花歩る木

山と旅がすきです

井の頭公園・いのけん

2012-11-27 12:52:43 | ウオーキング

 10月25日井の頭公園の「自然文化園」を散歩しました。
      
      来園者は小さな子供ずれのファミリーがほとんど、格好の動物園日和でした。

      通称「井之頭動物園」として知られている「井之頭自然文化園」には、
      来年正月に66歳になる日本最高齢の象のはな子が住んでいます。
            
      動物園の他にも北村西望の作品が沢山飾られています。

       
      北村西望作、世界連邦平和像。 長崎の平和記念像はこの園で生まれました。

 
       
      左; 野口雨情の書斎「童心居」が移築されています。
         周りには「金閣寺垣」「銀閣寺垣」等の竹垣が再現されています。
      右; リスの小径  ニホンリスが自由に走り回っています。
         カメラマンの三脚に登ろうとしています。

        
      左; サル山にいるサルはアカゲサル。赤ちゃんは夏に生まれます。
      右; モルモットふれあいコーナーは子供たちに人気。ふれあえるのは全部メス。

      
      タイから2歳の時来日し、7歳から武蔵野に住んでいます。
      歯が1本になりましたが、毎日18キロのバナナ等を食べて子供たちに夢を
      おくっています。

      
        いのけん

     井の頭恩賜公園が2017年5月に開園100周年を迎えます。
      自然文化園(動物園)は2012年5月に70周年をむかえました。
      それを機会に『いのけん』(井の頭公園検定)が12月2日に実施されます。
      
     
         
      井の頭公園近くで掘り起こされた縄文土器       いのけん公式問題解説集

      いのけんは、今年が第1回。井の頭公園が好きなうちの家族、夫、娘、と私は
      いのけんがあることを知った春に「おもしろいから、皆で受けてみよう!」と
      意気投合しました。12月2日の試験日はまだまだ先のはずでした。
      ところが24日の「検定1日講座」に出席してみておどろいた~~。
      5~60人はみんなマジな顔。「遊びだから」なんて思ってるのは私達だけみたい。
     
     
        
      講義が始まる前に、尋ねられました。
      井之頭公園へ毎日行く人   ・・・・       約1/3(通勤路ですか?)
               週に2~3回行く人 ・・・・     約1/3(犬の散歩ですか?)
               月に2~3回行く人 ・・・・    少々
               年に数回(私ですが)・・・     は、聞かれませんでした。
      井の頭公園が大好きな人    ・・・・      ほとんど
               まあまあ好きな人  ・・・     ぱらぱら(私を含む)
                            嫌いな人   ・・・         いません。
      この時点で勝負あった気がしました。

      今年は3級(60点以上) 2級(80点以上)だけで、1級は来年からあります。
      成績優秀者には、自然文化園の年間パスポート がもらえるそうです。
      チャレンジしてもっと井之頭を深く知れば、“I ♥ Inogasira” の 1員になれる
      んじゃないかしら?   さあ、あと3~4日 泥で縄をなうことにしよう。


ミュージカル・アリスインワンダーランド

2012-11-26 10:11:10 | 映画 演劇

     11月21日 ミュージカル・「アリス・イン・ワンダーランド」を見ました。
                                        青山劇場で、~12月7日まで

                HPより

      ルイス・キャロルの有名な物語 「不思議の国のアリス」 を大人向けに
      大胆にアレンジしたミュージカルでした。

      キャストが実力者ぞろい。
       安蘭 けい  (アリス)            宝塚歌劇団出身
       濱田 めぐみ (帽子や・マッドハッター) 劇団四季出身
       田代万里生  (うさぎ)           東京芸大声楽科テノール専攻卒業
         しかも、3才からピアノ、7歳からヴァイオリン、13歳からトランペットを始め、
         15歳からテノール歌手の父より本格的に声楽を学び、大学在学中に
         オペラデビューを果たした人だったそうで、歌声に定評があるのは当然でした。
       渡辺 美里   (ハートの女王) ミュージカルは初めてだそうですが
          存在感がありました。
       
