花歩る木

山と旅がすきです

南伊豆の旅 2

2016-02-25 17:29:14 | 

2月23日下田へ行きました。

      当初は、伊東の「城ケ崎海岸」を歩く計画でしたが
      雨の予報が出てきたので、急遽下田に変更しました。

      下田の観光パンフレットの中に、10時から3時間で下田の町と
      「南の桜祭り」をめぐる定期観光バスが出ているのを見つけ、
      最悪、雨でも大丈夫と踏んで、計画変更しました。

      下田駅を出発してすぐに下田港へ、港内めぐり遊覧船に乗りました。

      
      黒船「サスケハナ号」 本物の1/3の大きさ

      
      湾内を約20分回ります。  ロープウエイで登れる「寝姿山」を見上げる。

      
      カモメがえさがほしくてず~っとついてきます。

      
      宝福寺の唐人お吉さんのお墓
 
      
          
      「日野の菜の花畑」
            広さ約3haの菜の花畑。町の休耕田対策として、20年以上前から
      「元気なお百姓さん達」が、植栽・管理して、2~3月に一面黄色の
      ジュータンが出来上がるようにご苦労されている・・・そうです。

      
      
      「みなみの桜」 河津の桜より咲き進んでいましたが15年前に見たときより、
             樹が大きくなっていて、青野川に枝垂れる姿は見ごたえがありました。

      
      ロープウエイで寝姿山へ登りました。
           展望台からは、須崎半島、石廊崎、伊豆七島などが良く見えました。
     海抜200mとは思えない絶景が見られ、地球の丸さが感じられましたよ。
     方向指示には、ニューヨーク、香港などがあったけど、残念ながらミエマセンでした。

      2日ともお天気と花の見ごろに恵まれて、4人の体調も心配なかったし、
      いい旅でした。

                    
                        


南伊豆の旅 1

2016-02-25 15:52:46 | 

2月22日、23日 カワヅサクラを見に伊豆へ行ってきました。

      2月22日

      春を待ちかねて、友達4人で、「本州一の早咲き桜」を見に河津へ行きました。
      東京から「踊り子」号に乗って、河津に着いたのが11時半頃。
      曇りで薄寒かったけど、花見客は街に大勢溢れていました。

      
       
      河津桜は、オオシマサクラとカンヒサクラの自然交配種で、昭和49年に河津で
      生まれた桜であることから「河津桜」と命名され、昭和50年4月に河津町の木に
      指定されました。早咲きの桜で開花期間が長いのが特徴です。
      花が大きくピンク色が濃くてインパクトがあります。

      
       河津桜原木 樹齢60年、樹高約10m、樹幅約10m、幹回り115㎝

      
      来宮橋から下流のさくら風景

      
      来宮橋から上流の桜風景

      

      1時間に1本の定期バスで、「河津七滝めぐり」もしました

      
      帰りにもう一度川べりの桜のトンネルコースを散策しました

      この日の夜9時、NHKニュースのお天気コーナーで、「河津の桜が満開になりました」
      、、、と 昼の桜、夜のライトアップの桜の放映があって、見ていた4人は手を叩いて
      大喜びしました。
      一番いい日に見られたんだネ。


                                               片瀬白田に泊まる 


池上梅園

2016-02-19 20:13:47 | ウオーキング


2月19日大田区の池上梅園へ行ってきました。

      24節季の「雨水(うすい)」という、そろそろ雪から雨に代わる・・・という季節のこの日、
      梅の名所だという「池上梅園へ花だよりに誘われて出かけてみました。

      東急池上線「池上駅」からバスに乗って、10分ぐらい。降りたところからどの方角に
      行くのか、運転手さんに聞いたところ、「行ったことがないのでわからない…」だって。
   
      適当に歩いているうちに、それらしい閑静なところが見つかりました。
      池上本門寺の西に位置し、高低差のある丘の斜面や遊歩道に約30種類300本の
      梅の木が植えられていて、満開の物、少々過ぎたもの、まだまだこれからの物、が
      来園者の目を楽しませてくれていました。

      

