

マスコミでは殆が今日は「終戦記念日」と呼んでいるが、正しくは〝敗戦の日〟だ。
敗戦と記す新聞記者もたまにあるが稀だ。こんな扱いでは、嘗てマスコミが戦争に利用されたように、また権力に利用される虞がある。
我国の戦争も遠い昔のこととなり、勝者も敗者も分らない若者達が多いのでは???
京阪百貨店の「アフガニスタン写真展」

アフガンは古来アジアとヨーロッパの文明の十字路で幾多の紛争に巻き込まれて来た歴史があるが、近年では1979年のソ連軍の侵攻、1996年タリバン政権の誕生による古い貴重な文化・文明の破壊と不当な支配、2001年9月11日のアメリカへのテロ攻撃を理由にして、10月よりアメリカはタリバン掃討のアフガン戦争を始め戦火は今も収まらない。今後アメリカはイラクに代わりテロ撲滅としてアフガンでの兵力増強を図る方針のようだ。「目には目を」の報復の連鎖では何時になると平和が実現するのか。
この写真が撮影された頃の人々は平和な暮らしを送っていた。
戦争の犠牲者は何時も弱者だ、アフガンでは爆撃による無辜の死者、怪我に悩む人々、パン屑に腹を満たす避難民・・・〝敗戦の日〟に因んで平和に毎日を送ることができることに感謝して、戦争を起こさせないように常に監視しなければならない。
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