花歩る木

山と旅がすきです

ウオーキングフェスタ東京

2012-04-30 11:58:49 | ウオーキング

 4月28日、29日 歩くイベント「ウオーキングフェスタ東京」が開かれました。
       4月28日   都立小金井公園を中心に開かれた「第17回
        ウオーキングフェスタ東京」の様子を見に小金井公園へ行ってきました。
        前日とはうって変わった快晴にめぐまれて、9時に会場に着きましたが、
        ?千人の参加者が出発を待っていました。        

        
         スタートします!
         
        小金井公園正門入口        先頭集団の足取りは早い!早い!
        
        「東京国際スリーデーマーチ」が一新され、「ウオーキングフェスタ東京」
        になって初めて。(昨年は震災の影響で中止された)
        今までの3日間が2日間に日程を変更。小金井公園いこいの広場を
        スタート・ゴール地点に、北方向へ多摩湖などを回るサクラルートと
        南へ野川沿いを歩くハナミズキコースの2ルート計8コースがありました。
       
        少しは歩いてみたい・・・と、 1日目はサクラコースを小平霊園まで
        歩きましたが、霊園のなかでルートを見失い、この辺で脱落。
        小平駅から西武線に乗って帰宅。それでも18,630歩、歩きました。
      4月29日
        この日も好天に恵まれて、新緑のこぼれる武蔵野のウオーキングが
        行われました。参加者のゼッケンには、「完歩!」「がんばれ日本!」
        「歩けることに感謝!」などのメッセージが続く。昨日も今日も30Kと
        いう人が次々追い越していく。気合の入れ方が違う。とーちゃんと私は
        じゃまにならないように道の端を歩きましたよ。
        
        
        

         
        深大寺                   紋が実家と同じのを発見。
         
        手作り市が開催されていました。 水車が深大寺に3~4台見られました。
         
         野川 菜の花が見ごろ。     背中が痛いので腰バックにしています。
        
        
         野川のほとり。新緑があふれる、緑の風がそよぐ。

        野川公園自然観察園で咲いていた花。                 
         
         
         
               サクラソウ             カントウタンポポ
               クサレダマ             オドリコソウ
               ホタルカズラ            チョウジソウ

        
         ハナミズキは桜の直後からお庭や並木道を彩り始めます。
         今日のコースは本当にハナミズキが多かったです。

         ハナミズキは日本の桜の返礼としてアメリカから贈られて以来、
         まだ100年に満たないのに、若葉のころの日本の風景に
         なくてはならない花になっています。   
         
         2日間で18,000人が心地よい汗を流したそうです。私たちは
         美しい道を10K未満歩いて、途中からバスで帰りました。
         完歩には程遠いけれど18,885歩 歩きました。

             


        


ドレスデンとベルリンの旅 3

2012-04-24 15:16:53 | 

4月15日、16日 ベルリンを見て歩き。

        ベルリンはドイツの首都で、人口は350万人。
        名前の由来はスラヴ語の“ベルジーナ”で、意味は池や湿地。
        しかし、イメージがあまりよくないということで、発音が似ている「熊」
        (ドイツ語で“ベール”)が市章に描かれているそうです。
     
           ベルリンの位置

        4月15日
          ベルリンの壁 ⇒チェックポイント・チャーリー ⇒壁博物館 ⇒
          イーストギャラリー ⇒ペルガモン博物館 ⇒ブランデンブルグ門

        東西分断の悲劇を乗り越え、文化、学問、芸術の中心地として
        新しい都市に生まれ変わり、発展し続ける街を見て歩きました。 

        ペルガモン博物館
        一番興味を持っていたのは、トルコを旅したとき、ガイドさんに聞いた話。
        「ペルガモンの遺跡はトルコの青い空の下にあってこそ生きるから
        返して欲しい」というトルコ大統領の要求に対して 「それでは博物館の壁を
        トルコの空の色に塗り替えましょう」とドイツの大統領は返事をしたそうです。
        が、壁は空の色にはなっていませんでした。