      
          
             ワンダーランドへ迷い込んだアリスを取り巻くあらゆるキャラクターが、
      華やかでユニークな色爽やかな衣装を身にまとって登場しました。
      
      
             大人になっても夢を・・・・というメッセージなのでしょう。 

                                                          

     
            開演に先立って、近くのお茶屋さんで夕食をとりました。
      そこで抹茶のおいしい立て方を教わりましたので、家でもやってみました。

      抹茶の立て方                     
         茶筅を20~30分前にお湯に浸しておく。
       茶杓に2杯(2グラム)の抹茶を茶碗に入れる。
       水10㎖入れて、照りが出るまで30秒ほど練る。
       50㎖の95℃のお湯を注いで、前後に川の字にすばやく動かして
       お茶をたてる。最後に円を描くようにして中央から茶筅を引き上げる。
       真ん中がふっくら、こんもりした一椀ができあがります。


      煎茶の入れ方
               ついでにテレビで教わった煎茶の入れ方です。
       急須に茶葉を入れて、浸るぐらいの水を注ぐ。
       熱いお湯(60~70℃でなくてイイ)を注ぐ。
       蒸らし時間を待たなくても、甘いお茶になります。


井の頭公園

2012-11-19 06:50:41 | ウオーキング

11月18日(日)井の頭公園の紅葉をみてきました。

      三鷹駅から「風の散歩道」を進むと右手に「山本有三記念館」があります。
      大正15年ごろに建てられた暖炉のある瀟洒な洋館です。

       
      「山本有三記念館」              弁財天への表玄関にある「黒門」

       
      神田上水の源流は井之頭池です。
       神田川は途中で善福寺川と妙法寺川と合流し隅田川に注いでいます。

       
      
      井の頭池
       アサガオ型噴水は井の頭池の景色になっています。
       これは池の水の滞空時間を長くして、水に多くの酸素を取り入れる
       水質浄化の役目をしているそうです。
       2017年の開園100周年に向け、水の浄化活動が続いています。

      
           井の頭の湧水
       その昔、当地へ狩りにきた 徳川家康 が、この湧水の良質を愛して
       よく茶をたて、「お茶の水」と呼ばれるようになりました。
             今は、ポンプで地下水を汲み上げて出しています。
                                 
                                  

            昨夜の雨もすっきり上がって、青空の好天気。
            「住みたい町・吉祥寺」のこの公園は大変な人出で賑わっていました。
            イヌと散歩している人も多く、トイプードルが俄然多かったです。
            午後から「木枯らし1号」が吹いてきて、冬が近づいてきましたよ~。


笠間(茨城県)の美術館

2012-11-17 10:52:30 | 美術館

11月15日茨城県の笠間へ行ってきました。

      人口7800人の町に美術館が4つもある町です。
      いつかは行きたい・・・が、是非行かねばに・・・盛り上がったのは
      BS「ぶらぶら美術館」を見たからです。

      日動美術館では、開館40周年「20世紀 フランス美術の栄光展」が
      開催されています。    ~11月25日(日)まで。

        
       左: 日動美術館入口           アンディ・ウオーホル 「C夫人像」
                                副館長の長谷川智恵子さんです。

      
      野外彫刻庭園  日本の具象彫刻界を代表する作家の作品が佇んでいます。

       
      企画展示館からフランス館への通路   ドアのノブは “本郷新” の作品

      2時間ほど見学して、昼食、笠間稲荷を拝観して
      日動美術館のPから車で10分の分館へ行きました。

      春風萬里荘(北大路魯山人旧居)

