花歩る木

山と旅がすきです

加賀、能登の旅 2

2013-05-19 10:30:37 | 

 5月13日  片山津⇒ 小松⇒ 金沢

      訪れたい、訪れねばならない街、が小松でした。
           弟夫婦の車に乗せてもらって、弟の出身高校を見せてもらった後(随分かわったな~と感慨深め)、
      10時に金沢から兄が合流。美術愛好家だから、美術館の案内はお手の物。

      「宮本三郎美術館」→ 「本陣美術館」を回りました。

      折よく、「お旅まつり」期間中で、ししまいや子供歌舞伎をみることができました。

       


       
       その夜は、金沢の東茶屋街でご馳走になりました。  「蛍や」というお料理屋さん。奥行きが長かった。


      5月14日

      金沢香林坊(中心)のホテルから、昔の四校を通って兼六園のふもとへ行きました。

      
       四校の学生の 明治、大正、昭和 のスタイル     煉瓦の建物は、現在は「しいのき迎賓館」
          
       名前の由来の椎の木                        何の木?

      
           金沢21世紀美術館 白い壁面とガラスを多用した丸い建物。
      建築界のノーベル賞といわれる「プリツカー賞」をもらったSANAAの2人の設計。

      
       鈴木大拙館
       鈴木大拙は、金沢市本多町にうまれた世界的な仏教哲学者です。ここは、その生涯に学び、
       その思想に 出会う場所として建てられました。それぞれ自らが考える「思索空間」で、
       座禅を組んだり、語り合う場として想定されているそうです。

       
       入口                             借景は本多の森公園との調和

      大拙館を設計したのは、谷口吉生さん。片山津の街湯も設計されましたが、NYの近代美術館新館や、
      東博法隆寺宝物館も設計された金沢出身の方です。

          午後5人で、弟の車に乗り輪島へ。
      明るいうちに2ヶ所のお墓詣りをして、夜は米寿の姉のお祝いをしました。
      兄弟、子供、孫全部で13人のなごやかなパーティでした。
      2年後には卒寿の集まりをしようね。・・・と約束したんですよ。

                                       


加賀、能登の旅 1

2013-05-18 15:38:47 | 

 5月12日13日14日15日 石川県へ行ってきました。

      故郷にお祝い事があって、いい機会なので、新しく変わった町、初めての町を歩いてきました。

      
      50分で小松に着きます。空席が多かったのでいい場所から 富士山 を撮影出来ました。

      
       白山 のそばを通りました。 かれこれ5回登った山ですが、この角度で見るのは初めてでした。


      飛行場からレンタカーで15分位の 松井秀喜ベースボールミュージアム へ行きました。
      そのあと、山中温泉へ行って、4月27日にオープンした 「森光子一座」 という森さんの
      芸能生活での衣装や、国民栄誉賞、文化勲章などの貴重品の展示された記念館を
      見て来ました。

       
      国民栄誉賞を受賞した秀喜君に 特にフアンで      「花はいろ、人はこころ 放浪記」の代表作をもって、
      なくても、ごあいさつするのが礼儀でしょう。!            国民栄誉賞、文化勲章を授与されたときの着物。
      受賞のスピーチには、感激しました。(300円)       おば様族の入場者が多かったです。(500円) 
         
                  
          
      山中温泉の誇る 鶴仙渓。こうろぎ橋           勅使河原宏さんデザインのあやとり橋(つり橋)

      私は、この町で中学、高校時代をすごしました。なじみの懐かしい故郷です。
      「森光子館」の設立にかかわった館長さんは元山中町長さんで、中学校の同窓生です。
      前触れもなく訪ねましたが、運よくお会いできて、開館のお祝いを申し上げられました。

      山中温泉から山を越えて、約1時間、福井県の 永平寺 に行きました。

      
       
      
      永平寺は、曹洞宗の大本山で、今から約760年前に 道元禅師によって開かれた座禅修行の
      道場です。境内は三方を山に囲まれた深山幽谷の地に大小70余りの建物が並んでいます。