        ブランデンブルグ門
        第二次大戦後、長らく廃墟の中にくすんでいたモニュメントは、ドイツ
        再統一後、見事に修復されて、今は象徴であり、観光スポットになっています。

        4月16日
          ベルリン大聖堂 ⇒新博物館・エジプト館 ⇒アンペルマンショップ 
          ⇒ デパート(KDW)

        新博物館・エジプト館
        ネフェルティティの胸像
           
         
                                                  byBSジャパン
         シュプレー川の中州の博物館島には、5つのmuseumがあります。
        free timeは運悪く月曜日でしたが、その中で新美術館のエジプト館が
        オープンしていました。5000点の古代エジプトのコレクションがあります。
        その中で一番の至宝はこの「ネフェルティティの胸像」です。 トトメス作。
        47㎝、20kg。「美しい人の訪れ」の意をもつ、アメンホテピの王妃。
        右目は光り輝く石英。白い左目は謎めいて神秘的です。トトメスがあえて
        未完成にしたのでは? ・・・とも考えられています。   
        今年 ナイル河沿いで発見されて、100周年を迎えています。
        ヨーロッパ人の美の理想そのものであり、現代にも通じる美しさを持っている
        といわれています。仏ルーブルの「モナリザ」のように特別な存在で、
        一室を独占。厳重な警護。ここだけは写真撮影禁止でした。


        アンペルマン
          
        
        アンペルマン   信号機に描かれた記号です。
        旧東ドイツ時代に子供たちの交通事故を減らす目的で開発されました。
        この男の子をAmpelmannといい〝Ampel“とは交通信号灯のことです。
        ドイツが東西統一となり、一時はベルリンからも姿を消すことになりましたが、
        キャラクターを救うべく、運動が起こり、現在でも市民に愛されていて、
        復活と交通安全のシンボルになっています。
        日本の交通信号を改めて見てみると、よくできていますね。真面目すぎるかな?  
        このキャラクターのギャラリーがあって、文房具、Tシャツ、キーホルダーなど
        様々なグッズがあり、私も携帯傘やグミ、ストラップを買いました。


        ドイツの人、足が長く、顔が小さい。歩く姿勢がとてもきれい。
        ドイツの町は明るくて、ごみはなく清潔で、きれい。
        ドイツの食事、多すぎて半分残すのが、心苦しい。
        
        新生ドイツとなって20年が過ぎ、新たな歴史を歩み続けるドイツ。
        今度は芸術、文化、文学・・・で、同盟国になりましょう。

                             
                          18日午前  無事に帰国しました。


ドリスデンとベルリンの旅 2

2012-04-23 10:51:58 | 

4月14日ドレスデン⇒マイセン⇒ポツダム⇒ベルリン

        とてもいいお天気!! 
        空気は冷たかったが、気持ちのいい朝でした。
        ダウンコートを着ている人もいました。



        マイセン 

        「白い金」  マルコポーロが17世紀に東洋から持ち帰ったものは、
        欧州の王侯貴族を魅了。ザクセンのアウグスト強王が磁器工場を
        古都マイセンに開きました。 錬金術師ベドガーの苦労と研究の末、
        白磁が完成し、これが欧州最初の白い磁器となりました。
        マイセンの製品は青い双剣とブルーオニオン模様が特徴。

         
         ろくろと成形              細かい部品をくっつける。
         
        下絵つけ(950℃で焼いた後)   双剣デザインの移り変わり。

               
         左;1920年代に復元したセンターピース 高さ3.5Mあります。
         右;1720年頃にアウグスト強王が命じて、280年後の2000年に
           完成。最も納期が遅くなったパイプオルガンです。

         
        マイセンの食器をつかったモーニングティー。     花の名前は?