      北大路魯山人がアトリエとして使っていた建物を鎌倉から移築したもの。
      江戸時代中期の茅葺入母屋造りで、中には美術館の所蔵品が展示されています。

       
      春風萬里荘入口                先代・長谷川仁夫妻の佇む正面

      
       紅葉の太鼓橋を渡ると長屋門があります。

      
      3600平方mの敷地は広大な庭園になっていて、紅葉もすばらしいが、
      春の桜はどんなやら・・・と思われます。何しろ「春風萬里荘」ですもの。

      
      魯山人自身の設計になる茶室「夢境庵」

       
      石庭(枯山水)がありました。緋毛氈を敷いた濡れ縁でお抹茶を頂きました。

      車で10分ほどの“芸術の森公園”の中に、「茨城県陶芸美術館」があります。

      茨城県陶芸美術館
      
      平成12年に開館した「伝統工芸と新しい造形美術」をテーマにした県立美術館
      で、一般300円、70歳以上は無料という有り難い美術館ですよ。

      企画展 「明治・大正時代の日本陶磁」 輸出向けのゴテゴテ飾り立てた作品
            が多く、アールヌーボー?アールデコ?・・・ってあれですか?

      コレクション展 文化勲章受章者、人間国宝の作品を展示。板谷波山の展示コーナー
            に作品がかなり並んでいて、満足でした。
      

      笠間は、何という芸術度、文化度の高い、美しい町なんでしょう。
      菊祭りで町中に菊の花が飾ってありましたが、菊も芸術も香るすばらしい所でした。

                     
                                
                             


高尾山

2012-11-12 15:53:12 | 山歩き

11月8日高尾山へ紅葉の様子をみに行ってきました。

 お天気が良いせいか、平日なのに大勢の人。
 なるべく人の少ないコースを選んで歩くことにしました。 

 
   

6号路(水の道)は、前の沢と呼ばれる
沢沿いの道を登っていくコースです。

岩屋大師をすぎるころから
琵琶滝の音が聞こえてきます。
登山道は、沢の音を聴きながら登る
季節の花の多いコースですが、
道が狭いためハイシーズンには
一方通行の指令が出されます。

 

 


   
   

   上; 頂上では、かわいい幼稚園の遠足グループのお昼時間でした。
   下; 頂上のモミジは色づいて今が見ごろ。

   

   4号路を降りてきました。イヌブナ林の北斜面を巻く道です。
   途中の吊り橋付近はまだ紅葉が遅れています。

   吊り橋の下の沢は岩礫で覆われ、一見水が流れていないように見えますが、
   実は伏流水となって、下流で蛇滝となって流れ落ちるのです。

   2号路から、蛇滝道を降りて、バスでJR高尾へ帰りました。
   「紅葉の高尾」はこれからの休日は超満員の賑わいになることでしょう。
   


南仏プロバンスとリビエラの旅 6

2012-11-05 14:11:12 | 

10月23日

   リヴィエラ海岸をドライブし、国境を越え、イタリアに入りました。
   道はトンネルの連続。 ポンジュール から ポンジュルノ になります。
   車窓からの風景も南仏と異なりビニールハウスが多くみられ、花栽培だそうです。
   1時間でジェノバ着。
   
   イタリアは、人口6100万人。25歳以下の失業率25%以上だそうです。
   

   

   

   
   
   ジェノバ   人口60万人  アメリカ大陸発見したコロンブスの故郷です。
   ガルバルティ通りを散策。昔の貴族、上流家族の人々の家々を見学しました。
   多くの建物が今は市役所や銀行などとして使われています。
                                サンタ・マルゲリータ 連泊
10月24日

   リヴィエラ海岸を南下し、険しい山々と海に守られて中世からの景観を保っている
   「5つの小村」(ツィンクエテッレ)のうち4つをバスと列車で訪ねました。

    
   リオマッジョーレ ⇒ マナローラ ⇒ ベルナッツァ ⇒ モンテロッサ 
   
    
          