      「七堂伽藍」と呼ばれる僧侶が修行をする場所を、案内してもらえました。
      長い廊下、階段など、毎日磨き抜かれており、作務は「動の座禅」といわれる修行なのだそうです。

      門前のおみやげやで胡麻豆腐を買いました。
      
      奈良から弟夫婦が車で来て、片山津のホテルで合流しました。

            
       ホテルのそばは柴山潟、遠くは白山連峰、      2012年にできた「街湯」です。後ろの柴山潟、
       決まった時間に噴水が上がります。           白山がガラスを通して、一望できます。                            
                                         設計は谷口吉生さん。
     

       この町は初めて来ましたが、白山のベストビューポイントで、広々とのんびりした静かな町で
       泊まってみて良かったです。
                                
                                                           片山津温泉泊


 


奥高尾縦走

2013-05-10 17:31:47 | 山歩き

 5月8日陣馬(857m)から景信山(727m)を歩きました。

          高尾駅北口よりバス⇒ 陣馬高原下・・・(陣馬新道)・・・陣馬山・・・明王峠・・・景信山・・・小仏バス停⇒ 高尾駅
     
     
     連休が過ぎて、私たちの「新緑の季節」がやってきました。仲間5人で、奥高尾縦走を試みました。

       
       ニリンソウの中に、マムシグサ              笹は何年かに1度花を咲かせるって聞きましたけど
                                         この辺いっぱいに咲いていました。           

      
       陣馬山頂に近いところ。若い緑が輝いています。
      
       出ました。世界遺産になりたての富士山です。陣馬山頂は360度の展望。

       
       広く、気持ちのいい頂上(857m)の広場。       小、中学生の遠足にはもってこいのルートですね。

      富士山、南アルプス、多摩の山々がくっきり見える最高の場所でゆっくり5人でランチをしました。
     景信山方面へ下る道は、「関東ふれ合いの道」でもあり、登山道は整備されています。

     藤の花が満開でした。遠くからでも香りが漂ってくるような幾つもの紫の連続。
     藤の花の存在が分かるのは今だけですね。
     


大倉集古館、サントリー美術館

2013-05-07 19:02:33 | 美術館

5月2日 大倉集古館  サントリー美術館へいってきました。

      新聞やさんから、招待券を頂きました。大倉集古館は 初めてなので
      どんなところなのか興味津々でいってきました。

       
港区六本木にあります。

日本初の私立美術館で、
中国古典様式の
耐震耐火建築だそうです。


   

 

 

 

 


      収蔵品は日本や東洋の絵画、彫刻、工芸品など。
      国宝(3点)、重要文化財(12点)、重要美術品(44点)もあります。

        
       大倉喜八郎の銅像          入口でにらみをきかせる仁王様  2階ベランダからホテルオークラ本館
      
     
     
          文化財の海外流出を惜しんだ大倉財閥の創業者・大倉喜八郎と、
     父の遺志を継ぎ収集の幅を広げた 喜七郎のコレクションです。


     サントリー美術館 (六本木・ミッドタウン)
      

      「もののあはれ」と日本の美 ~6月16日まで       


            「もののあわれ」というのは、「感動したときの『ああ』という感嘆の声が
       『あわれ』の原点。現代の言葉でいえば『すごい』や『素敵』といったところ」・・・
       展示会場を回っていて、教わりました。
       心にしみて趣深い、という意味でしょうか?
       
      
      
           平安貴族の優美な暮らしを描いた国宝「寝覚物語」をみてきました。

       ここでも国宝、重文がたくさんありましたよ。

                                                新聞屋さんありがとう 


イギリス(5)

2013-05-04 15:10:45 | 

4月23日、4月24日 ロンドンにやってきました。

      今まで10℃を越えなかった気温が、南に下ったせいか、快晴にも恵まれて
      ロンドン滞在中に24℃にまで上昇し快適な街歩きができました。

      13~4年前に、娘家族がロンドンに駐在していましたので、ちょこちょこ
      遊びに来ていました。10年以上経つと 懐かしさと見納めに イギリスの
      「センチメンタルジャーニー 」をしたくなったのです。     

