が
存在するのは日本だけで、他のアジアの国々では考えられない
ことである。
親孝行できるのは、親がいるうちだけである。
小さな親切でもきっと喜んでくれるはずである。
早速、探して見ようと思う今日この頃である。
