花歩る木

山と旅がすきです

根津神社・ツツジ 他

2014-04-30 19:20:50 | 美術館

4月29日根津神社のツツジを見てきました。

           文京区の根津神社で、4月5日より5月6日まで「つつじ祭り」が行われています。
      境内にある「つつじ苑」では、約3000株が咲いていましたが、
      残念ながら、見ごろは一週間ほど前だったようです。

      

      

      
      入苑料は200円ですが、しおれた花が多かったので「100円でいいよ」と
      言ってる人がいました。  来年は早めに来ましょうよ。

       
       お稲荷さんへの道                ハナグルマ

            桜が大好きなので、桜を追いかけているうちにツツジの時期が通り過ぎました。
      二股は無理ですよ。

   
      泉屋博古館(せんおくはくこかん)

      「ちょっとパリまで、ず~っとパリで」ーー渡欧日本人画家たちの逸品

           六本木一丁目にありながら、緑豊かな空間に恵まれた、こじんまりした美術館です。
      19世紀から20世紀前半にパリに留学し、帰朝後に日本の「洋画」を切り拓いた
      人たちの作品。
     
       
 黒田清輝、梅原龍三郎、

 安井曽太郎、佐伯祐三、

 藤田嗣治など、おなじみの
      
 
 画家たちの作品が鑑賞

 できました。


      

 


      目黒雅叙園  いけばな×百段階段2014

      東京都指定有形文化財「百段階段」というのを、見てみたいと思っていた所
      新聞やさんから入場券を頂いたので、これ幸いと回ってみました。

       
一週ごとに流派が

入れ替わり、99段の

階段廊下でむすばれた

各部屋を見事に

春の花が彩っていました。





       
       中庭に滝が落ちていて、その裏を「胎内めぐり」しました。

      何年か前、雅叙園には結婚式に列席したときに行ったことがありましたが、
      百段階段というのは初めて見ました。雅叙園で唯一の木造建築だそうです。
      各部屋の装飾は、いきをのむ見事さでした。
   
 

      

       


越後の山・早春の花

2014-04-27 14:26:55 | 山歩き

4月24日、25日 越後の山へ行ってきました。

      新潟の南魚沼市周辺には、早春の花、特にカタクリの群生地が沢山あります。
      5月8日にB山の会のグループで『坂戸山』へ登る予定がありますので、
      それに先立って、六日町の「坂戸山」へ下見方々登り、次の日「弥彦山」を
      歩いて来ました。

      坂戸山(634m)
      
      薬師尾根登山口から木段を登りきると六日町とスキー場の山々が見られる。

 
      
       東京から3週間遅れて桜が見ごろを迎えた。

      
       3合目から,谷川岳方面と盆地を流れる 魚野川

      
       桜の林の中にカタクリの群生

       
       イワウチワ                          イワナシ
       
      ショウジョウバカマ                       カタクリ

      
      坂戸山頂上 標高は東京スカイツリーと同じ634m
      戦国時代に一度も落城したことがない実城(本丸)があったところ。
      国の史跡になっています。

      
      頂上から天に張り出すようにトレイルがあり、越後三山・八海山が近く望めた。

       
      坂戸城跡があった所。今は社が立っている。  カタクリの山には、絶滅危惧種のギフチョウが舞う。

       
       アズマイチゲ                      頂上付近ではまだ雪が沢山残っている。


      4月25日弥彦山(634m)
      
      新潟に634mの山が2つあり、2日目も花の山「ムサシ」に挑戦しました。


       
       スカイラインの頂上駐車場から一登りして、多宝山(633m)を見る。

       
       山頂から、うっすらと佐渡ヶ島が見える。        弥彦神社の奥社

      
       弥彦山頂からの眺め。弥彦村、燕市。

       
       ユキザサ                           トキワイカリソウ
       
       キクザキイチゲ                       アズマイチゲ

      越後の花の山を2山登りました。
      六日町の「坂戸山」は、おそらく1年で1番いい日だったかもしれません。桜が満開、登山道の
      カタクリの大群生、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、イワウチワ、イワナシ、タムシバ、・・・
      一歩歩くごとに感激しながらの写真撮影、上越国境付近の雪の山々の展望、素晴らしかったです。

      「弥彦山」は、大きな山塊で、ロープウエイ や スカイラインで簡単に頂上へは行けますが、
      トレイルが整備されていて、相当きつい上り下りがありましたが山塊を縦走できます。       
      地元の人の話によれば、この山の一番の見ごろは、3月下旬だそうで、雪割草やカタクリなど
      「だ~~」っと登山道にあふれるのだそうです。何度も「だ~~」・・・を聞きました。
      そんなすごい花の山を、是非もう1度見に来たいものです。 

