7月30日、31日 栃木・福島県境にある尾瀬国立公園の東側に連なる
帝釈山(2060m 200名山)~ 田代山(1926m)へ行ってきました。
前日の30日は、足慣らしに「ミニ尾瀬公園」を散策しました。
花の盛りは過ぎた感じで、瑞々しい花には会えませんでしたが、
園内の写真美術館で白籏史朗さんの尾瀬の四季の写真展を見たり
カフェで休んだりして、民宿「コマドリ」へ。
ヤナギラン
ヤナギトラノオ 何の実?
モウセンゴケ ベンケイソウ
民宿・コマドリは、中年のご夫婦できりもりしている宿でした。
私達(14人+ドライバー)と5~6人の九州男がこの夜の客でしたが、
イワナの塩焼き、山菜の煮物、和え物、てんぷら(山椒魚、山菜、自家栽培の野菜)
などが、数多く並んで、 イワナのお刺身は、初めての味でした。
はっとうと言う、餅菓子がデザートでしたが、その昔、高貴な方が、あまりのおいしさに
村人が食べることを「ご法度」にしたというところからの呼び名だそうです。
31日 民宿(6:20)⇒バス40分⇒馬坂峠登山口(7:00)⇒帝釈山(8:30)⇒
弘法大師堂(10:10)⇒田代山・湿原周遊(昼食)⇒小田代(12:00)⇒
猿倉登山口(13:00)⇒温泉⇒新宿着(19:00)
帝釈山山頂 1時間強で2000m級の山頂に立てるところはなかなかないでしょう。
360度の眺望ですが、遠くの山はうすぼんやりでした
帝釈山地は、太平洋と日本海を分ける分水嶺です
カニコウモリ が一番の旬 弘法大師堂と田代山避難小屋(左)
田代湿原 キンコウカ、タテヤマリンドウ、モウセンゴケなどが咲いています
約30cm巾の木道1本なので、一方通行で、時計回りに歩きます
田代山は、台形状の山で、広大な頂上一帯が湿原(田代)になっています
30日、31日ともに雨の心配はありませんでした。
登り、下りの道はよく整備されていましたが、傾斜がきつくて難儀でした。
馬坂峠登り口付近では、6月頃オサバグサの群落で有名 なのですが、
咲き終わった後だったのが、残念でした。
私は久しぶりの登山で、帰って2~3日筋肉痛がありましたが、他の人たちは
そんな気配はなかったようで、皆さん健脚ですね~。 楽しかったです。