      
      丘の上には見晴らし台があり、上からの眺めは格別だ

      
      北半分は日本画家伊東深水の自宅兼アトリエだったそうですが、震災で焼失
      他に和室、お茶室などがあって、梅の季節以外にも楽しめるいい庭園でした。

      池上本門寺

      
      門を入る前にみた色鮮やかな紅梅

      
       門をくぐって96段の石段を登ります

      
       いよいよ広大な本門寺の始まりです

      大坊、という日蓮大聖人ご入滅の霊場、、、と言うところもお参りして本門寺に着きました。
      
      本門寺は、1282年日蓮聖人が病気療養のため身延山から常陸に向かう途中、
      病が重くなり足を止めた処。山上のお堂を「長栄山 本門寺」と命名し開堂したもの。

      何年も前に登ったことがある、山梨の身延山(枝垂れ桜が素晴らしかった)、
      思親山(親思いの日蓮上人が登って、故郷を忍んだという山、富士山が真ん前)、
      七面山(白装束、うちわ太鼓の鳴り響く山、宿坊に泊まって、寝具、食事の超~~質素
      な1夜を過ごしたが、日蓮宗の勤行には感激した思い出あり)の山から、千葉の本山への
      つながりを感じました。

      そして梅は、大田区の区花で 池上梅園は、今は大田区に移管されています。
      


文(ふみ)の京(みやこ)の散歩

2016-02-07 15:19:57 | ウオーキング

2月6日椿山荘の椿を見に文京区へ出かけました。

      新宿西口のバスターミナルから練馬行きに乗って、約30分。
      椿山荘に簡単に到着しました。
      ロビーから目に飛び込んできたのは、5~6分咲きの河津桜。
      こんなに春が進んでいるのかと、うれしくなってしまいました。

      

      
      ロビーから階段を下りたところに「福の亀」がお出迎えしてくれました。
      この石は、山梨県牧丘町大室の標高1000mの山中で発見された
      全く天然のままの甲州御影石だそうです。
      1万年以上の年月を経ていると推定されていて、「長寿と幸せのシンボル」
      として、鑑賞してほしい、、、そうです。   
 
      
      「玉牡丹」
      施設名の由来にもなった椿を見たくて、出かけたのに、見ごろは1月中
           だったんでしょう。 良い花は全く見られませんでした。
           そのかわりに河津桜が濃いピンクに色づいていて 華やかでした

      
      滝の後をくぐってきたら、結婚式が今、行われていました

      
            伊藤若冲の下絵による羅漢さま。 京都、伏見の石峰寺に在ったもの
      
      
      「 七福神」 もありますよ

      
      「三重の搭」を背景に雪つりが風情をかもします

      
      椿に代わって、桜の季節

            明治の元勲山形有朋が居を構え、庭園を造って「椿山荘」 となずけました。
      その後、関西財閥の藤田平太郎が譲り受けて、今に至っているようです。
      「藤田美術館」もその人の物。お金持ちで美意識を持った人が日本にいて良かったヮ。

      東京カテドラル聖マリア大聖堂

      
         
      椿山荘正門の道路の向かい側にあります。丹下健三さんの代表作の一つ。

      講談社野間記念館 

      椿山荘の隣の隣。講談社初代社長、野間清治氏が収集した作品の
      コレクションを展示公開してあります。  大人500円でした。

      永青文庫

       
      熊本藩主、細川家の下屋敷跡、細川家伝来の文化財を所蔵展示してあります

      
      新江戸川公園へ通じている道

      新江戸川公園

           
      熊本藩主細川家の下屋敷で、今は区に移管され、改修工事が終わって
            新装開館した「松聲閣」(しょうせいかく)
       
      
      松聲閣の廊下からみた 紅白の梅の共演
       
      眺めのいい2階でビデオが見られます。                細川さんの作品
      18代当主、細川護熙さんに画面でお会いできました

      
      正面入り口から出て芭蕉庵へ向かいます

        
      関口芭蕉庵

      
      「古池や 蛙飛び込む 水のをと」 は、この池です

       水神社の大銀杏

      
      コース上にある 水神社 の夫婦の大銀杏

      椿山荘の椿を見て、ランチをする計画で出かけたのですが、椿には満足
      できませんでしたので 文京区の観光パンフレットを見て、
      「芸術の香り高い」関口、目白台界隈を歩きました。
      何年か前に来たことがありますが、いいコースでした。

      文京区は、「ふみのみやこ」 と謳っています。文学浪漫の香り、
      江戸の歴史や風俗、豊かな自然、。
      お散歩には持って来いのコースが紹介されていて、
            ちょこちょこ来たいと思ってしまいました。