花歩る木

山と旅がすきです

10月の高尾山

2016-10-28 14:37:20 | 山歩き

10月1日10月25日高尾山へ行ってきました。

      秋めいて来ましたので、高尾詣でを急がなくてはなりません。
      暑い夏に長~いお休みをしていたので、2月締め切りの「1年に10回」の
      高尾登山の予定が詰まってきました。
   
     10月は花が少ない上、モミジはまだですが、気温がちょうどいいので快適でした。

     10月1日
      
      10:00 駅前の集合場所は大勢の人     私はお一人様

      
      琵琶滝 6号路を上る予定でしたが、小学生の遠足が多くて、右の急坂を取りました

      
      ツリフネソウ   一年草です。そろそろ今年の花は終わりですね。
      
      
      山の南側にある3号路(向かって左)は、暖温帯、常緑樹が多い森。
      北側の4号路(向かって右)は、冷温帯で、落葉樹が多い森。  4号路を歩きました。
             
      
      浄心門 ここからは薬王院の境内

      
      浄心門から4号路を吊り橋を渡るコース   まだ紅葉の気配はありません。

      
      頂上は大変な混雑なので、避けて6号路(水の道)を下りてきました。

      帰り道、「頂上の紅葉はどうでしたか?」と尋ねられましたが、
     「まだまだ1ヶ月早いですよ」と、答えるしかなかったです。

         10月25日 一日曇りだと予報が言ってたけど・・・

         
     サラシナショウマ 「背景ぼかし」術を教わったのではじめて使ってみました

      キジョランの緑色の実

     秋が深まるとキジョランの動向が気になります。いつもの観察スポットは
     6号路から、稲荷山コースに合流して、ちょっと左道に入った所。
     今のところ、一個しか見つけられませんでしたが、12月まで観察しよう。

     頂上を経て、1号路を下りました。薬王院へお願い事があります。
     「日本シリーズ札幌の第3選、どうか広島に勝たせて下さい。」
     「黒田さんを早く楽にしてあげてください。」
     苦しい、悩ましい夜になりそう。

     

     あれから3連敗。誰かたすけて~     


松島・瑞巌寺と伊達政宗 展

2016-10-23 15:56:17 | 美術館


10月21日 三井記念美術館へ行ってきました。(~11月13日まで)

     特別展・「松島・瑞巌寺と伊達政宗」を見てきました。
     瑞巌寺国宝本堂平成大修理完成記念。伊達政宗生誕450年記念の特別展。


      今回の一番の見どころは、「五大明王像」でしょう。
     会場の最奥の展示室に5体並んで展示されていました。

     平安時代前期の一本作りの尊像で、33年に1度しか公開されない秘仏が
     東日本大震災復興を願って、特別に東京においで下さいました。
     次の御開帳は2039年ですが、松島の五大堂の中ですし、それより私は
     生きていないでしょうから、今回お会いできるのは本当にありがたいことです。

      
      五大明王像     寺外での展示は歴史上初めての公開。

      
       不動明王像  一本作り(後背も)

      
      国宝に指定されている「瑞巌寺欄間彫刻」

      伊達政宗
 
      
      伊達政宗の甲冑姿  独眼龍(天然痘で失明)と称されていたが眼帯は使ってなかったようだ。
      
      
      伊達政宗直筆  「梅小禽図」        スズメではなく、ミヤマホオジロです
                                        写真はBSテレビ「ぶらぶら美術館」より

      
      今回、特別興味深かったのは、伊達政宗の文化的な側面でした。
     書、画、和歌、お茶、おしゃれ、その上料理まで抜きんでた素養をお持ちでした。
     戦国武将のなかで俄然私の評価が上がりましたョ。

      
      
             


