花歩る木

山と旅がすきです

玉川上水と浅間山公園

2017-05-27 16:17:51 | ウオーキング

5月27日久しぶりに玉川上水べりを歩いてみようと9時に家を出ました。

      JR三鷹駅から、玉川上水に沿って西の方(上流)に13~4分で我が家です。
      今日は、家から西へ、行けるところまで行ってみようと、思い立ちましたが・・・
      
      1時間で、「都立小金井公園」まで行きました。だんだん暑くなってきて、真っ直ぐ道を
      歩くのは飽きてきた時、ふっと思い出したのが、「都立浅間山公園」のキスゲのこと。
      5月いっぱいは、花が見られるはず、あわよくば残りの花に会えるかも・・・と方向転換
      して、バスを乗り継ぎ浅間山公園へ行くことにしました。

      
      桜の木陰の中の上水路 (小金井市)
       
      桜の後は、あじさいの路               マンホールの蓋も桜  (小金井市)

      浅間山公園

      府中市に位置する標高79,6mの山です。
      アップダウンが緩く、自然にあふれたコースが縦横にありますので
      お散歩に最適です。

      
      ムサシノキスゲの案内板   実際には5月連休のすぐあとくらいが
      一番の見ごろです。

      
      ゆるい上り坂  ここの両側にキスゲ、キンラン、ギンランなどが咲きます。

      
      頂上には、神社の祠があります

                             

キンランの最後の花でしょうか。

葉や茎が力強くたくましい感じ。

来年はGW直後にムサシノキスゲと

あなたに会いに来ますからね。 

小鳥の囀りが気持ちいい山ですね。


家へ帰り着いたのは2時でした。


池坊展「花の力」 と 戸嶋靖昌展

2017-05-26 11:08:31 | ウオーキング


5月25日日本橋三越で、池坊展「花の力」 を見てきました。
      オープンして2日目だというのに、大変な人でした。毎年拝見していますが、
      今年は力が入っているナ~という雰囲気が感じられました。

      池坊は、今年、六角堂創建より1430年、花を生けた記録から555年を迎えた、、、
      という記念すべき年だったのです。
      

      「花戦さ」と言う映画が6月3日に全国公開されます。初代・池坊専好の伝説を
      描いたもので、昨年から噂を聞いて楽しみにしています。その前触れの情報も
      是非知りたいと思って出かけたのです。
     
      会場には、出演者の紹介写真、映像。実際に撮影に使われた生け花や小道具、
      衣装などが展示されていて、とても興味をそそられました。

       
      野村萬斎(池坊専好)            専好 と 秀吉 の衣装
      
       映画に出た生け花
           
       45世家元・池坊専永の作品
   
      映画の公開記念の展覧会でしたが、作品もまた、力作が多かったです。
      25日の夕刊には 「都 ものがたり 京都」 で遠藤周作が愛した池坊「六角堂」
      という記事が出ていました。京都旅行で、訪ねてない所がありましたヮ。

     
     「戸嶋靖昌の見たスペイン」展       セルバンテス文化センター東京

      午後、市ヶ谷へ行って、スペインで約30年間暮らした画家の展覧会を見ました。
      若い時からベラスケス、エル・グレコなどスペイン美術に引かれて、40歳の時に
      渡欧。グラナダのアルバイシン地区を気に入ってそこの風景や人々の肖像を描いた
      ものが中心の展覧会でした。

       
       会場風景                                HPより

       色彩、タッチがベラスケスの孤独な感じを思い出す画でした。
       グラナダの熱帯の様な暑さや青い空、とはちょっと距離があるような・…。
       
       スペイン好きの同行者に付き合った午後でした。


ミニ盆栽の桜

2017-05-20 10:53:36 | いろいろ


5月11~18日 母に日に、娘がカーネーションの代わりに贈ってくれた サクラが
           しばらくの間、「なごりの桜」 として楽しませてくれました。

          
         5月11日                   5月16日 (3分咲き)

                   
                   5月17日 (7分咲き)           5月18日 (満開)

           旭山桜 と言うわずか高さ17センチの低木ですが、21日の今日まで少々色褪せましたが
           まだ充分楽しめます。花弁が「散る」タイプではなさそうで、最後はどうなるのかしら?


