8月28日 練馬区立美術館へ行ってきました。
「舟越保武彫刻展・まなざしの向こうに」 ~9月6日
舟越さんは、岩手県生まれで、中学時代にロダンにあこがれて彫刻家を志しました。
戦後の日本を代表する彫刻家で、その大回顧展です。
展覧会のポスター 「勝虫」のトンボがお出迎え
練馬美術館へは、初めて行きました。前庭の「区立美術の森緑地」がリニューアルオープン
したんだそうで、色んな動物の作品が芝生の中に遊んでいて、楽しい公園になっていました。
「美術の森緑地」の動物たち ネリマーマ
1950年家族全員で洗礼を受けた、カトリック信仰と深い精神性をもった作品が並んでいました。
キリスト教をテーマにした作品では、ローマ教皇から勲章も受賞したそうです。
「道子」 船越さんの奥様 ブロンズ 「荻原朔太郎」 日本近代詩の父 ブロンズ
長崎の西坂公園にある「長崎26殉教者記念像」 (50歳~4年間の作)
豊臣秀吉が発令したキリスト教禁止令(1587年)によって、処刑された最初の
クリスチャンたち。 高さ5.6m 幅17mの昇天する姿です。
「長崎26殉教者記念像」のうち4体 繊維強化プラスチック TVより
原の城 ブロンズ TVより
笠間の日動画廊でも見ました。戦いに生き残った兵士の姿
ダミアン神父 ブロンズ ぶらぶら美術館TVより
ハワイのハンセン病患者だけの島で、祈り、共に暮らし、自分も病になって
天に召されたダミアン神父。
BSテレビ「ぶらぶら美術館」で放送があって、次男の彫刻家・舟越桂さんの
説明も良かったせいか、平日で、会期も終盤なのに かなりの入りでした。