東京国立博物館・平安の秘仏展

2016-10-16 13:25:35 | 美術館

10月14日東京国立博物館へ「平安の秘仏」を見に行ってきました。
      ・・・ 特別展「平安の秘仏ー滋賀・櫟野寺(らくやじ)の大観音とみほとけたち・・・

      ようやく秋晴れのすがすがしいお天気が巡って来ました。
      美術雑誌で初めて知った、滋賀県の櫟野寺というところの日本最大の観音菩薩
      を
拝見しに(お参りに)上野へ行ってきました。

      
        噴水を通してみる東京博物館

         
        ポスター                   入口(本館) 平成の秘仏展は 「特別5室」です

        
        「十一面観音菩薩座像」 平安時代・10世紀                HPより

       台座・光背も含めると総高5m以上と言う大きさ!  重文の座像としては
      日本最大の観音菩薩です。1000年以上の時をへて、初めて旅にお出ま
      しになったそうです。しかもこのご本尊33年に一度しか公開されない秘仏
      なのです。普段は滋賀、甲賀市の櫟野寺の厨子に納められているので、
      この機会以外は、横から、後ろからは見られないのですヨ。
            アリガタイ仏様にお会いできました。

      

        
                                       HPより
 
       2番目に気に入ったのは、この毘沙門様。素朴で口をへの字に
      ゆがめた表情が、むしろかわいい!横から見ると鼻がまるくて
      目を吊り上げていてもあたたかさを感じました。

      櫟野寺には、重文に指定された20体もの仏像があります。
      そのすべてがお寺を離れるのは、勿論今度が初めてだそうです。

      このお寺は白洲正子の随筆集「かくれ里」にも紹介されているスポットです。

       本館8号室の国宝  (秋の装いの展示を見ました)                写真OKでした

       
       「夏秋草図屏風」(1761~1828) 酒井抱一
       抱一の代表作。もと尾形光琳の風神雷神図屏風の裏面で、(右)驟雨にうたれた夏草の
       うらには雷神が、(左)野分にたなびく秋草の裏には風神が対応していた。
       光琳の金地に対する銀地、天空に対する地上という演出・・・・だ、そうです。

       清水観音堂        帰りに寄り道しました。

       
       歌川広重 名所江戸百景 「月の松」

       植木職人が松の枝を月に見立てて作った江戸の粋です。3年かけて復活させたものだとか。
       真っ直ぐにみえるのは不忍の池の弁天様です。
      


長崎さるく

2016-10-01 16:30:05 | 

      
月27日「長崎一日観光コース」で長崎市の主な観光地を見て歩くことにしました。
     ハウステンボスを9:30にバスで出発⇒眼鏡橋⇒大浦天主堂、グラバー園⇒
     出島⇒平和公園⇒長崎駅前

     「さるく」とは、ぶらぶら歩く という長崎弁だそうです。

     今日も最高32℃の真夏日。こんな日の71年前11:02、、恐ろしい原爆が
     上空500mで炸裂した街を(
2度目ですが)、訪ねてきました。

      
          めがね橋 中島川に架かる沢山の橋の中でも、「日本三名橋」のひとつとして名高い

          
      グラバ―園 長崎1位の観光名所。スコットランド出身の貿易商グラバーが住まい兼オフィスとして
      1863年に建設した、日本最古の木造洋風建築です。
      15年前の訪問時に坂を上ってきたら、グラバー邸だけしかありませんでしたが、今は、「グラバー園」
      となって、居留地の洋館施設が集められ、エスカレーター、歩く歩道などにつながれていて、
      与えられた2時間では、とても足りない楽しい場所になっていました。

      
      出島 西洋文化の窓口を復元したところ。 今後も建物の復元や表門橋の架橋を急いでいるところ
 
      
       江戸時代のお役人がいました

      
      平和公園・平和記念像  修学旅行生が原爆の悲惨な歴史と平和への思いを学んでいるところ
       像は、軽く眸を閉じ原爆犠牲者の冥福を祈り、天を指した右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした
      左手は平和への思いを表しているそうです。   長崎出身で武蔵野市に住んでいらした彫刻家
      北村西望さんの製作。

