花歩る木

山と旅がすきです

御岳山・奥多摩

2014-05-27 10:52:18 | いろいろ

 

 5月25日(日) 御岳山に行ってきました。

      御岳山は秩父多摩甲斐国立公園の表玄関にあり、信仰の山です。
      最近では、パワースポットとしても人気を集めている山です。

      8月21日に B山の会 で 「レンゲショウマ」 を見に山歩きをする予定ですので、
      下見をかねて、久しぶりに新緑の御岳を歩いてきました。

       
      ケーブルカーを降りて、右のほうの山を登ると 「富士峰園地」に行きます。
      8月のお盆前後にこの山の斜面に レンゲショウマの群落が花を咲かせます。
      今は、「ヤマツツジ」が富士峰園地、大塚山あたりにオレンジ色が新緑に映えて
      目だっています。
       

         
      「武蔵御嶽神社」 は、ヤマトタケルが関東討伐の折、付き従ったという
      オオカミを祀っているので(狛犬もオオカミです。)犬の御払いもしてくれるそうです。
                                

       

      
      ロックガーデン、「東京の奥入瀬」と言われています。
      沢沿いの岩場の遊歩道が 1.5kつづいています。

       
      途中で上高岩山へ登る道の岐路があります。「悪路、急さか、ロープ、くさり場あり」
      面白い登りだけど、なるべく行かないように・・・って事でしょうね、  でもいきましたヨ。

       
      御岳神社方面                   大岳山 
      1時間半かかって登った展望台は絶景。だ~れもいない。

      新緑の日曜日、中央線の ホリディ快速 から満員。バス、ケーブルカーは増便。
      神社とロックガーデンはかなりの賑わいでしたが、私たちの歩く道はありましたョ。
      ヤマツツジが見ごろで新緑に映えて素晴らしかったのが、最高の特ダネでした。

      


マリー・ローランサン展

2014-05-26 15:27:18 | 美術館

      
  5月24日 マリー・ローランサン展   ~女の一生~

        三鷹市美術ギャラリー で見てきました。   ~6月22日まで


          
        自画像   1904年 油彩


            
       幕の陰の二人の女  1926年 油彩        音楽  1944年 油彩

       まだ女流画家が少なかった20世紀の前半、パリで活躍した女性マリー・ローランサンの
       生涯をたどった展覧会です。

       ピカソやブラックと知り合い、詩人アポリネールと恋をし、独自の絵画を追求しました。
       ドイツ人男爵との結婚、ドイツ人としての亡命生活、終戦と離婚、そしてまたパリ。

       晩年には、これまで避けてきた赤や黄色も使い、優雅な女性像を描きました。
       パリの上流夫人の間ではローランサンに肖像画を注文することが流行したとか。
       舞台衣装のデザインでも成功し、あのパステルカラーの華やかな、夢見るような
       感覚は舞台で 画よりも発揮されたんでは?・・・・・と思いました。


       長野県の蓼科湖畔に世界でも唯一のローランサン美術館があったそうですが
       2011年に閉館したそうです。
                                                 

   


旧古河庭園・バラ

2014-05-20 19:47:38 | ウオーキング

5月19日午後、駒込の旧古河庭園へバラを見に行ってきました。

      旧古河庭園へ行くのは、初めてです。旧岩崎邸庭園を見学した際、建築家の
      ジョサイア・コンドル(1852~1920年)が、旧古河庭園も 設計したことを知りました。
      機会があったら是非行きたいと思っていた所です。

      山手線・駒込駅から700mのアクセスの良さ。都心にありながら大正の香りかぐわしい
      建物と庭園は、満開のバラと大勢のバラをめでる人々で賑わっていました。

      園内は広すぎず、武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、高い丘には洋館を
      建て、斜面に洋風庭園、そして低地には日本庭園を配してあります。

      
      
       
      駅のポストは赤ではなく桜色。             バラ園へ入る溝の蓋
      ソメイヨシノの生誕地・染井村もこの近くです。

      

      

      

      
      テラス式庭園に植えられたバラは、大輪の花を咲かせています。
      クイーン・エリザベス、プリンセス・ミチコ、プリンセス・オブ・ウエールズ、
      カトリーヌ・ドヌーブ、マリア・カラス、・・・など名前もすばらしいけど
      力強い大輪のはなの見事さは異国情緒を満喫させてくれました。