      2日間、新潟まで車で走った距離は677キロだったそうで、思ったより遠いですね。
                                             とーちゃん、よく頑張りました。
      
        
            


福島のさくら

2014-04-20 15:57:40 | 

4月17日、18日 福島の桜を見に行ってきました。

      4月17日新宿から1泊2日で福島の桜を廻るツアーに乗りました。
      長年思いながら震災や自分の都合で計画倒れが続いていましたので、いっそのこと
      申し込むだけの一番安易なやり方でとにかく行ってみようと思い立ったのです。

      「梅」と「桃」と「桜」がいっぺんに咲くという三春の里にやってきました。
      咲き具合は5分咲きくらい・・・との予想でしたが、温かい日差しをあびて一気に
      生まれ変わったように桜は可憐な花を咲かせたようです。満開でした。

      種 類  エドヒガン系のベニシダレザクラ
      大きさ  高さ 13.5m、幹廻り 8.1m、根回り 11.3m、
            枝回り 東西 25m、 南北 20m
      樹 齢  1000年以上と推定されている。

      観桜料  300円 観光期間中、桜の保護、保存への協力金。

      大正11年に国の天然記念物に指定された日本三大桜の一つです。 
      (後の2つは、岐阜・根尾谷の薄墨桜1500年、山梨の山高神代桜2000年) 

      三春の滝桜
      

      
      三春滝桜  小さな紅色の花が、まさに滝が流れ落ちるかのようで、圧巻です

      鶴ヶ城
      
      昨年の大河ドラマ「八重の桜」の舞台だった 「鶴が城」
      会津若松市のシンボルで、内部は資料館になっています。天守閣へ登るには420円

      4月18日
      まだ雪のたくさん残っている檜原湖畔の猫魔温泉・星野リゾートホテルに泊まって、
      食事、お風呂、お部屋、すべてベストでした。

      8時に出発、磐梯吾妻スカイラインは、春の開通直後で、雪の回廊を走って、残雪の
      山の風景を眺めながら 浄土平へ。

      浄土平
      
      
      バックに見えるのは、一切経山、噴煙が上がっている。

      
      左の山は 東吾妻山 夏に2度登りましたが雪景色は初めての経験。

      
      花見山

      写真家の故・秋山庄太郎氏が 「福島に桃源郷あり」 とたたえて全国に紹介し、
      福島市が全国に誇る花の名所として有名になった所。

      

      

       
      
      桜・レンギョウ・ハナモモなど様様な花が咲き競う。
      10年前に訪れたことがありますが、2度でも3度でも来れば、「桃源郷」を満喫できますよ。

      合戦場のしだれ桜
      
         
      二本松市の岩代にある「滝桜」の孫桜といわれるおよそ樹齢170年の枝垂れ桜


         念願だった「三春の滝桜」を満開の時に見られた幸せ、何よりのラッキーでした。 
                    福島の観光キャンペーン 『福が満開 福のしま』 は、
           私たちのこの日の気持ちそのものでした。




      

      


      

      

      

 


能岳・八重山

2014-04-19 14:31:32 | 山歩き

 4月16日中央線・上野原からの里山、能岳~八重山を歩きました。
     B山の会の4月のプログラム。上野原駅に集まったのは17名。

     『八重山』は、昭和の初めに上野原に生まれ育った水越八重さんが、一帯の山を
     上野原に寄贈されたもので、それにちなんで「八重山」と命名された山です。
     市は、小学校の学習の場として、市民の憩いの場として整備し、多くの人に
     トレッキングに集ってもらいたいと、力をそそいでいる山です。
     一般の地図にはまだ載っていない山ですが、軽いハイキングにはもってこいです。

      それに先立って、4月2日に4人で下見登山をしました。
      東京方面では桜が開花して見ごろを迎えていましたが、麓の上野原は5分咲き。
      能岳(543m)八重山(531m)の頂上付近は、まだ春の気配は薄く、ようやく春蘭をみつけました。

       
       八重山山頂                         春蘭を見つけたよ!

