花歩る木

山と旅がすきです

浅間高原のシャクナゲ園

2011-05-27 20:33:21 | いろいろ

5月25日浅間高原へ行ってきました。

   嬬恋村の浅間高原はいまシャクナゲが真っ盛り。
   標高1500m~1800mの少し下まで、自然のものを含めて
   約15万株がほぼ満開でした。

   浅間高原のシャクナゲ園


   シャクナゲは酸性の土壌を好むそうで、五葉松が日陰を作ってくれたり、
   落ち葉が土壌を酸性にしてくれるそうで、相性がいいのだそうです。

   四阿山(アズマヤサン 2354m)や草津白根山などもよく見えました。
   花が見事、眺望が見事、頂上で6人で食べたお昼が格別、
   申し分のない花山行でした。


府中の浅間山(ムサシノキスゲ)

2011-05-22 13:32:29 | ウオーキング

5月21日ムサシノキスゲを見に行ってきました。

   東京の西、府中に標高79m程の小高い公園があります。
   浅間山(せんげんやま)という都立の公園です。
   ここはムサシノキスゲの群生地として有名です。

  

  
 
   

   

   

   自生地は現在ここ浅間山だけだそうで、出会った人に聞いたところ
   連休ごろから咲いて、そろそろ終わりだということでした。

    む・・・むさしのキスゲは夏のかおり。
    も・・・もえる若葉の浅間山          「府中のかるた」が今を語っていました。


   数年前に見た時よりも、花の数が多かったように思えて
   うれしかったですが、もう少し前がベストだったと思います。
   帰り道、車のラジオで(1時過ぎNHK)、ムサシノキスゲの話が放送されていて、
   見たすぐ後のことだったので、感動しました。
   

  

  


関八州展望台(ヤマツツジ)

2011-05-19 16:07:13 | 山歩き

5月18日奥武蔵のツツジを見てきました。
  
   5月10日に見た秩父のヤマツツジが忘れられず、
   もう一度見たいな~と思っていた矢先、
   何でも教えてくれる友達が、ご主人とドライブで
   外秩父の二本木峠へ行ってきた・・・とメールをくれました。
   車で行けるなら、私達も行こう、と出かけたのです。

   吾野~顔振峠~高山不動・関八州見晴台~県民の森~丸山~~

   
   関八州見晴台は771mに因んで     高山不動の奥ノ院が山頂にあります。
   喜寿記念登山をした仲間がいました。

  
  
  
   
 
    駐車場から奥ノ院まで30分ほどの道はヤマツツジのトンネルを通ります。

   (埼玉)県民の森から、丸山(960m)に登り、秩父までは行けなかったけど、
   麓の道の駅で買い物をして、十分満足して帰りました。Kさん情報をありがとう。


   風薫る初夏へ移る季節の幕開けでしょうか、
   新緑の中のヤマツツジの赤は燃え上がるような力を感じました。

   


都立薬用植物園(ブルーポピー)

2011-05-19 15:07:00 | ウオーキング

5月16日都立薬用植物園へ行ってきました。
   連休ごろに毎年ブルーポピーが咲きます。
   ちょっと遅くなりましたが、問い合わせてみたら
   咲いているとのことで、行ってみました。

   
   都立薬用植物園             カラタネオガタマ  バナナの香りがします。

   
  
   上 花びらが2枚散った花    下 蕾2~3日後に咲くでしょう   
   メコノプシス : ヒマラヤの青いけし、またはブルーポピーともいい
          植えても良いケシのひとつ。(冷房室、 ガラス戸越しに。)

   
   あへん法により栽培禁止になっているケシ達。
   2重の柵の外から見学します。きれいですね~。

   
   ヒトツバタゴ 別名ナンジャモンジャ         ハンカチの木
   絶滅危惧植物になっています。


   小平市では、21件の個人の庭を一般に公開しています。
   薬用植物園近くの1軒を尋ねてみました。

   

   玉川上水に沿ったところでした。


外秩父(埼玉県)

2011-05-14 15:02:01 | 山歩き

5月10日外秩父の山を歩きました。

   B山の会の5月のイベント。
   東武東上線の小川町駅からバスに乗って、内出というところから歩き始めました。
   天気予報は全く期待できず、誰もが 中止 の連絡を待っていたのに、
   リーダーは決行するといってきました。
   雨具の準備万端にして、かなりな覚悟ででかけたのですが、参加者19人。

    
  
  
    
  

