花歩る木

山と旅がすきです

日本美術の祭典(トーハク)

2014-01-21 16:16:52 | 美術館

 1月17日 上野の東京国立博物館 平成館で開催されている
       「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」を
       見てきました。   ~2月23日まで

     「日本美術の祭典」は、トーハク(東京国立博物館)と
     トビカン(東京都美術館)のコラボレーションにより、
     両館で開催される3つの展覧会を結ぶプロジェクトです。

     上野の2014年は、日本の美の再発見からはじめましょう。

     平成館で行われる「クリーブランド美術館展」と
      「人間国宝展」の2展共通前売り券を買いましたが、1日に
     2つ見るのは疲れるので、この日は「クリーブランド展」を
     見ることにしました。 

     

      アメリカ・オハイオ州にあるクリーブランド美術館の所蔵品から
     日本絵画約40点と西洋絵画などが紹介されています。

     仏画、花鳥画、山水画などを選りすぐったものが公開されています。
     東洋美術の研究者として名高いシャーマン・リーが、作品収集を
     行い、これは世界的に高い評価を得ているものだそうです。

     その他、モリゾ、モネ、ピカソ、ルソーの4人の西洋画家の特別展示も
     あって、これはうれしい限りでした。

      
      ルソーの「トラとバファローの戦い」


                  

            ここに帝室博物館の居室があり、森林太郎(鴎外)は
          大正6年から大正11年に死去するまで総長をつとめていた。
          ・・・何度も通っている道なのに、気が付きませんでした。

     
     東博の前から、谷中行のめぐりんバスというのに乗って、
     谷中というところへ 足を延ばしてみました。


       
        ゆうやけダンダンという階段      上からは夕焼けの富士山が見えるとか

      平日だからでしょうか人出はさほどではなかったです。
     巣鴨を小さくしたような街で、総菜屋さん、とくにコロッケやさんが多い所でした。
     
        「ざくろ」というペルシャ料理屋さんで、ラクダのカレーを食べました。

      牛肉のあっさりしたような、柔らかくておいしい料理。
     ラクダさん、イランからはるばるやってきたんでしょうかね?


映画 「武士の献立」

2014-01-10 15:39:59 | 映画 演劇

1月8日 新宿で 映画「武士の献立」を見てきました。

      
       お正月にふさわしい豊富なご馳走、ベテランの俳優ぞろいのたのしい映画です。

      江戸時代の加賀藩に仕えた武士、実在の包丁侍、舟木伝内が「料理無言抄」という
     当時のレシピ集を書き残したものをもとにしたヒューマンドラマです。

     春(上戸彩)は、人並み外れた料理の才能と味覚を持つが、勝気すぎてたった1年で
     婚家から離縁される。加賀藩で料理方を勤める 舟木伝内(西田敏行)に
     料理の腕を見込まれ、たっての願いで伝内の息子安信(高良健吾)のもとへ嫁ぐ。
     だが、跡取り息子の夫は、4歳も年下で料理は大の苦手。

     前後に加賀騒動もあったが、春の力添えで安信は徐々に腕をあげ出世していく。
     最後のテロップで、安信はのちに伝内よりも出世して料理頭となり、明治に入るまで
     7代にわたって加賀藩の台所を支えたということでした。

     
     キャッチコピーは 『家族の歴史は、毎日の献立とともにあった。』
     まるで朝ドラの「ごちそうさん」そのもので、毎日の食事の大切さ、
     家族や夫婦の絆もこの原点から始まる・・・という人情劇のようでした。

     
     映画の後、友達3人でのランチは何時ものように新宿西口小田急ハルクの8階
     「大志満」さんで、この日は勿論加賀料理にしました。
     サービスランチの握りに治部煮を頼んだのですが、このお店は仲良しの友達の
     息子さんが社長をしているお店なので、伝わっていたらしく、店長がわざわざ
     挨拶に来られ、その上、前菜、治部煮、デザートのサービスを受けてしまいました。
     「悪いね~」と言いながら、今日の流れ、結末は最高!!・・・でした。
    
