花歩る木

山と旅がすきです

矢倉岳(神奈川県)登山

2017-01-30 15:31:21 | 山歩き

1月29日矢倉岳(870m)に登ってきました。
     15年前に行ったことがあり、今でも何とか行けそうな山、で、雪がなさそうだから、
     と言う理由で、行ってみよう・・・と小田急線で小田原近くの新松田を目指しました。

     新松田駅からバスに40分乗って、地蔵堂まで

      
      
      
      舗装された県道を足柄万葉公園に向かう。途中から足柄古道を歩く
      奈良、平安時代には、関東へ入るための道だった…そうです。

      
      足柄峠 万葉の時代から東と西の歴史を繋いできた峠
      万葉植物園 万葉集に謳われた歌碑と万葉植物がみられる公園(冬場は何もありません)

      矢倉岳(870m)  足柄峠から1.5時間ほど歩いて、続いて登ります

      
      カヤトの山頂からは360度の展望が得られ、富士山の好展望地として人気のある山です

      
      午後1時には、このお二人が帰って、頂上は我々だけのものになりました

            気が付いてみたら、周りにだれもいなくなって、こんな立派な富士山が
     我が物になっていました。何て贅沢な!
     頂上直下は、勾配の急な、ぬかるんだ所もあって、きつかったですが
     頂上は、箱根連山が見渡せ、大きな富士山が手の届く感じ。
     いい山でした


城ケ島(神奈川県・三浦半島)ハイキング

2017-01-28 13:44:26 | ウオーキング

1月26日三浦半島の城ケ島へハイキングしてきました。
      水仙が見ごろ、地元の美味しい魚で新年会をしました。   30名参加

      品川から京浜急行に乗って1時間20分。三崎口から30分のバスに乗リ、城ケ島
      大橋
(昭和35年に竣工)を 渡れば、周囲4キロの城ケ島に着きます。 

      城ケ島大橋の麓に、北原白秋の詩碑と記念館があります。
      「雨はふるふる城ケ島の磯に 利休鼠の雨が降る…」 帆型の自然石に白秋の自
      筆の
文字が刻んであります。  記念館で「利休鼠」色が展示されてありますが、
      日本
には、多様な色合いがあって、麗しい名前がつけられていますね~   
      

           
               北原白秋詩碑                    北原白秋


      県立城ケ島公園  島の東半分が整備された公園です。

      
      
      
      春一番の花便り  約30万株の八重水仙が香っています。

      
      展望台からは、360度の大パノラマです。                千葉の鋸山が丸く見えます

      
       馬の背洞門   自然が作り出した芸術品     昔はこの上を通ったらしい。

      
      切り立った断崖を通り過ぎると磯遊びの出来る浜辺が続くハイキングコース

      
      あら~ タモリさんが好きな断崖、断層を観察している人がいました

      地魚「カネあ」で新年会

      
      マグロ1匹をを食べつくした後、3時間炭火で焼いたかまを頂きました

      ミシュラングリーンガイドで2つ星をもらった城ケ島です。「近くにいれば寄り道をして
     訪れるべき場所」 と言う位置づけだそうです。
    
     春の様な穏やかな一日で、マグロを存分に食べつくし、存分に飲んで、申し分のない

     今年の歩きはじめでした。      
      


マリー・アントワネット展 (森アーツセンターギャラリー)

2017-01-21 13:01:54 | 美術館

1月20日 曇り時々雪、という寒い日、美術館はすいているかも・・・と思って出かけました。
    「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」
                                                                    ~2月26日まで
    波乱の人生を送ったフランス王妃マリー・アントワネットの生涯をたどる展覧会。
    フランス以外の国では、はじめての催しだそうです。

      
      六本木ヒルズの広場   この奥の方から右手のビルの52階に上ります

      
      ベルサイユ宮殿の庭園側(雪の風景)                       「日曜美術館」から

      
      ヴェルサイユ宮殿鏡の回廊で 14歳のアントワネットは結婚式をあげた  1770年5月16日

      
      即位  ルイ16世(20歳)                   王妃マリー・アントワネット(19歳)
 
      
      フランス王妃 マリー・アントワネット 1785年   豪華な宮廷用ドレスに身を包んでいます

      
      王妃の寝室 寝室であっても公のものとして作られるため華美な装飾がほどこされている

      
      王妃がプライベートな時間を過ごした「プチ・アパルトマン」                 撮影 OKでした
     
      今回の王妃の浴室・居室の展示は、目玉の一つで実際に使われた家具なども
      原寸大で再現したものです。宮殿を訪れたような臨場感を味わえました。
           
           アントワネットの栄華は、ここまで。やがて激動の時代がやってきます。
     フランス革命についての資料や絵画、投獄生活で身に着けた粗末な下着もあります。
      
     私もパリのセーヌ川のほとりにあるかっての牢獄・コンシェルジュリーで、アントワネットが
     かくまわれていた部屋を見ました。粗末なシュミーズ姿で(人形の)後ろ姿がうすぐらい
     光の中に座っていて、狭い部屋なのに、2人も監視がそばにいて、何という哀れさ!
     むごさ!・・・何とも言えない彼女の孤独と哀しみを感じたものです。

      
      処刑される直前まではいていた靴の片方も展示されています。

      
      死刑の処されるマリー・アントワネット   1793年10月16日           日曜美術館より

      断頭台に向かう際に見せた威厳に満ちた態度は、人々の心を打ち「悪女から聖女へ」 
     イメージを
変えられた・・・と言われた。 この人、世間知らずだったけど、
     そんなに悪い人だったんでしょうか?