   二本木峠ではヤマツツジの群生に大きな感激、登り降りの山道の
   新緑に感激。時々陽も差してリーダーの運の強さに脱帽。
   愛宕山、皇鈴山、登谷山、釜伏山、日本水から麓に降りて、
   風の道歩道をへて波久礼駅まで、約6時間、
   予想がはずれた、思いがけない新緑とツツジの山行でした。


青梅のつつじ寺

2011-05-13 13:50:08 | 

5月9日(月) 青梅のつつじ寺を2寺見に行ってきました。

  塩船観音寺

   新東京百景にも選定されていて「花の寺」として有名です。
   青梅線の河辺駅からバスがでています。
   私達は車で行きましたので、家から1時間ほどでした。
   連休が過ぎて、つつじの盛りが過ぎてはいましたが、
   まだ見ごたえがありました。

   
  
  
  
   昨年、つつじが見渡せる山の上に高さ15mの平和観音像が建てられました。  

   約2万本のつつじが境内を取り囲むようにつぎつぎと咲くようです。
   ちょうど船底のような地形のため、すり鉢状の斜面全体につつじが
   植えられていて、どちらをみても一面のつつじを堪能できました。
   明日から雨らしいから、今日が今年の最後のチャンスになりそう。

  
 薬王寺
  
   塩船観音から車で10分ほどのところに薬王寺があります。
   
   友達からメールで薬王寺の存在を知りました。
   ここは「観光寺ではありません」 を貫いた考えのお寺ですので、
   観光パンフレットや地図などには全くのっていませんでした。
   検索したら出てきましたが、友達の紹介がなければ知りえませんでした。

   
    
   
     
   

   入場料ナシ。駐車料ナシ。お掃除の行き届いた境内。
   本堂のガラスがピカピカに磨かれていましたよ。
   境内のお花は見せるためではなく、仏様へのお供えだという考えです。
   いい時期に是非一度お尋ねください。心が洗われます。
   塩船観音と薬王寺の住職さんはご兄弟だそうです。   
   来年はこの二つのお寺を山道でつないで歩いてみたい。
   教えてくれたKさん ありがとう。


北京花紀行 3

2011-05-12 15:30:36 | 

 4月29日 
   世界遺産 「天壇公園」 を見学。

   「天壇」 とは皇帝が年に2回、天へのお祈りをしたところ。
   3層の木造建築で釘を使ってない。「風水」的に最高の場所らしい。
   「天」は中国人にとって昔から至上のもので、万物を支配する最高権威。
   皇帝は、その天命を受けた「天子」であり、特権をもっていたのです。
   
  
  
  

   
                          古木から 「気」 をもらっている人たち。
  
   1998年より世界文化遺産に登録されました。
   外国のVIPが北京を訪問して、忙しい時間のなかでも、
   必ず見るのは、万里の長城、故宮博物館、天壇公園 なのだそうです。
  
  故宮博物館 (昔の紫禁城)  世界遺産

  その前に天安門広場を見学。
  50~100万人が集まれる世界最大級の場所だとか。
   
  
    天安門には毛沢東の大きな絵(6×5m)が掲げられています。
   中国のシンボルですが、絵は1年に1回同じ画家が描き改めるそうです。

     

  

   
   故宮(紫禁城) の中の最も有名な建物である 「太和殿」
   世界で現存する最大の規模と最も完備した木造建築です。
   24名の皇帝がここでまつりごとをしました。
  

    
   故宮の北側の 「神武門」 を出るとすぐ景山公園があり、牡丹の名所です。
   まず公園の山の上に登り故宮全体をながめました。
   紫禁城は映画ラストエンペラーの舞台ですので、初めて来たのに、
   懐かしい感じがしました。もう1度映画を見てみたいです。

  
  
     
   景山公園の3万株の牡丹はちょうど真っ盛り。
   今回の旅で1番いい花を観賞できました。

   因みに「北京市の木」は槐(えんじゅ=ニセアカシア)だそうで、
   並木道の槐が咲き始めていました。


   夜は 「京劇」 を観賞しました。

    

   
                                           化粧支度風景
   「カンフー」、「北京雑技」、「北京京劇」を見ましたが、
   言葉の問題のない、物語も背景も知らなくてもいい
   雑技が一番おもしろかったです。  

                               

   4時間たらずで行ける3千年の壮大な歴史の宝庫、
   エネルギーの充満している街角、
   オリンピックを成功させた躍動感は十分感じられました。 
   今まで中国の地方ばかり歩いてきましたが、やっと首都を歩けました。
   楽しい旅でした。       