       ポツダム  ベルリンの南西26K

       「サンスーシー宮殿」は1747年に完成したプロイセン王の離宮
        と広いお庭。王は多くの芸術家をこの離宮に招き、親交を深めたそうです。
        「サンスーシー」という 宮殿名はフランス語で 「憂いなし」という意味だそうです。

        
       
  
        庭園の花。ゆりの仲間ですか?     ニリンソウですが、黄色いのは初めて。

       ツェツィリンホフ宮殿    「ポツダム会談」の舞台

        1945年7月17日から8月2日まで、第2次世界大戦を修了させ、
        日本降伏後の各国の役割をきめた「ポツダム会談」の舞台を見学。
        チャーチル、トゥルーマン、スターリンが事務所として使った部屋などを
        見学しました。
                               ⇒ ⇒ ベルリンへ


ドレスデンとベルリンの旅 1

2012-04-21 17:41:16 | 

4月11日~18日 ドイツのドレスデンとベルリンを旅しました。 

            11日の夜、ベルリン到着。
       12日出発時だけ   あとは毎日                 
                                                 
       ベルリン⇒ヴィッテンベルグ⇒デッサウ⇒ライプツィヒ⇒ドレスデン
     
         ライプツィヒ
       聖トーマス教会はバッハが27年間オルガン奏者、音楽監督を務めた。
       又、大学町でもあり、ゲーテやニーチェが学んだ。文化、音楽、文学の町。
      

            13日ドレスデン
            ドレスデンはザクセン州の州都で、人口51万人。チェコとの国境まで
        30km程。王朝時代より、芸術・文化の中心地として、
        その名を轟かせた 私の憧れの古都です。              
        ドイツ・バロック時代の姿を留め、まるで町全体が美術館のようでした。  

         
         ドレスデンの位置                アウグスト強王(ザクセン王)        
              
  
                        右下の四角をクリックして大きな画面で見てください。
                                     Escで戻れます。

       
        ドレスデンは壮大なバロック建築に彩られ、「エルベ川のフィレンツェ」
        と称されて美しい街並みを誇っています。
        が、そのほとんどが修復されたもの。第二次世界大戦の空襲で、町の
        85%が破壊されてしまったが、戦後みごとに復興をとげました。

       アルテマイスター絵画館
                 
               アウグスト強王が50年ほどの間に収集した美術品の宝庫。           
              16~17世紀のイタリア、オランダ、フランドルの絵画が多い。
                      
         
         アルテマイスター絵画館     館内。突き当りは「サン・シストの聖母」

        
       「サン・シストの聖母」は絵画館最大の宝物  ラファエロ(1513年に完成)

         
        左;「手紙を読む女」 (1659年頃) フェルメールの初期のもの。
        右;「眠れるヴィーナス」(1510年頃) ジョルジョーネ
            完成前に亡くなったので、ティツィアーノが風景などを入れて完成させた。
            その後、ティツィアーノ、ゴヤ、マネに影響を与えた。


        ドレスデンは 「エルベの真珠」「エルベのフレンツェ」と謳われた、
        美しいエルベ河畔の古都で、ゲーテもこの川の眺めを愛し、
        「ブリューリュのテラス」を「ヨーロッパのバルコニー」と称賛しました。

        しかし、第2次世界大戦中、米英軍の空爆により完全に廃墟と化して、
        時には 「ドイツのヒロシマ」 とも言われているそうですが、
        21世紀になってようやく元の形に再建、復興できたのです。

      
      
              
        街角のポスト。黄色ですよ。     ホテルの朝食。日本人客のために
                              味噌汁の用意がありました。


山梨 信玄公祭り

2012-04-09 19:23:57 | 

 4月7日信玄公祭りを見に行ってきました。

                4月6~8日の3日間、甲府で「信玄公祭り」が開かれました。
        そのメーンイベント「甲州軍団出陣」を特別観覧席で見るツアーに
        参加しました。(41回目)

        事の始まりは、小六の孫が戦国武将好き、武田信玄好きで、
        私も井上靖の「風林火山」を読まされました。
        ならば、「信玄公祭り」を見に行こうかと オフィシャルツアーに
        孫、じーちゃん、ばーちゃんの3人が申し込みました。
        後で18歳未満はだめだということが分かって(なぜ?子供にこそ見せるべき)
        じーちゃんとばーちゃんだけで行くはめになったのです。