      23日はバスでお決まりのスポットを観光。

      

パッキンガム宮殿

ロンドンの中心に位置しています。
外界と宮殿を隔てるのはフェンスひとつ。
解放的?ともいえます。

女王の在宮中は、正面中央に、
王室旗がはためいています。

宮殿内部の見学も、衛兵交代も
見学できますが、前に見たことが
あるので、今回はパスしました。






       
       ビッグベン(今は、エリザベスタワーと言うらしい)           ウエストミンスター寺院

                                               

ロンドンの目(London Eye)

なんでこんなのを作ったんでしょうね?
前にはなかったのに~。
世界一だというけれど・・・

ゴンドラは25人乗りで、デートには
向かないかも。  高価らしいです。










       
       ロンドンブリッジ   (ロンドン橋落ちた~♪)       ロンドン塔(悲惨な過去のある怖~い所)

      4月24日1日自由行動
        
       自由時間の多いツアーだったので、この旅を選びました。今日は楽しみダ~~

        ナショナル・ギャラリー⇒ テート・ギャラリー⇒ コートールド・ギャラリー  

     ナショナル・ギャラリー

                                                                  
       ロンドンで一番行きたかった所。
       トラファルガー広場に面して堂々と建っています。

       13世紀から20世紀初期までのヨーロッパ絵画を2000点以上常時展示しています。
       入場無料ですよ。日本語のオーディオガイド(£2.5)で、選り抜きをゆっくり鑑賞すること
       ができました。撮影禁止は残念!

       幼稚園、小学校の子供たちが先生に連れられて、絵画の鑑賞、模写にきていました。
       あんなに小さいころから「世界的な名画」に触れて 審美眼を養うんですね。

 
                                                            
有名な「パブ・シャーロック・ホームズ」 
で、ランチにしました。   

シャーロックホームズに因んだ
内装になっていて、フアンには
たまらない場所らしい。

ここで食べた エールパイ(きのこと
牛肉入り)がこの旅のベスト1の味
でした。


   

       
      

       テート・ブリテン・ギャラリー

      ビッグベン
から1キロほどテムズ川を遡った所にあります。
       イギリス人の誇る画家ターナーのコレクションがあります。

           
           ここも入場料ただです。心あらば£4以上donationしましょう。    ターナーの自画像(1775~1851)

      今年の秋、都美術館で ターナー展がひらかれます。このテート美術館から油彩画40点他が海を越えて
      「大回顧展」として運ばれます。まだ移動前だったようで 一足先に拝見できました。 

     
 コートールド・ギャラリー

             
             マネの 「フォリー・ベルジェールの酒場」  が見たかったのです。
             (女性の後ろに写ってるのはみんな鏡の中。位置関係がおかしいとよく物議をかもす作品。)

       規模は小さいけど、巨匠たちの作品がならんでいました。   シニア料金£5   写真OK
      企画展として、20歳ころのピカソの絵画を見ることができました。

      閉館(6時)までに3つの美術館を回るのは大変でしたが、目的を達成できて、満足!満足!

                            リハビリ半ばの夫はなんとか歩きおおせましたし、
                            同行者16人全員無事に4月26日朝、羽田に到着できました。
                            いい旅でした。


イギリス(4)

2013-05-03 16:17:05 | 


 4月22日コッツウオールズに来ました。

      ランカスター⇒ ウエッジウッドセンター見学⇒ ストラッドフォード・アポン・エイボン⇒ 
      ボートン・オンザ・ウヲーター⇒ マナーハウス泊

      コッツウオルズは、200M近い丘陵が続いており、昔からの自然が息づいている最も
      イギリスらしい村々が点在しているところです。
 
      春うらら イギリスの旅
              


       誰でも曲を聴けば知っている 「グリーンスリーブスによる幻想曲」 のヴォーン・ウイリアムズは
      コッツウオルズ地方の出身で、のどかなこの田園風景をこよなく愛したといいますし、
      組曲<惑星>木星 のホルストは、牧歌的な風景が広がるこの地方に生まれました。


                                                      《英国貴族の館マナーハウス泊》