     
伝統的な和食の世界を目福、口福で堪能出来たプチ新年会でした。
     

 



  


上野へ初詣

2014-01-05 15:23:24 | 美術館

1月4日上野の東京国立博物館に「初もうで」に行ってきました。

    今、神社、お寺どこへ行っても長蛇の列です。
    ところがトーハク(東京国立博物館)では、ほどほどの観客のなかで(1月4日)
    国宝、重文をゆったりと鑑賞する事が出来るんですよ。
    トーハクの新春特別公開「博物館に初詣で」が素晴らしいです。
                          1月2日から1月26日まで

    毎年恒例の行事ですが、「松林図屏風」をはじめとする
    国宝、重文の公開、えとの午の特集、吉祥をテーマにした作品
    の数々を簡単に拝見できる、心豊かに新年をすごせる場所。
    穴場かも?


      
       トーハクもキャラクターが出来たんだ~
       左は、トーハクくん。(埴輪がモチーフ) 
       右は、ユリノキちゃん。左手の葉のないユリノキがトーハクのシンボルだから。


      
      見事ないけばなが随所に飾られていて、お正月気分満点。

      
       国宝 松林図屏風   長谷川等伯筆  16世紀・安土桃山時代             HPより
       
       トーハク ウエブサイトの投票コーナーでも、見たい国宝ナンバー1に選ばれたという
       水墨画の至宝。       私も好きな画の ナンバー1に選びます。
       

      池之端を回って、不忍池方面へ

      
       森鴎外の旧居に入ってみました。
       今は、水月ホテル鴎外荘 と温泉施設に囲まれていました。


       
      不忍池の弁天様。行列です。         旧岩崎庭園の寒牡丹。


      
       対岸から見た弁天堂とスカイツリー       平和な風景です。

      
      旧岩崎邸庭園

      
       前から
      
       後ろから

      旧岩崎邸庭園は明治29(1896)年に岩崎弥太郎の長男で三菱第3代社長の
      久弥の本邸として作られました。洋館はジョサイア・コンドルの設計。
      戦後GHQに接収され、返還後国有財産となりましたが 今は、東京都公園協会が
      管理しています。

      何年か前に来たことがありますが、時をおいて又見に来ると、
    素晴らしいもの、
美しいものの価値が一段と分かって来ますね。
    目の正月をさせてもらった一日でした。
      


高尾山 初詣

2014-01-03 16:15:19 | 山歩き

1月3日高尾山へ初詣に行ってきました。

     薬王院への初詣を目的に高尾へ行ってきましたが、
     私はまだまだ高尾の素人、考えが甘かったです。
     表参道の1号路を登ったのですが、薬王院の山門付近から行列です。
     何時間かかるかわかりませんので、今日はあきらめました。
     「また、近いうちに来よう!」
       
      
      ほとんど気づいてもらえないようだけど、今年はボクの年でしょう?

     
    11丁目から、琵琶滝への急な下りで、お馬さんが出迎えてくれました。
    崖から2.5mぐらいの幹が見事な形をつくっているのです。
    下りでなければ見られません。足元ばかり見ていても見られませんよ。

    お参りはできませんでしたが、今日はいいものに出会えました。

 


御年賀

2014-01-01 17:15:25 | ウオーキング

   1月1日あけましておめでとうございます。

        新しい年のはじまり、ご家族皆様でお迎えのことと思います。
     東京は、あたたかな、穏やかな、3月下旬の陽気でした。
     今年1年、災害のない、争いのない平和な世の中で
     あってほしいと祈ります。

        
       
          
      深大寺へ初詣に行ってきました。
      東京でも人気のお寺さんですから、人出もおおく賑やかでした。


                     今年もどうぞよろしくお願いいたします。