かんかんで照りの暑さ 旧暦5月大10日
京都市・桂の〝洛西竹林公園〟(西京区大枝北福西町)の訪問を主目的に出掛けるも、折角ここまで来たのだからと更に足を伸ばして嵐山から、錦市場、三条へと周遊する。
今日は〝洛西竹林公園〟の概観を紹介し、続いてシリーズで詳細を掲載したい。
阪急電車「桂駅」からバスで約15分〝洛西竹林公園〟に到着、流石筍で有名な「山城」の地、途中で竹薮が方々で見かけられる、園に入るとすぐウグイスが高らかに澄んだ声で絶え間なく啼いて歓迎してくれた。
〝草山のしたしさは鶯も啼く〟山頭火
↓入口から少し上がったところは稍々高台になっていて、そこから京の西山が望まれる
↓「竹の資料館」から眺めた景色

好天続きで空気がカラカラに乾燥し方々で山火事が起きている。
久し振りの雨で自然や大気は潤い、植物は一息つけたことだろう。
幸い風が無く散りかけたサクラももう少し楽しませてくれそうだ。
明日からは恒例の〝造幣局の通り抜け〟が始まる。 21日までだが予報によると終盤の天気が心配だ。




この所、季節はずれの暖かさが続き今日は堺を初め夏日を記録したところがあった、3月としては観測史上初めてと言う。しかし来週火曜日頃からまた平年並みに戻るとの予報。
ハワイでは気温の低い日が続いて対策に大童、観光客は寒くてとても水泳は出来ないとか。
既に言われていることだが世界的な気候の異変が今後益々心配だ。
これ全て人間が原因を作り、現在発言権の無い子孫に禍根を残すことになる。




暦は今月も入れて残り2枚、早いもので多難な年だったが後僅かとなる。
明日から当分寒さが厳しくなりそうだ、旧暦では10月から12月が冬。



この所、朝にはクマゼミの鳴き声が喧しくなってきた。子どもの頃九州ではこの蝉のことを〝ワシワシ〟と呼んでいた。たぶんワシワシワシワシと鳴くからであろう。油蝉やミンミンゼミ、夏の終わりにはツクツクボウシもいたが専ら蝉取りと言えば、この〝ワシワシ〟だった。
クマゼミについて今日の毎日新聞「余 禄」に興味ある記事を見つけたので次に紹介します。
「世界で一番やかましい」といわれる大阪のクマゼミ。今夏の発生量は、昨年の約8割で平年並み、と大阪市立自然史博物館の学芸員、初宿(しやけ)成彦さんが予想している。周りの長居公園の初鳴きは9日で、昨年より10日遅かった▲鳴き声音量のピークは8月1日、90デシベル(騒々しい工場の内部)程度という。街のクマゼミは人を恐れず、低い木でもでかい声で鳴く。その大合唱は夏の甲子園が終わるころまで続き、暑苦しさをかきたてる▲クマゼミは南方系で、30年前まで大阪では少なかった。だが、昨年の大阪府の調査では府内で7割、大阪市内で9割を占めるまで増えた。温暖な和歌山県ではアブラゼミのほうが多く、クマゼミにとってヒートアイランド化した大阪の街はすこぶる快適のようだ▲セミは数年に及ぶ幼虫期を樹木の根で生息する。その分布を左右するのは気温ではなく地温で、大地の温度の微妙な差によるという。クマゼミの分布が北上する傾向が見られるが、それは地球温暖化よりも各地の都市化現象による影響のほうが大きいらしい・・・(以下省略)」

小さい花でも命ある限り咲かせたい
時々
朝一時
激しい雷雨 旧暦6月小6日
近くの「打上川治水緑地」の直ぐ北東に隣接する団地や住宅地間近の「遊水地」。ここに蛍が見受けられるようになった。
昨夜、散歩途中に下の写真右下付近で2匹点滅するのを見かけた。手前から右側にかけて草に覆われていたが今日夕方には刈り取りが進んでいた。
こんな状態で蛍は無事生息できるのかと心配だ。
刈り取りが進む



西日本で観察できる3年4ヶ月ぶりの〝皆既月食〟次回は2010年12月21日。
月食とは太陽、地球、月の順で一直線上に並び、太陽光が地球にさえぎられ、月が欠ける天文現象。
今回は午後5時51分に始まる。大阪では午後6時28分に6割ほど欠けた月が昇る。月全体が地球の影に完全に入る皆既月食は同52分から約1時間半。その後欠けた部分が徐々に小さくなり、午後9時24分に終わる。
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午後9時頃までは空一面雲に覆われ、月の姿は見えない、今日は見ることが出来そうにないと諦めていたが・・・・月が姿を現した時は感激した。
自宅ベランダからの撮影だが初めは要領が分らずうまく写せなかった。自宅にもかかわらず不精して三脚も使わずうまく写せる道理がない。

21:06 雲の切れ間に姿を見せる

21:16 この後、殆ど雲のかかることなく観察できる

21:17

21:18

21:20

21:22

21:25 ほぼ満月に

21:29 満月に戻る
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夜中から払暁にかけて
久し振りの纏まった
後
時々
旧暦7月小11日 処暑(暑さが峠を越えて後退し始めるころ)
久し振りの纏まった雨で暑さが稍々和らいだが蒸し暑い1日となった。




久し振りの纏まった雨で暑さが稍々和らいだが蒸し暑い1日となった。


この所、毎日のように今夏一番というの高温記録が更新されている、今日は埼玉・熊谷、岐阜・多治見で40.9℃を記録74年ぶりらしい。
この暑さ、来る日曜日頃には一時緩和されるが、また暑さ再来し当分続きそうだとのこと。
夏前には今夏は暑い夏と予報していたが7月は寧ろ過ごしやすく、8月に入り猛暑となった。 夏は夏らしく暑いのがよろしいが程度問題だ。

暑さを紛らわす〝夏の風物詩〟