花歩る木

山と旅がすきです

最近見た映画など

2015-08-25 15:02:05 | 映画 演劇


8月に見た映画・演劇・音楽などをご紹介します。

      
      ニューシネマ歌舞伎 「三人吉三」

      シネマ歌舞伎と言うのは、歌舞伎の舞台を撮影し、映画館で上映するものです。
      昨年6月、渋谷シアターコクーンで上映されたものを、映画館で見たのです。

         節分の夜、同じ「吉三」の名を持つ三人の盗賊が出会い、義兄弟の契りを結ぶのです。
         僧侶くずれの和尚吉三(中村勘九郎)、女として育てられた振袖姿のお嬢吉三(中村
         七之助)、浪人のお坊吉三(尾上松や)。がむしゃらに命を賭けて生きる三人。

      若手三人のエネルギーがスクリーン上で暴れまわって、迫力満点でした。
      一緒に行った友達たちは、七之助フアンが多くて、その美しさにホレボレしたようでした。
         
       
       フィナーレは桜吹雪                 七之助    松也    勘九郎    HPより
                                                  
                                         迫力があったから  ★★★★☆

      
      ジュニア・フィルハーモニック・オーケストラ

      8月9日 東京芸術劇場で、ジュニアフィルの演奏会がありました。

      ジュニア・フィル・オーケストラとは、ある商社が 音楽を楽しむ子ども達の
      すそ野を広げるために、次世代の人材育成に協力している団体です。

      年に数回コンサートがあり、小学生~大学生まで住む地域も学校も
      異なる男女が集まって、純粋に、真剣に音楽にとりくんでいる若い姿が
      見受けられました。

      ヨハン・シュトラウスⅡの「皇帝円舞曲」
      ラヴェルのラ・ヴァルス           などでした。      

       
      これは、サントリーホールでしょう         HPより

            10月24日に、「秋の名曲コンサート」が、第一生命ホールで
      行われるようです。

     
      映画、「春琴抄 お琴と佐助」 「お遊さま」

      小説を、観る。「文豪作品が原作の映画特集」の第二回目は
      谷崎純一郎の作品でした。
     
      「春琴抄」は、80年前(1935年)の白黒映画。
      田中絹代と高田浩吉の主演でしたが、何しろ古いので、霧がかかったような
      映像。声も早口で、はっきり聞こえない。場面が時々切れたり、暗くなったりで
      イマイチ物語に没頭できませんでした。
      原作を読んで行ったけど、映画はそれを越えてはいませんでした。ザンネン!

      「お遊さま」の原作は、「蘆刈」で、これは65年前の白黒映画。
      田中絹代、乙羽信子でしたが、新劇を見ているような感じで、やはりザンネン!
                       
                            画面が古すぎて   ★★☆☆☆
      

            「恋におちたシェイクスピア」     借りてきたDVD

       渡辺祥子さんが、「迷えるあなたのために」と、映画をいくつか紹介してくれた
       中で、歴史好き向きにと、この映画を推薦してくれました。
       
       芝居好きの娘が、若き日の劇作家シェイクスピアと恋仲になる様子を
       通して、英国エリザベス王朝を見せてくれました。

       当時の室内や街並み、人々の佇まいはすばらしいと思いましたが、
       シェイクスピアの台詞の意味がよく理解できなかったのですが、
       「それは、シェイクスピアの作品に出てくる言葉で、読んで、理解してないと
       無理だよ」…と、夫に言われてしまいました。

       エリザベス1世は、見事なほど似てましたネ。

                                                          難しすぎて           ★★★☆☆