花歩る木

山と旅がすきです

「ルーベンス展」国立西洋美術館

2019-01-26 16:23:42 | 美術館

2019年1月19日  国立 西洋美術館で 「ルーベンス展」を見てきました。

      明日で終わり、という日に友達にチケットを頂いて、見に行ってきました。
      9:30開館で、9:15ほどに着いたのに、長い行列。美術ファンが多いのに驚きます。
      天皇皇后両陛下もご覧になられたからかナ~。

      ペーテル・パウル・ルーベンス(1577~1640)は17世紀バロック絵画を代表する
      フランドルの画家です。王侯貴族やカトリック教会からの沢山の注文をこなすために
      大工房を営み、「バロックの王者」と呼ばれました。

      
           西洋美術館前の「ルーベンス展」の看板 《エリクトニオスを発見するケクロプスの娘達》

      近くの上野の森美術館で開催されている、フェルメールは、「静かであっさり」しています
      が、ルーベンスは、「こってり」していて、いかにも西洋絵画と言う感じの作風。
      強烈な個性が感じられました。
      
      

      そのあとで、近くのトーハクのミュージアムシアターへ行ってみました。

      国立博物館・ミュージアムシアター  

      
      「風神、雷神図のウラ」 --夏秋草図に秘めた想いーー
      トーハクの誇る重要文化財、江戸時代・19世紀の作品です。

            東京国立博物館・東洋館 地下1階に、ミュージアムシアターがあります。
      最新のバーチャルリアリティによるデジタルでの新しい文化財鑑賞方法を
      見せていただけるものです。
     
      1月2日~3月24日までは、「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想いー」
      バーチャルリアリティでひも解く、表と裏の秘密・・・です。
      
      酒井抱一晩年の最高傑作の「夏秋草図屏風」は、抱一憧れの尾形光琳作の
      「風神雷神図屏風」の裏に描かれていました。抱一は、地色に銀を用い、雷神の裏に
      雨に濡れた夏草、風神の裏に風になびく秋草を、敬愛する光琳に向けて表現した・・・
      ものと、教えられました。4kの美しい画面。説明する学芸員は、声も姿も美しい女性。

      所要時間35分。料金500円で、常設していますので、足を運んで見てください。

      

 


「ムンク展」-共鳴する魂の叫び

2019-01-25 14:31:21 | 美術館

2019年1月18日 「ムンク展」-共鳴する魂の叫び を、東京都美術館へ見に行ってきました。

      10月27日から1月20日に開催されていた「ムンク展」をギリギリ駆け込みで
      上野の東京都美術館へ行ってきました。オスロ市立ムンク美術館の所蔵品を
      中心にやく60てんを含む計100点ほどの展示。《ムンク》以外の作品も沢山。

      
    誰でも知っているムンクの 《叫び》1910年      《自画像》 1895年
    現存するのは、4点あるが、この作品は初来日

      
      「 青空を背にした自画像」 1908年
      
       《自画像》
      
      《自画像、時計とベッドの間》 1940-1943年 最晩年の作品
       針のない時計、ベッドなど死を思わせるような画     80歳まで生きた
      
      あまりにも有名な《叫び》を始め、《接吻》《吸血鬼》といったムンクの
      得意モチーフを、生涯にわたって繰り返し描き、自分の回りに飾って(1000点)
      子供のいないムンクは、「子供たち」と大切にしていた…そうです。
      死後、全品オスロ市に寄贈したそうです。


      帰り道、東京駅で目にした広告
         

      
           


真鶴半島トレッキング

2019-01-21 13:46:02 | 散策

2019年1月17日グループで真鶴へトレッキングに行ってきました。

      何年か前に真鶴半島の御林遊歩道から三石海岸まで歩いたので
      今回は真鶴半島の上半分を歩く・・・という計画をリーダーが考えてくれました。

            真鶴は、「小松石」という銘石の産地で、平安から江戸時代に続く石碑や史跡が多く
      歴史のある、美しい街を巡りました。

      
      龍門寺への参道  石段は小松石                        ⇈
                     五層塔は一つの石で造られた江戸時代初期の作
      
      石碑も階段も「小松石」 当時の石材業、石材技術がうかがえる。

      
      
      源頼朝船出の浜  石橋山(1180年)の戦いに敗れた頼朝が房洲に船出した浜
      と伝えられている。    この辺は、半島唯一の砂浜の海岸。

      
      東の道祖神

      「まるいり水産」で新年会

       
       

      新年会は、貴船神社の向かいにある、お料理やに見えない外観のお店で、あきれるほど
      豪快な海鮮料理を頂きました。お刺身が出るヮ出るヮ 鯛、平目、金目、伊勢エビ、鯵、
      鰤、カンパチ  ?  ?・・・・全部で9種類。半年分ほどのお刺身を頂きました。
      最後のエビからだしをとったお味噌汁がとてもおいしかったです。