    
     実在の人物でありながら、37年の生涯をたどって、小説か映画を見たようなため息が
     出ました。仏
の歴史に刻まれただけでなく、「エリザベート」と同じく全世界を魅了しています。
     観客はほとんどが中年位の女性。「ベルばら」の世代なんでしょうか。
     男性は20~30人に一人。 全体に
混んでましたよ。

 
      
      


バレエ 「白鳥の湖」

2017-01-14 15:11:09 | 映画 演劇

 1月9日 バレエ 「白鳥の湖」 を見てきました。

      古典バレエの名作 「白鳥の湖」 を見に行こう…と、娘が誘ってくれました。
      芸術の古都・キエフから 名門バレエ団がやってきて・・・その中でも
      一番華麗で有名、ポピュラーな 「白鳥の湖」ですので、期待が膨らみました。
      

            

       物語は、森の湖畔で運命的に出会う、王子と白鳥の姿にされた囚われの姫オデット。
      二人は永遠の愛を誓うが、王子は悪魔に惑わされる・・・
     
      清純な白鳥と妖艶な黒鳥の2役をトップソリストが演じ分ける・・・ところが見どころ。
        休憩40分(20分20分)を入れて約3時間は夢のような公演時間。
    
      古典バレエの最高峰でした。
      キエフバレエ団は、140年の歴史を誇るウクライナの劇団で、スターたちの美しいスタイルと
      抜群のテクニック、ダイナミックな迫力ある舞台には息を飲みました。

      同時に浅田真央さんの3~4年前の白鳥、黒鳥のフィギュアの舞いが思いだされました。
      あのころの真央ちゃんよかったな~


高尾山・初詣

2017-01-07 20:55:02 | 山歩き

 1月6日高尾山へ初詣に行って来ました。

     日本山岳会東京多摩支部の主催で 「高尾山シモバシラ観察会」 に参加しました。
     応募者85人中30人の当選者の仲間入りが出来て、今年初めての当たりを射止めました。

     高尾山口駅  8:30 集合   ケーブルカー駅前で体操して8:50 出発しました。
     1組 10人の予定が4人のキャンセル者が在ったようで、私達の組は7人と
     講師、アシスタント2名の全部で10人で行動しました。
      

      
      行程順ではありませんが、高尾山頂からの富士山が、見事に見えました。 午後にも関わらず!!
           空気の条件が良かったんでしょう、南アルプスまで見えました。

           
           
      シモバシラです。モミジ台の北側に多く咲いていました。
      気温が氷点下でなければできないし、雨や雪や風の強い日もダメ。条件がそろわないと
      見られない現象です。「高尾の冬の花」 に会えたこの日の観察会は大成功!

       
      モミの木は、マツボックリが壊れたのが種         キジョランの種
      
      
            左はカヤの樹皮 葉は先が尖って痛い。  右はモミの樹皮 クリスマスツリーの木     

      
      2本の樹の下に赤ちゃんが育っています。 左 モミ  右 カヤ

      
      頂上直下のカツラの林(植林)、5月の赤い新芽、10月の落ち葉はみたらし団子の匂いがするので
      「醤油の樹」と言うそうです。

      
      薬王院の境内に咲き始めた 早咲きのウメ。


      
     道案内、植物案内を受けながら、3時に高尾山口へ戻ってきました。
     女性講師の説明がとても分かりやすく、楽しく、本当に有意義なイベントでした。
     何度も、通っている山ですが、新しい見方、かかわり方を教えて戴いて、
     早速高尾へ 今年も行かなくちゃ!!      


上野の美術館に初詣で

2017-01-04 14:02:36 | 美術館

1月3日            明けまして おめでとうございます。
                              今年もよろしくお願いいたします。

      上野の美術館の初詣をしてきました。

      「デトロイト美術館展」 上野の森美術館を見てきました。 ~1月21日まで開催
      大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち・・・・・が、副題

      このデトロイト美術館は、2013年 市の財政難から存続の危機にさらされました。
      その時、美術館を守るために立ち上がったのは国内外の支援者とデトロイト
      市民たちでした。
1点の作品も失うことなく 現在まで65000点の作品が市民の
      学びと安らぎの場を提供しているそうです。


      その中の選りすぐりの52点が今、上野に集結しました。

      「デトロイトの奇跡」
      作家の原田マハさんが、現地で取材して小説にしました。
      年金生活の元自動車工から大富豪まで、美術を愛する市民一人一人が
      立ち上がった結果デトロイト美術館は 世界屈指のコレクションへと成長した・・
      というお話ですが この本を読んで美術館へ行った方が展示された作品を
      より深く理解出来るんじゃないでしょうか?

       
       上野の森美術館

       
       デトロイト美術館

       
       月と火曜は、全作品撮影OK 日本では珍しい試み。入場者がふえているとか。

       
       クロード・モネ 「グラジオラス」 (1876年)

       
       ポール・セザンヌ 「サント=ヴィクトワール山」 (1904年頃)を撮影する人達

       
       「サント=ヴィクトワール山」               「自画像」 フィンセント・ファン・ゴッホ (1887年)

      
      1階の入り口とショップの間に、複製画で「さわれる画の展示場」があります。
      ゴッホの絵が絵の具のもりあがりが多くて、一番さわってる人が多かった。

      
      東京国立博物館    お馴染み 「博物館に初詣で」に行ってきました。

      
      一番の興味は、玄関や階段の生け花ですが、今年の池坊さんのは、色のない松竹梅でした。
      係りの人によれば、「花は自分の花を咲かせてください。」 というコンセプトのようでした。

      
      毎年拝見できる 長谷川等伯 「国宝 松林図屏風」      これも撮影出来ます。

      
      新春イベントとして 「獅子舞」が正面玄関の舞台で行われていました。

      
            上野の森は、本当に平和な楽しい所です。