北京花紀行 2

2011-05-11 21:48:11 | 

 4月28日

  玉淵たん公園 
   
     桜の名所で、北京の人の花見のスポットです。
   「4月下旬は桜のシーズン」というから、今年最後の桜・・・と
   かなり期待していたのですが、 葉桜を見物してきました。
   風水の考えから、必ず水(池)がつくられています。
   なんと泳いでいる人が2人もいました。 東京より気温は低いというのに。 


   


  万里の長城
  
   世界遺産の中でも群を抜いた存在でしょう。
   宇宙からもみられた人工的な建造物は万里の長城のみ、
   と中国人は胸をはります。
   毛沢東は 「万里の長城に登らずば好漢にあらず」 と言ったそうです。
   山の中腹に 「毛沢東に忠誠を」 と大きく書かれた白い文字が見えました。
   ガイドさんは「あんなの最近までなかったのに・・・」と言っていましたが
   目障りでしたよ~。  
  
   

  
  
  

  

  

  

  

   万里の長城の長さは6350m、これを中国の古い「里」(約500m)で
   換算すると12,700里になるので、「万里の長城」と称するのだそうです。
   英語では「Great Wall of China」だと外国人(私もだけど)が教えてくれました。
   味のない名前ですね。

   往復ロープウエイを利用して、慕田峪から登りました。
   5月初旬は杏の花が両側に咲きほこるらしいけれどこれは早すぎました。
   一般的な登山口の八達嶺を避けたのは、慕田峪は自然の風景がすばらしく、
   北京十六景に選定されているし、混雑がないから。
   
   よくぞその昔(2000年前)こんなものを作ったものだと思います。
   東は山海関から西のシルクロードの嘉峪関まで、
   主な工事は城壁とのろし台ですが、北方民族は長城を簡単に
   乗り越えて中国に侵入して王朝を滅ぼしたんだそうですよ。
   
       
  
    物売りにもお店にも気を付けて!  すりに気を付けて!
    一日に何度ガイドさんに言われたことやら。
    そんなにすりが多いんですかね~?

  
   夕食は北京ダック。世界三大美食の1つといわれます。
   ツアーは全食付きでしたが、全部おいしかった。
   ホテルも5つ星のシャングリラホテルで4泊、贅沢な旅でした。
       

                                       つづく


北京花紀行 1

2011-05-11 16:46:28 | 

4月26~30日 北京を旅しました。

   パソコンが新しくなって、写真の扱いに四苦八苦しています。
   慣れれば便利な機能が備わっているんでしょうが、
   今は遠回りをして、やっとブログ用に写真を取り出せました。 あ~あ   

   ある旅行社の企画で 「春色北京花紀行」 というのを見つけました。
   「北京旅行」 だけならいつでも行ける、もっと年を取ってからでも・・・
   と思っていましたのに、「北京の花」に惹かれて行く気になりました。


   4月27日

   北京の4月は黄砂の月、旅行には不向きでは・・・との噂もありましたが、
   暑くもなく寒くもなく風も吹かずおだやかな1日目がスタートしました。
   見物は世界遺産の 「頤和園」(イワエン)から。  入場料200円
   あの西太后が4~10月を過ごした夏の離宮です。

   
   仁寿殿  入口                園内で町の人がグループで体操をしていた。

  
   仏香閣  頤和園のシンボルともいわれる4重の庇を持つ塔。
          昆明湖を掘った土で作った万寿山の上にある。
   
   桃と藤が昆明湖の畔で丁度満開。     路面に水の出る筆で字の練習をする人。

  
   長廊  万寿山と昆明湖の間にある長さ728mの回廊。
        西太后が雨の日でも散策できるように。


  北京植物園 (入場料140円) 
   
  
   幼稚園がたくさん遠足に来ていました。大事な大事な一人っ子達。
  

    
   赤い桃の花がこの頃の主役。         「白皮松」という珍しい松。

  
   大覚寺
   千年の歴史を持つ、モクレンで有名な寺ですが、花は終わっていて
   代わりにみごとな藤棚がみられました。

  
   境内にあるお茶・軽食のできるお店。

  

  

   夕食後はオプショナルツアーの「カンフーショー」を見学。
   少林寺拳法の物語。開演前にフォアイエで少年僧に扮した
   子供の役者が木魚をたたいていました。きりっとした顔をして。