      寒だと言うのに、コートを脱いで歩くほどの暖かさ。恵まれた今年のスタートになりました。


「フィリップス・コレクション展」

2019-01-16 10:32:28 | 美術館

2019年1月15日 三菱一号館美術館へ「フィリップス・コレクション」を見てきました。
     
      2018年には、創立100周年をむかえた、アメリカでは近代美術を扱う最初の美術館で、
           マネ、ドガ、モネ、セザンヌ、ゴーガン、ピカソ、ブラック、などの秀作75点が展示されて
           います。   「全員巨匠!」がキャッチキャッチコピー。

      
      
      都内の超一等地・丸の内、JR東京駅から歩いて7~8分。赤煉瓦造りの外観が美しい
      美術館。フィリップス・コレクション(ワシントンDC)も煉瓦造りで、両館の共通点だと
      謳っています。 

      複製ですが、撮影を許された部屋がありました。

       
      《犬を抱く女》1922年       ピエール・ボナール      《開かれた窓》1921年 
       
            ハインリヒ・カンベンドンク  《村の大通り》 1919年頃

       この日だけ、ペアで来れば入場料が1700円のところ2人で3000円だというので
       得した気分で、鑑賞してきました。
       
       35年前、家族でワシントンへ行った折、この美術館へ行ってた証拠が、買った図録で
       分かりました。なつかしい思い出も蘇らせてくれました。

      


江の島へ初詣

2019-01-07 16:08:54 | ウオーキング

2019年1月5日江の島へ初詣に行ってきました。 

           片瀬海岸と橋で結ばれた周囲4キロ・標高60mの江の島は、昔も
      今も湘南のシンボルでしょう。以前、修学旅行を初めとして、何回か
      来ていますが、三大弁天様をまつる江島神社や、長い年月をかけ
      波が作り出した海食洞、弘法大師や源頼朝も訪れたという岩屋など
      もっと、ゆっくり、気を入れて回って見たいと思って初詣に行きました。

      
      小田急線・片瀬江ノ島駅   新宿より約1時間 
     
 
      片瀬の海で舟遊びのグループ

      
      「青銅の鳥居」をくぐって仲見世通り
      
      瑞神門をくぐって、江の島神社へ
      
      江の島神社(辺津宮
      
       弁財天(安芸の宮島、近江の竹生島と並び、日本三大弁天の一つ)
            
       江の島神社(中津宮)
           
      江の島神社(奥津宮) 

      
      終わりにやっと富士山の雲が取れて、姿を見せてくれました

           快晴の穏やかなお正月日和。風もなく、お昼頃は15度の暖かさ。コートをもって
      歩いている人が多かったです。江島神社は、辺津宮・中津宮・奥津宮の総称で
      それぞれ3姉妹の海の守護神が祀られていて、芸道や縁結びの御利益があるそうです。
      
      弁財天仲見世通りでランチにしらす丼を食べました。帰りに女夫饅頭、はまぐり型の
      江の島アイスもなかも食べて、たのしい初詣でした。


上野の森へ初詣で

2019-01-04 05:45:34 | 美術館

2019年1月3日明けまして おめでとうございます  今年もよろしくお願いいたします。

     上野の美術館へ行ってきました。

     
毎年、新年に上野の美術館へ行くことにしています。東京博物館(トーハク)の一番の宝・
     「松林図屏風」(長谷川トーハク)を拝みに行くのです。

      
      上野公園の大噴水

      
      トーハク(東博)の宝(国宝)  長谷川トーハク晩年の最高傑作 毎年新年に(~14日まで)本館2階に
      展示されます。写真はOKです。

       
      イノシシの埴輪                      伝源頼朝座像(木造・玉眼) 13~14世紀 若々しく威厳のある頼朝像

     
      国立西洋美術館   
すぐ近くの西美の常設展にも行きます。
    
      14世紀から20世紀まで西洋美術の流れを見せてもらえます。

 
     
           
           
       西美も展示作品、館内とも、写真は自由に写せます。世界の一流品が
       ザックザク。  常設展は、東博、西美とも どちらもシニアは、無料です。
       東京で一番オイシイ所ですね。

       
      「ブラン氏の肖像」エドアール・マネ      「ナポリの浜の思い出」カミ―ユ・コロー
       
      「あひるの子」ジョン・エバリット・ミレイ    「海辺に立つブルターニュの少女達」ポール・ゴーガン
      
             
             「睡蓮」クロード・モネ 「モネの部屋」に展示されている西美自慢の宝です。

           西美は、クロード・モネの作品を日本で15点持っている美術館です。
           作品の一つ一つに松方幸次郎のご苦労の歴史があって、それを知ると
           作品への親しみが増して、ますますこの「モネの部屋」が有り難いものになります。

      上野 清水観音堂

      
      京都清水寺を思わせる舞台が見どころのお寺。不忍池方面へ突き出た舞台から月の松があり、不忍池
      の弁天様をのぞかれました。

            
      「上野 大仏」                      西郷さん(3153 サイゴーサンと親しまれている)

      上野大仏は、幾度もの災難を乗り越え、お体の部分は 戦時中に供出されたりして、
      「これ以上落ちない合格大仏」として、今、崇拝されています。長い行列でお参りしました。

      西郷さんは、昨年一年間大河ドラマで楽しく勉強させていただきました。ありがとうございました。

       ~