        
         甲府駅前の 武田信玄公銅像

         午前中は県立博物館を、解説付きで見学。
         午後はバスで信玄堤を散策。

         

        
        昔は暴れ川だった釜無川 洪水の流れを弱めるための聖牛(ひじりうし)


         甲州軍団出陣式
        
        勇猛果敢な武田軍1500人集合。おやかたさまは俳優の沢村一樹さん 

        
          沢村一樹さん 貫禄、オーラがありますね。

        
          湖衣姫(=由布姫) 三条夫人  大井夫人  武田四郎勝頼

        
         いざ出陣! 川中島へ!  エイ エイ オー!!

        
         山本勘介役は 俳優の伊吹吾郎さん

                                
                 甲府駅前の広場を交通止めにしたメイン会場でした。

           
         夕方からは気温が下がって、寒い寒い。とうとう最後まで我慢できなくて、
         山梨の鳥もつ煮を食べにおそばやさんへ退散しました。
       
         1500人のよろい武者が一堂に集まる信玄公祭りをギネス世界記録に
         挑戦する試みをしていました。 ビデオでも撮ったのかな?                      

        
         魅力的な観光資源として、山梨を代表する歴史上の人物は 武田信玄
         しかいないでしょう。  何から何まで「信玄公」なんです。
         山梨で「信玄」なんて呼び捨てはいけません。「信玄公」と言って下さい。


鎌倉 源氏山

2012-04-08 20:20:04 | 山歩き

 4月6日山友達と鎌倉の源氏山コースを歩いてきました。

        北鎌倉から、浄智寺を経て、源氏山まで山道を登り、尾根道を通って
        大仏(高徳院)へ至るハイキングをしました。7人で。

        北鎌倉駅で集まって、まず円覚寺を参拝しました。

        
                 円覚寺山門  夏目漱石の 「門」にも描かれています。
                                   もう1度読んで見なくちゃ。

        塔頭寺院の1つ松嶺院「山野草の花の寺」で開き始めた野の花を見学。 
         
         タンチョウソウ             ミズバショウ
         
         ニリンソウ                キブシ


         
         開高健さん自筆の墓石        田中絹代さんのお墓

        花を楽しんで高台に巡ると、墓地があり、なつかしい有名な方に
        お会いできます。佐田啓二さん、オウム真理教被害者坂本弁護士の墓も
        ありました。

        
         円覚寺境内の白モクレン

     

        
         東慶寺のしだれ桜

         
         源氏山の源頼朝像          大仏切通しトンネルの側へ下山

        
         「かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は
             美男におわす夏木立かな」 の歌碑が後ろ庭に立っています。
        
         「大仏は釈迦じゃないんだよ。実は阿弥陀さんなんだ・・・」 と
         川端康成が「山の音」で書いているんですが、晶子さんかまいませんか?

         「大仏はいつ立ったか知ってる?」 とユーモアレディから歴史の問題が
         出されました。 あわててアンチョコを探さなくても大丈夫。・・・最後を見て!


         
         5~6分になった段葛のサクラ    源氏池は7~8分咲き

        1日置いて、また鎌倉へ行ってきました。
        東京は満開になったのに、桜の名所源氏山はまだ早い。       
        鎌倉の段葛もやっと6分ぐらい。人出は平日なのにたっぷり。
        土、日の混雑が思いやられます。
      
        山友達とは、頼朝像の隣で、トンビに驚かせられながらも、
        格別に楽しいランチ。途中雨が降ってきてもあわてる人はいない。
        鎌倉の歴史の厚みもよくご存じ。・・・だから楽しかったです。