    
    イタリアではパスタが前菜         デザートはイタリアでもおいしい
   
    快晴の毎日、イタリアでも海水浴していました。
                                サンタ・マルゲリータ 2泊目
 
10月25日
   
   この日も快晴。高速に入ると霧、濃霧。 ミラノに着いたら晴れたけど、寒い!
   幸いに時間通り が飛んでくれました。ミラノの風邪をくっつけられたけど、
   無事に帰国できました。

        お世話になったみなさん     グラッツェ   アリヴェデルチ   
   


南仏プロバンスとリビエラの旅 5

2012-11-03 17:07:41 | 


10月22日(月)

   モナコ公国の観光へ。
   途中、“鷲の巣村”エズに立ち寄りました。

    
   
    
   その昔、海賊などの外敵を避けるため高台に築いた城の様な町を「鷲の巣村」
   と呼びます。見張りの利く高台、水、家や砦を築くための石材・・・が立地条件。

   バスを降りて急坂を登ると頂上にサボテンと女性像を中心とした庭園があり、
   眺望がすばらしかったです。

   モナコ公国
   

   モナコ公国
   道路の右手に、直径50センチ、高さ3メートル位の石柱が立っているだけの国境を
   通り過ぎました。公国は広さ2平方㎞、人口3万6千人。世界第2位の小国です。
   毎朝ニースから3万人の人が通勤しているので、くねくね道が渋滞します。
   この道で、30年前衝撃の事故が起こったんです。
    モナコの復興のためのお見合いで、レニエ大公と結婚することになり、(本命は
   マリリン・モンロウだったんだけど・・・とガイドさんがばらしていました。)
   3人の子供ももうけましたが、グレース・ケリーは幸せだったんでしょうか?
 
   カジノ、王宮広場、大聖堂を見学。
    カジノ    ゴージャスな建物、観光とカジノの国です。
   大聖堂   ケリーはここで結婚し、ここでお別れし、ここで眠っています。


                                                    
グレース王妃(グレース・パトリシア・ケリー)
  1929年~1982・9・14  (享年52歳)

 グレース王妃は、強い星を持った女性として
日の当たる場所を走り続けてきたが、そのはてに
死の断崖が待ち受けていた。
王妃の役をみごとに演じきった彼女は、一転、
悲劇の役を背負わされた。華麗で、劇的で、
あまりにもハリウッド的な生涯だった。
   1982年9月16日 朝日新聞・天声人語より





    ニースに戻り、シャガール美術館見学

   シャガールは、「人々が、平和、精神性、信仰心、人生の意味を見出せるように
   私の生まれ変わりの土地であるフランスのこの家に、置いていきたいのです。
    芸術においても人生においても、基本に愛があれば、すべて可能です。」
   ・・・と挨拶が書いてありました。

   館の内外、全部写真OKでした。
                                ニース 3泊目


南仏プロバンスとリビエラの旅 4

2012-11-02 16:36:17 | 

10月20日(土)

   プロバンスを後にヴェルドン渓谷を経由してニースへ向かいました。
   約5時間のドライブ。観光局より、“フランスの美しい道”に選ばれた
   素晴らしいプロバンスの山岳風景が楽しめました。

   
   
   
    
    
   49人乗りの大型バスに12人の客達は好きな席に陣取って、紅葉が始まった
   渓谷美を堪能できました。
        
    
   標高730mのレストランで昼食。その前の広場では朝市が開かれていました。

   ロザリオ礼拝堂  ニースへの途中、ヴァンスにて、
    

    
   礼拝堂は驚くほどシンプル。内部は撮影禁止でした。(絵葉書より)

   アンリ・マティス(1869~1947)
   ヴァンスの礼拝堂は、マティス自身が自らの芸術の集大成と呼んだ
   宗教芸術の傑作・・・と言われています。 使っている色は3色。
   黄・・太陽、レモン、青・・海、緑・・ボトル(瓶)を 表しているのだとか。