       
       目が慣れてくるとあちこちに春蘭の品のいい姿を発見できました。

      約4時間(お昼を入れて)で上野原駅に戻り、2週間後のグループ山行の手掛かりがつかめました。
      
     
     
      4月16日お馴染みのTさんがリーダー、私がサブを勤めました。
      上野原市観光協会にTさんが何度も連絡するうち、市からガイドを派遣しましょう・・・
      という話を頂き
 「交流登山」になるわね。・・・と喜びあいました。

      登山口までバスで15分、そこでガイドさんと合流したのですがなんと総勢7名!
      大変な力の入れようで心強くも楽しい山行になりました。

      植物に詳しい方が足元の小さな花や木の生態をくわしく説明してくださって、
      勉強になりましたね。ガイドさん達も「これから」試行錯誤して地元をPRして
      行きたいとおっしゃっていました。
      
      

      
      ハナイカダの写真を記念に頂きました。

    

     実は、葉の上に黒く乗っかかる (7月)       左  雄花は、葉の上に数個かたまってつく
                                    右  雌花はふつう葉の上に1個、まれに2~3個の
                                            こともある。  (4~5月)

     ハナイカダ(ミズキ科)
      葉の上に乗っかったように花が付き、そこに黒い実がなるというおもしろい植物。
     4~5月ごろ、葉の表面の主脈の中央に淡緑色の小花をつける。雌雄異株。
     和名は花を乗せた葉をいかだにたとえたもの。    別名 ヨメノナミダ。

     残念なことに、カメラを忘れていきました。                  バカバカバカ!
     慣れない携帯ではあせって上手くとれませんでした。       まったくどうしようもない!     
    
     かっこいいお揃いの制服姿のガイドさん達を紹介できなくて申し訳ありません。
     ガイドさんが「いい山だな~」と自分たちの山に改めて感動していた姿に感動させられました。
                                お世話になりました。 


皇居東御苑の花

2014-04-11 20:13:27 | 映画 演劇

4月9日日本橋高島屋で行われている浅田真央さんの写真展を
      見て、サントリーホールの2時開演の時間の合間に
      皇居東御苑へ行ってきました。


  「浅田真央23年の軌跡」展   Smileー感動をありがとう
                                           
4月11日の朝日新聞夕刊・素粒子に、

 みんなわが娘を追う目をして。

か細き花に、はらはらし涙した日々を
振り返る。
東京日本橋で浅田真央展を見る。

・・・とありました。みんな同じ思い。


 開店早々に入場しましたが、
大変な混雑。どの人も熱心な真央ちゃん
フアンばかり。勿論私も超フアンです。

写真パネル約100点、衣装約30点、
メダルなどが見られますが、その時々が
思い出されて感慨無量でした。

1階正面ホールに飾られたマダム・タッソー東京の
浅田真央等身大
フィギュアです。


      東御苑へお花見に

          
      三の丸尚蔵館前の “御衣黄”               同じく黄色い花ですが“ウコン”

       
       “ヒカゲツツジ”                        “アケボノシャクナゲ”

      
       石室とトイレの間  “ ミツバツツジと赤いシャクナゲ”

      
       天主台の石垣上のサクラ(大島サクラだと思う?)

       
       桃華楽堂前の “ハナモモ”                パレードの練習でしょうか?

      
      音楽で辿るヨーロッパ    サントリーホール

      檀ふみ&大友直人   日本フィルハーモニー交響楽団

      ある旅行社の貸切公演で、クラシック音楽によるヨーロッパの「旅」を楽しもうという企画です。
      ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲《四季》より
      シベリウス  の交響詩《フィンランディア》
       ドボルザークの交響曲第9番《新世界より》   などでした。
      誰でも知っている、クラシックのポピュラーでしたので、素人の私にはとても楽しかったです。

      《新世界より》は、ベートーベンの第五《運命》についで人気の交響曲なのだそうで
      特に日本人には、名前の付いた曲が好まれるようだ・・・と知りました。

      昼間(午後2時より)で、素人向きで、解説も入って、昨年も来ましたが今年も満足でした。

     


小金井公園のさくら

2014-04-10 16:03:38 | ウオーキング

3月29日小金井公園の桜の様子を見に行ってきました。

      この週末は「さくら祭り」だと、ちんどんやが賑やかに触れ回っていました。
      ソメイヨシノは、まだ3分咲き。気温もまだ少し肌寒い感じです。

       
           公園の西側にあるさくら園で 色濃く “カンヒサクラ” が満開でした。

       
      江戸東京建物園のなかで “ムラサキハナナ” が満開。         その向かいは、前川國男邸

       
       西口近くの 桜の園の “菜の花” は満開。             3分咲きの桜。

      4月6日公園東側には、立派な一本桜が何本かあります。
            大島サクラの巨木は見事な花を咲かせます。
      
        
      西東京市に面した 北口へ入ると枝垂れ桜のプロムナードが今を盛りに咲き誇っていました。


       
       “ヤマザクラ”は、ソメイヨシノより1週間ほど遅れて見ごろを向かえます。
      

       
       これが私の(一番気になる)さくらです。“オオシマサクラ” 関東でも屈指の大木で、高さ13m、幹廻り3,66m、
       傘状の枝張りは20mあります。桜もちを包む葉にも使われるようです。
       特別の固有名も、通称もないので、「小金井の大島さくら」と呼んでいるんですが、見事な貫禄です。
    