「バベルの塔」展 と 旧古河庭園のバラ

2017-05-19 14:02:18 | 美術館

5月18日上野の東京美術館へ ブリューゲル「バベルの塔」展 を見に行ってきました。
     
      オランダのボイマンス美術館から、ブリューゲルの「バベルの塔」がやってきました。
      作品は、壮大な巨塔ですが、煉瓦の一つ一つを描いたほどの細密さにはくぎづけになりました。
      (作品の前では、立ち止まれませんでした。)

      旧約聖書『バベルの塔』の物語
      
       かつて世界中の人々は同じ言葉を使って、同じように話していた。シンアルと言う地に住み着いた
      人々は、れんがで天まで届く塔を建て、町を有名にしようと試みる。しかしその野心は神の怒りに触れる。
      人々が一つの言葉を話しているためにそのような企てが可能になったと考えた神は、人々の言葉を
      理解できないようにしてしまう。意思の疎通ができなくなった人々は、ついに塔を完成できなかった。

      この逸話は、人間の高慢と神の戒めの物語であり、なぜ世界に沢山の言語が存在するのかと言う、
      世界の成り立ちを説明する物語とも考えられている。              朝日新聞別刷り特集より
       

      
      本物の絵は、75cm×60cm位ですが、建物の高さは推定510mになるそうで、トウキョウタワーの
      333mを上回る高さになるだろうといわれます。この絵の中に、1400人の人が描かれているとか。

      駒込へ行って、旧古河庭園のバラ を見てきました。

      
      
      
        
       
      プリンセス・ミチコ                      プリンセス・オブ・ウェールズ

      
      
       
      
       JR駒込駅から12~3分のアクセスの良さ。午後になりましたので、バラ見物の人々が多くて、駅から標識なし
       でも来られました。バラは良く咲いていましたが、多分あと1週間ぐらいが見頃でしょうか?

       現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人のジョサイア・コンドル。
       日本庭園の作庭者は、京都の庭師・小川治兵衛。   
       国の名勝に指定されています。
          

           


箱根の旅 2

2017-05-14 14:40:52 | 

5月12日2日目の目的は、この時期 小田急山のホテルのツツジを見るのが定番でしょう。
      検索して見たら、まだちょっと早いそうでしたが、11日が期限限定のピカソの「ゲルニカ」に
      合わせたらこの日しかなかったんです。案の定、「3分咲き」と言うことでした。
     
      山のホテル

      
      
      
      約45、000坪の庭園に30種、3000株のツツジが植えられているそうです。富士山は雲隠れでした。

       
      かつて、岩崎小弥太男爵の箱根別邸があった所です。庭園を造るに当たり、英国からシャクナゲを
      輸入して、これが日本の洋種シャクナゲの最も古い導入だったそうです。
      
      
            芦ノ湖
     
      
      海賊船に乗って、桃源台へ、ロープウエイに乗って、大湧谷へ。
     
           大湧谷

      
      時々物議をかもす大湧谷をロープウエイから眺めました。 黒タマゴ5ヶ500円も買いました。

      湿生花園

       
       
                                     上から

 キバナクリンソウ     クリンソウとウマノアシガタ
 アサザ           クマガイソウ
 クロユリ

 3月20日開園。3~4月の見どころはミズバショウ。
 4月上旬は、カタクリやマメサクラ。5月は、コマクサや
 レンゲツツジが見ごろを向かえます。
 見頃の花がどんどん移り変わって行って、何度でも
 行きたいところです。
      


箱根の旅 1

2017-05-13 17:05:00 | 美術館

5月11日新宿を7時出発のロマンスカーに乗って箱根に入りました。
      1泊2日の旅ですが、まず、一番の目的はポーラ美術館です。

      今年、開館15周年を記念して20世紀を代表する芸術家、パブロ・ピカソ(1881-1973)と
      マルク・シャガール(1887-1985)の“愛と平和の讃歌”展が開催されています。~9月24日

      
      
      
      「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトにたてられたこの美術館は、仙石原の自然の中で、
      建物自体がアート。森の緑と自然光が降り注ぎます。私の大好きな美術館の一つです。