                                   ニース 3連泊


   10月21日

   ニースに3連泊して、「小さな美術館を訪ね」ます。
   「最低気温7度~、最高気温22度。ほとんど毎日曇り、時々雨」の予想のハズが
   28度位はあったでしょう。暑かった~! 海水浴をしている人がいるんですもの。

   
    
   ニースの西側にあるアンティーブの「ピカソ美術館」見学。

     
   お昼は「ニース風サラダとブイヤベース」  最後のスイーツがいつもおいしい。

    
   町のはずれの「鷲の巣村」の墓地に シャガールが眠っています。

    
   次いで、ルノアール終焉の地、カーニュを訪れ、グルマルディ城を見学。
   ルノアールの絵が飾ってあったが、今は盗難を恐れ倉庫にしまってあるそうです。

    
    
   10月の最後の日曜日まで、サマータイムが続きます。
   夏のバカンスが済んでも、ニースはにぎわっていました。  

                                 ニース連泊2日目

                          つづく                      


南仏プロバンスとリビエラの旅 3

2012-11-01 19:20:39 | 

10月18日(金)

   まず、ドーデの風車小屋を見学。今は博物館になっています。
    ドーデは「風車小屋だより」や短編小説「アルルの女」をかきました。
   
         

  その後、エクス・アン・プロヴァンスへ



   エクス・アン・プロバンスでの セザンヌ

   セザンヌの父は銀行家で、経済的に困ることはなかったらしい。
   エクスの町のなかにあるセザンヌゆかりの場所へは、歩道に埋め込んである
   エンブレムプレートをたどっていけます。
   
  
    
     アトリエ  彼が死ぬまで使っていた所。彼自身で設計し、グレイの壁は彼が塗ったもの。
     床はひかりの反射を防ぐため板敷き。セザンヌがよく題材にしたリンゴや骸骨が
     置かれていましたが、室内は撮影禁止でした。(写真は、あるTVより拝借)

   
   レ・ローブ  セザンヌがビクトワール山を写生した高台。
     目の前にセザンヌの絵そのままのサント・ビクトワール山が遠望出来て、感激!!
     
      「絵を描きながら死にたい」との言葉通り、製作中雨に会い、肺炎を患い
      67歳で亡くなったが 最後まで画家として生き続けた人でした。

      セザンヌは、ポスト印象派から抽象画のようにモザイク模様になり、キュービズムに
      影響を与えて、「近代絵画の父」と崇められました。

   
   エクスの町は、泉や噴水が多く、有名な大学もあり若者が沢山歩く明るい町でした。


                                                                                            つづく


南仏プロバンスとリビエラの旅 2

2012-11-01 06:35:01 | 


10月18日(木)
   ローマ時代の水道橋 「ポン・ヂュ・ガール」見学。
   退役軍人が多く住むニームという町へ毎日2万リットルの水を
   供給するために建設。高さ49m、長さ275m。
   その保存のよさに驚き。ユネスコ世界遺産。 
  
   そのあと、アルルへ。



   アルルでのゴッホ
    フィンセント・ヴァン・ゴッホは、激しい感受性と情熱で、約10年間に
   2000枚以上の絵を描きながら、生きている間に売れた絵はたった1枚だけ。
   今、ゴッホは、美術史上世界で最も高評な画家とされていますが、
   理解してくれたのは、弟のテオだけ。父も、母も、妹さえも彼を芸術家だとは
   思わなかったのです。
   アルルと、サン・レミ時代の2年間に一番実り多い作品を残しているのですが、
   周りの人からは、「気違い、危険な人物」と憎悪されて、極貧のうちに37歳で
   パリ北西部のオーヴェール村でピストル自殺しています。    
       1日1作という驚異的なペースで描いていた時期だけに
       本当に自殺・・・なのか? 未だに異論を唱える人がいます。
       
       何とかならなかったの??  120年前の彼を想像して
       気の毒で私は胸が痛くなりました。


                                           つづく