                                答え:一度も立った事ないんです。


鎌倉 浄妙寺

2012-04-04 17:23:43 | ウオーキング

 4月4日鎌倉の北東部を散策しました。

        昨日(4月3日)は列島に台風が吹き荒れました。
        その低気圧が通り抜けて、素晴らしい青空が戻ったので、
        鎌倉の春を歩いてきました。

         
         八幡さまの桜が8分咲きでしたが、これはソメイヨシノではないのよ。

         
         左:段葛(だんかずら)のさくらはやっと開花したところ。
           二の鳥居から三の鳥居にかけて中央に土手を築いた道が段葛。
           37歳の頼朝が世継ぎの男児がほしくて、政子の安産を祈願して                       
           作った道。
         右:宝戒寺  「花の寺」として有名ですが、梅が終わって、今は椿。
           九月下旬の 白ハギ が特に有名。

         
         左:杉本寺 坂東三十三ヶ所巡礼の一番札所です。

        
         杉本寺は鎌倉で一番古いお寺、苔むした石段は今は使用していない。
         山門も本堂も茅葺屋根で、平安と鎌倉時代の三体の十一面観音
         が安置されている。
         昭和六十三年には皇后陛下と皇太子さまが参拝なさっている。
         
        
         杉本寺の鐘突き堂、カンヒ桜が丁度イイ開花。

         
         左:浄妙寺 鎌倉五山の第五位。梅が終わって、ボタンがまだの時期。
           禅寺らしい整然とした雰囲気。
         右:高台から眺められる衣張山。次はこの山を目指します。

        
         石窯ガーデンテラスとイングリッシュガーデン。浄妙寺の境内です。

         4月2日のNHK昼の番組にこのレストランが紹介されました。
         丁度鎌倉行きを決めていたので、お昼を食べにいってきました。
        
         浄妙寺の山門から、山のほうへ遊歩道をたどっていけば、
         木造3階建ての洋館が現れます。
         大正11年に貴族院議員邸として建てられたものを、
         2000年にガーデンテラスにしたものとか。

         スコットランド人のガーデナーが丹精している、ナチュラルガーデンを
         見ながらのランチは至福でした。
         (食事の写真はいつも食べ終わってから気がつくんです。残念ながら)
         
         

        
         散歩道の煉瓦でさえ、こだわってイギリス製だとか。

         
                               アミガサユリ    別名ーバイモ


         鎌倉は7~8年前何度も通いました。
         取りつかれると、また行きたくなるところです。

        

        


映画「マーガレット・サッチャー」

2012-04-02 09:31:59 | 映画 演劇

3月29日 映画 「マーガレット・サッチャー」 鉄の女の涙
        を 見てきました。

        “鉄の女”との愛称で知られる英国史上初、唯一の女性首相
        マーガレット・サッチャーは、当時の封建的な男社会の中でも
        強力なリーダーシップを発揮、英国内のみならず、世界中に
        影響を与えました。
        一方、家庭では愛する家族との時間を犠牲にしていた
        サッチャーの深い孤独が描かれていました。

       
      サッチャーに扮したメリル・ストリープ                        by NHK
      きれいですね~!!

        

        
                                         NHKのインタビュー画面より

        本年度アカデミー賞主演女優賞を受賞したメリル・ストリープ。
                2度めのオスカー受賞で 「なぜまた彼女なの?」と 聞こえたけど
        「いいの、そんなことは」と おどけて見せたらしい。
        メイキャップ賞も受賞したこの作品でメリル・ストリープのサッチャーさんは
        そっくりすぎ!! 横顔など驚くほどでした。
        髪型を作り、ファッションを工夫されて 「サッチャー」が出来上がっていく
        過程はおもしろかったです。
        
        65歳で引退し、夫に先立たれてからのサッチャーの孤独と苦悩を
        メリルストリープは見事に演じていましたが、
        現在、86歳のサッチャーさんは、認知症をわずらっていて、
        この映画を見ることはないだろう・・・と聞きました。

        NHKのインタビューで「野田首相にアドバイスは?」と質問されると
        「演技のアドバイスならいつでもするわよ」・・・とオスカー女優は
        かわしていました。

        朝ドラのヒロインの糸子さんも「私は死にました」・・・といってドラマは
        終わりましたが、誰にも老いと死はやってくるんですね。

               新宿の大きな映画館で観客は50人足らず。 評判だから
               どんなに混んでるだろうと思ったのに、意外でした。