        

        


       

      洋館の内部も見学させてもらえますが、事前の申し込みが必要です。
            1日3回のガイドツアーがあり、希望日より10日以上の余裕をもって申し込む
      必要があるそうです。(見学料800円) 来年ツツジのころにでも挑戦してみようかな~

      レストラン、喫茶は、この時期簡単にははいれないものと心得たほうが良さそう。

    
      
       

      現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人建築家のジョサイア・コンドルで、
      日本庭園は、京都の庭師・植治こと小川治兵衛の作庭で、国や都の文化財に
      指定されています。東京における代表的庭園と言われています。

      19日の時点でバラの咲き具合の頂点が過ぎた感じ。秋も咲くそうですよ。
      近くには、六義園もあってこの辺は高尚な散歩スッポットだと思いました。

      


映画 「アナと雪の女王」

2014-05-20 16:14:48 | 映画 演劇

5月19日午前  映画「アナと雪の女王」を見てきました。

      

      映画を見る前から、松たか子さんの歌う「Let it Go」の曲が耳を離れない時がありました。
      今では、「レリゴー」・・・と言うそうで、今年一番のヒット曲になるやも?  との話もあります。

            ウオルト・ディズニー・アニメーション制作のミュージカル・ファンタジー映画です。
      原案はアンデルセンの童話「雪の女王」。
      ストーリーは、雪と氷の魔力を持つ女王エルサと彼女を救うため冒険の旅に出るアナの姉妹を
      主人公として、世界を救う『愛』のおはなし。
      テーマは「絆」と「愛」って事かな?

      手書きのアニメではなく、3Dコンピューター・アニメーションです。
      吹き替えの声では、姉のエルサが 松たか子さん。 妹のアナは 神田沙也加さん。
      このお二人の吹き替え、特に歌が素晴らしい!!  

      日本では3月15日に一般公開され、観客動員数の勢いが止まらないというし、
      観客が一緒に挿入歌を歌ったりとか、映画の人気は衰えを知らないようです。
      アカデミー賞(長編アニメ映画賞)、ゴールデングローブ賞などの受賞も多いのです。 
      
     
     
          ところが、 吉祥寺の駅の傍にある映画館に行きましたら
      朝9:30からの上映に何と少ない観客!! 多分1割か2割弱でしたよ。
      どうして? 老若男女誰もが感動する映画ですのに~~。
      
     
     
          松たか子さんの「Let it Go」は絶対元気をもらえるすばらしい歌ですよ~
  
      
          

 


みちのくの桜旅・終わりの桜

2014-05-06 13:49:07 | 

5月2日、3日 北東北の桜を見に行ってきました。

      弘前城の本丸の石垣修復工事のため、天守を少々移動させる。
      そのため、一番有名なアングルである下乗橋から天守を望む眺めが
      10年は見られなくなるという情報を得ました。

      来年行こうと思っていたのに…。 あわててバスツアーに申し込んで
      桜に間に合うかどうかと、祈る気持ちで旅立ちました。

      「 咲き始める桜が好きですか? 散る桜が好きですか? 」って、
      「新日本風土記」で、松たか子さんが言っていましたが、私は、断然
      “咲き始める”桜が 好きでした。

    みちのくの桜旅
    
                                         大きな画面でご覧ください
                                         ESCでもどります

      
      角館は昨年夏に訪れています。是非桜の季節に来たいと思っていたので
      5分散りの浅緑の混ざった風景を見て、ちょっと残念でしたが
      季節の移ろいを感じてきました。

      弘前城は、満開、散り始め、5分散り、花吹雪、花筏・・・とすばらしい桜の表情を
      感激してみてきました。花吹雪が舞う様子と、散った桜の花びらが水に浮かんで
      流れていく「花筏」に魅せられました。
      
     
      さらに、お濠に散った花びらは、まるでピンク色の絨毯が敷いてあるようで
      「サクラの絨毯」 は、「 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景 」 に
      選ばれてもいるほどの美しさでした。

      今回、散りゆく桜に心を馳せてみて、“散るさくら” も好きになりました。
      桜前線は、今 北海道へ登りましたが、私の今年の桜追っかけは
      充分満足してこれを最後にしました。