                                                                                          
            
             今年はさくらの当たり年だと、誰かが言ってましたが、本当にどこを歩いてもさくらがあるのです。
      日本の春は素晴らしいですね。「今年も桜を見られてよかった」と思わずにはいられません。


    


岡田美術館・深川の雪

2014-04-07 17:15:13 | 美術館

4月4日箱根の岡田美術館へ行ってきました。

      昨年10月小涌園に新しくオープンした岡田美術館で、
      今話題の喜多川歌麿の最高傑作 「深川の雪」が
      4月4日から公開されるので見てきました。 ~6月30日まで

      
       入口に入ると、先ず迎えてくれるのが、福井江太郎作 「風・刻」(かぜ・とき)
       力強い現代版「風神・雷神図」で、 縦12M、横30mにも及ぶ大壁画です。
       俵屋宗達の代表作から、尾形光琳や、酒井抱一が挑戦を重ねて400年後に
       現代の「風神・雷神」は箱根の守り神になるんでしょうか?

       源泉かけ流しの足湯に浸りながら、鑑賞できるしくみになっていました。

       美術館の入場料は2800円(ホテルで200円の割引券もらったけど)高いですよね~。
       「深川の雪」が来る前は、興味はあっても決心がつきませんでした。
       入館時には、空港並みのチェックがあります。

     
 
      「深川の雪」 喜多川歌麿の肉筆画 浮世絵史上最大規模      (by NHKTV)

          
      巨大な掛け軸が想像を絶する鮮やかな色彩で姿を現してきた。
      縦約2M、横約3,5M 「世紀の大発見」だった・・・その瞬間。
     
      専門家によって半年以上かけて修復されたそうです。


      「深川の雪」は、「品川の月」「吉原の花」とともに、「雪月花」三部作として
      知られています。
      
      
       「品川の月」(米国・フリーア美術館蔵)        (by NHKTV)

      
       「吉原の花」(米国・ワズワース・アセーニアム蔵)    (by NHKTV)

     
      「深川の雪」が展示されてある2階で11時ごろ、神奈川TVの小林忠館長へ
      のインタビュー があり、たまたまその様子を見ることが出来ました。

      去年の8月より修理の作業を始め、今年2月14日に終えた。奇しくも当日箱根は
      大雪が降り、3日間バスも止まり、当館も休館した。・・・こと。

      栃木に紙すきにすぐれた業者がいたという事が歌麿がこの絵を栃木で仕上げた
      理由の一つであろう。紙の横幅は135mあり、このように幅広の紙を梳ける所は
      少ない。・・・こと。

      歌麿は、晩年その画風を少しずつ変えていった。「雪月花」三部作の他の二作品
      と比べてもこの作品が最良である。
      この作品を日本に残せたのは、大いなる喜びである。・・・こと。

      「幻の作品」と言われたこの「深川の雪」が、今日66年ぶりに展示できるように
      なったのは奇跡に近い。このことをよく味わって鑑賞して頂きたい。
      今後、アメリカにある「三部作」の二つとの3点そろっての合同展示も考えている。
      ・・・こと。   など。

                             

      美術館は、5階からなりほかの収蔵品は、近世、近代の日本画と、中国、韓国の
      陶磁器がほとんど。量の多さにオドロキ。3ヶ月ごとに展示替えするそうですから
      収蔵品はどれだけあるのやら・・・・とオドロキ。    
      入場料は高くても、美術館3つ分くらいの作品を見たことになりますね。

      
      庭園の中の休憩所で、お弁当を食べながら、お庭を拝見しました。

       
      お弁当も期間限定の「深川の雪」瓔珞の鯛ごはん。2000円


                                                      運転手さん、ご苦労さん。半分は雨だったけど楽しかったね。       


三嶋大社のさくら

2014-04-06 17:11:10 | 


4月3日静岡県三島市の三嶋大社へ行ってきました。
   
          残念ながら1日中雨でした。
     最初は身延山の枝垂れ桜を見に行くつもりでしたが、身延山は頂上まで歩いて
     
登った事があるし、最高の枝垂れ桜も見たことあるので、
     今回は、三嶋に焦点を移しました。

     三嶋大社は町の中にあって、桜の頃が一番きれいで有名です。
     行ったことがないので 興味津々でした。
     15種200本の桜が次々と咲いて、この日ソメイヨシノ、枝垂れ桜が満開でした。