      
       平和公園・平和の泉 平和の鳩と鶴の羽を象徴した噴水が舞い、水を求めてさまよった
       少女の手記が刻まれています。   真っ直ぐ奥に「記念像」がみえる

      
       稲佐山山頂付近のホテルの窓から。世界新三大夜景の一つと言われる。

      
      日本二十六聖人記念館  キリシタンの悲しい歴史が刻まれた丘

 9月28日長崎は今日は(小さな)雨だった。
     「電車一日乗車券」をホテルからもらったので、行きたかったところをゆっくり
     さるきました。



       
      大浦天主堂  国宝、日本に現存する 最古の木造の教会
       昨日はこの前を通ってグラバー園へ行きましたので、中へ入ってゆっくり見学したかったのです。
       ゴシック調の国内現存最古の教会。ステンドグラスには、100年前の物もあるとか。

      
       長崎県美術館 「長崎水辺の森公園」の一角にある自然と調和した素晴らしい美術館
        スペインの絵画や長崎に因んだ作品を所蔵。芝生ダケの屋上が素晴らしい。
        長崎港、女神大橋が眺望できました。

              
      北村西望さんの作品が屋上庭園にありました              これが「さるく」坊やです。
      美術館は、「水辺の森公園」のなか、海に面した埋め立て地に2005年に完成。
     あの隈研吾さんの作品です。現代のレガシーとして、市民の誇りでしょう。

       
     長崎の人は、「さるく」のが大好きらしい。色んな角度からのコースを設定して
     仲間を募って、歴史や文化を楽しんでいらっしゃるようです。
      
     おいしいものも沢山ありました。人々は親切でしたし、異国の様な街でした。
      

                                                                                                                                                                        


長崎・ハウステンボス

2016-10-01 10:36:39 | 

9月26日~28日 長崎を旅しました。

     旅行業界では、「九州復興キャンペーン」と言うのをやっています。
     九州観光支援と、一部は熊本城災害復旧支援金として、熊本市に寄付されるそうです。
     趣旨には大賛成。行ってみよう!・・・と、腰を上げたのが今度の旅行です。

    9月26日台風続きで雨の多い9月が終わりになってようやく晴れの日を迎えました。
     羽田から長崎へ飛び、シャトルバスでハウステンボスへ着いたのがお昼過ぎ。
     ホテルに荷物を預けて、早速、テーマパークゾーンへ入場しました。
     因みに、「ハウステンボス」と言うのは、オランダ語で「森の家」 だそうです。

    
      画面右手が舟に乗って運河をまわるステーション   正面と左はホテルヨーロッパ

      
       船の中から見たオランダ風景

      
      フラワーロードと水車

      
      昼のパレスハウステンボス

      
      夜のパレスハウステンボス 光のショウー

          
           「ホテルヨーロッパ」に宿泊しました エントランス、ロビーは花でいっぱいに彩られています

       
       朝食時、海が側なので、カニが遊びにきていました
      
      
      ホテル前のハーバーの朝凪  左はホテルアムステルダム
      

      32℃もあるカンカンの真夏日でした。アトラクション会場が沢山ありましたが、シニアには
     疲れるのでほとんどパス。「パレスハウステンボス」が気に入って、明るいうちと夜に
     なってから、と、二度行きました。夜の光のショウーは見事でした。
     「ハウステンボス歌劇団」のショウも頑張ってるな~という印象でした。


     昔、熊本の百名山の山登りに来て、雨になったので、方向を変えてハウステンボス
     と、長崎市を訪れたことがありましたが、ホウステンボスのその後の発展の様子は
     すばらしい
ものがありますね。
     残念なことに、花の季節ではないので、バラ園もチューリップも
アジサイも
     見られませんでしたが、ホテルヨーロッパののなかでは、花と音楽が
溢れていました。
     エンターテイメントもいいけど、今回はホテルの滞在に超満足
しました。

                                  
                                      ハウステンボス・ホテルヨーロッパ泊まり