      ゲルニカ                                                         HPより
      
                                                                       
      5月11日まで、《ゲルニカ(タピスリ)》が限定展示されていました。タペストリー作家との協働により制作された
      原寸大に近い大きさの物でしたが、迫力に圧倒されました。 (群馬美術館蔵のもの)
         
       
       パブロ・ピカソ                  
          
          マルク・シャガール

        
      中庭の彫刻作品                       森の遊歩道(全長670m)で ヒメシャラ

      20世紀を代表する2人のほとんど同じ時期を生きたライバル関係に焦点をあてた展覧会は
      世界で初めてだとか。共に追求した課題は、「愛」や「平和」でした。

      ポーラ美術館コレクション   ポーラ創業家2代目の鈴木常司が、40数年間にわたり収集した
      コレクション。西洋絵画、日本画、版画、ガラス工芸等々1万点に及ぶそうで、2002年のオープン。

      2時過ぎに美術館を出て、箱根強羅公園、蓬莱園のツツジを見て、湯本のホテルへ    泊る
      


根津美術館のカキツバタ

2017-05-07 11:00:46 | 美術館

5月6日根津美術館へカキツバタを見に行ってきました。
      花の見ごろは待っててくれないので、連休中ですが、10時開館を目がけて出かけました。
   JR原宿駅から新緑の原宿を通って25分で根津美術館に着きました。
    もう、開館待ちの行列が始まっていましたが、連休戦略としては、まずお庭拝見から。

    

    

    

    

     
    朝の内はカキツバタに勢いがあって、まだ充分鑑賞できましたし、庭内の青葉がとてもきれいでした。
   この季節は、この美術館の一番輝いている季節。庭のカキツバタと国宝の「燕子花図」の両方を
   見られるのですもの。    
   美術館を設計した隈研吾さんは、東京のなかで一番好きなお庭なので、このお庭に一番あった

   美術館を目指して設計なさったとか。

   特別展 燕子花図と夏秋渓流図


       
       特別展のポスター
尾形光琳(1658~1716)の
「燕子花図」は、根津美術館蔵
の国宝の中の国宝です。

6曲1双  江戸時代 18世紀

毎年この時期に特別展で出品
されます。これと比べられるほどの
重厚な作品とコラボして。
今年は鈴木其一(すずききいつ)
の「夏秋渓流図・根津美術館蔵」
とメインの展示室に並んで
展示されていました。      

鈴木其一(1796~1858)は
100年以上後に生まれた琳派の
絵師です。

6曲1双   江戸時代 19世紀

金地に青や緑が映える色彩が
この日の根津庭園のイメージに
合っていました。

根津美術館は、東武鉄道の社長
だった根津嘉一郎さんがあつめた
コレクションが元でした。
庭園には4つの茶室があって、茶道
では、「青山・せいざん」という名を
お持ちでした。
青山に住んでいらしたから・・・・?
    


根津神社と六義園のツツジ

2017-05-03 15:46:44 | ウオーキング

5月1日文京区のツツジの名所を歩いてきました。

      6代将軍家宣が生まれた地で、綱吉によって現在地に社殿が造営されました。
      権現作りの社殿は、重要文化財に指定されています。
      
      一昨年参拝したとき、ツツジの見ごろがちょっと遅かったので、今年こそ、、、と
      さんざん検索して、この日に決めたのに、今年も遅かったようでした。

      
      
      
             
          中咲きの「ハナグルマ」

      六義園

      
      
      

      六義園は、元禄15年、柳沢吉保により造園された江戸期の大名庭園で、国の特別名勝に
     指定されています。入口を入ってすぐのシダレサクラは、東京の桜の5本の指には入る
     見事な人気を誇っていますが、戦後に植えられた樹だと聞きました。
      ところが、六義園に咲くツツジは、元禄の江戸園芸隆盛期からつたえられる貴重な財産なん
     だそうです。 
     

     ラッキーなことに、11時からツツジの特別ガイドに間に合って、約1時間庭を廻って、ツツジを
     鑑賞し、古品種のツツジの説明に知識を頂きました。
      残念ながら、ここも1週間遅かったナ~~。

     文京区のコミニティーバス「B-ぐる」にも乗れて、シビックセンターの25階で雄大なパノラマを
     楽しむことも出来ました。