      

      

      
       神池の中にある厳島神社(左の赤い社 北条政子が勧請)
      

      社殿に通ずる参道、神池のほとりのソメイヨシノ、枝垂れ桜が、ほんのちょっとの
      晴れ間に、
美しく艶姿を見せてくれました。

                                 
                                          箱根塔ノ沢 泊まり


            







             


皇居周辺のさくら

2014-04-06 12:14:39 | ウオーキング

4月1日皇居周辺のさくらを見に行ってきました。

      毎年、千鳥ヶ渕の桜を見たいと思い、ほぼ毎年見に行っています。
      ただ、一番見ごろの、8分、9分咲きに会えたのは、今年が最高かな~。

      10時過ぎに地下鉄九段下駅に下りたら、お堀周辺は桜で空が明るく見えました。
      靖国神社の標準木を見たくて、まず神社へ。
       標本木は神社本殿の右側にあって、幹の中ほどに包帯が巻かれていました。
      何の案内板もありません。
      大勢の人が見に来ていましたが、中には「今日ここで会おう」と去年決めた
      戦友たちもいました。当然、そんな気持ちになる雰囲気の桜でした。

       
       この木に5~6輪の花が咲くと、気象台から東京の桜の開花が発表されます。

      
       千鳥ヶ渕です。桜見物の5割以上が中国人のようで、不思議な感じです。

      
       中ほどにある展望台からの景色

      
       菜の花とのコラボレーション

      
       北詰橋門の桜

      
       北の丸公園入口のしだれ桜

      《天皇陛下の傘寿を記念!  皇居乾通り一般公開 》 の情報をかなり早くに
      キャッチしていて、絶対行こうと喜び勇んでいましたが、蓋を開けてみて1日目の
      人数の多さにビックリ。アキラメマシタ。


大平山・晃石山・三毳山

2014-04-06 08:03:10 | 山歩き

3月31日栃木県の大平山(343m)、晃石山(419m)、三毳山へ行ってきました。

      前日は嵐のような雨風でしたが、この日は一転して青空。
      ところによっては風が吹きましたが、暖かい一日でした。

      大平山、晃石山は栃木市の展望が楽しめる山です。
      早朝登山、週5日登山、1年で300日登山・・・という栃木の元気な中高年に
      混じって、道を教えてもらいながら、歩きました。
      手ぶらで、ほんの散歩・・・って感じの人達でしたよ。

      
       
            大平山神社は、「全ての神々この山にあり、ご神徳この山より始まる」と言われる格の高い神社

      
      登山口より約2時間で、晃石山の頂上(419m)に着いた。
      北側からの日光側の眺めは素晴らしい。     ↑ 男体山   ↑ 大真名子山   ↑ 女峰山


      
       西側のほんの下に横たわっているのは、三毳山。
       画面中央の上のほうに富士山が見えるのが分かりますか?
      
     下りは1時間ほど。茶店で名物の蕎麦、卵焼き、焼き鳥、団子を食べたけど、期待以上の美味しさ。
     
      車で30分ほどの三毳山へ向かいました。


      三毳山      県内最大の都市公園で、花の百名山にも選定されています。
      10年以上前に来たときほど感激はしませんでしたが、あまりにきれいに手摺や階段が
      整備されたからでしょうか? カタクリはきれいに咲いていました。
 
      
      斜面に広がるカタクリの大群落

       
       カタクリ                        ニリンソウの蕾がふくらんできている

      
       
       コナラの林の中、整備された手摺のある急階段を上り詰めた中岳(210m)で
       ギフチョウや、ベニシジミが舞っているではありませんか?    最近は絶滅危惧種に
       指定している地方もあって、よほど気象条件がそろわないとお目にかかれない蝶なのに!
       「里山の妖精」[スプリングエフェメラル(春のはかない命)」・・・・。

       ふわふわ優雅に飛んで、頂上でランデブーをしているのです。(ホントですよ)
       

            
      帰りに寄った羽生SAは江戸の町に変身していました。

      麓の桜は8分咲き。春の妖精カタクリ、ニリンソウに会えて、ギフチョウ、ベニシジミ
     にも会えた。これは、めったにない幸運なんです。

     帰りは道の駅で沢山の野菜を買えたし、充分満足なトレッキングでした。
                 運転してくれた人 ご苦労さん。