花歩る木

山と旅がすきです

景信山

2013-06-26 17:58:21 | 山歩き

6月25日景信山(727m)に登りました。

      やっと天気予報と、自分のスケジュールを合わせて、高尾山登山を計画しました。
      私のスタンダードコース、小仏バス停から景信山へ登り、城山を経て、高尾山に行き、
      6号路(水の道)を下る予定でしたが・・・

      朝の天気予報をもう一度確認したら、曇り、ときどき晴れだったんですよ。
    
      11時に景信山に着いた時、ちょっと雨粒を感じたんだけど、そのうち晴れるだろうと
      お昼を食べました。空がだんだん暗くなって、時間が経つにつれて雨が激しくなってきたので、
      青木さんの山のお店(この日お休みだった)で、勝手に避難させてもらうことにしました。
      先着のお客さんが4人。滝のような雨がえんえん3時間続きました。
      よくもこんなに沢山の水を空は持っているもんだ!

            
         景信山に雨が降り出しました。  とても止みそうにないヮ。


       
        この日お休みの「青木や」さんで3時間雨宿りをさせてもらいました。
        おかげで濡れずにすみました。あのおじさんとは、顔なじみだから、今度お返しをしなくっちゃ。       

        2時に雨脚が落ち着いてきたので、高尾へは行かないで、元来た道を下りました。
        こんな近くの軽い山でも天候の激変があるんです。
        高尾登山で初めて雨に降られた1日でした。
                           
                                                                 


神宮御苑の花菖蒲

2013-06-18 07:34:50 | ウオーキング

6月17日花菖蒲を見に神宮御苑へいってきました。

      御苑の花菖蒲を見ようと、友達4人で明治神宮へ出かけました。
      なるべく早い時間がベストだろうと、10時頃御苑に着きました。
      雨が3~4日続いて、急に夏日になったこの日は小砂利を踏んで森の中を
      歩くには最高のコンデションでしたが、花には霧雨ぐらいが勢いがあったかも・・・

       
       大鳥居をくぐれば、すばらしい緑の世界        御苑には北門と東門があって、北門から入りました。    
                                        (維持・管理協力金 500円)

       
      お釣り台 から見た 南池 のハスの花           隔雲亭  5月のつつじが素晴らしいでしょう

      菖蒲田 にきました。

      
       約150種1500株が咲き競っています。

      

      
       世話をしている人たちが長靴をはいて、花柄摘みをしていました。

       
        清正井

        細長い菖蒲田の一番奥に「清正の井戸」があります
        この地に下屋敷を構えていた 加藤清正が 掘ったと
        伝えられ、1年中絶えることなく湧き出ている清水だそうで 
        す。
        パワースポットの火付け役になったのだとか。
        神秘的な雰囲気に浸ってはいられない。「気を付けて前
        へ進んで~」・・・だから。今は水の中に手を入れてもイケマ 
        セン。            





        
                                                                                                             カキツバタ
        明治天皇の御製
          
          うつせみの 代々木の里は 静かにて 都の他のここちこそすれ

        武蔵野特有の雑木林の面影をとどめていて、東京の中心にいることを忘れてしまいます。


                      北門から出て、明治神宮本殿へ参拝。
                     
                      そのあと、新大久保へ向かい、韓国料理を食べて、だべりました。


        ハナショウブの仲間   見分け方                          ( 御苑のしおりより)
             


北スペイン巡礼路をたどる旅 5

2013-06-08 19:38:46 | 

5月28日サンチャゴ・デ・コンポステーラ ~ サラマンカ ~ マドリッド
      バスの移動もこの日で終わりです。

      バスから見た景色は、どこも広い広い平地が広がっていて、いろんな花が咲いていました。
       赤いヒナゲシ・・・特にスペインの歌にも歌われている「アマポーラ」の爽やかな赤
       エニシダ・・・1m以上はある濃い黄色の木の花がどこまでも続いて咲いていました。
       ヒース・・・エリカですね。白もありましたがほとんどがピンク。丘全体がピンクの布団をかぶったよう。
       ラベンダー・・・高尚な花かと思っていましたら、いくらでも野原を紫に染めていましたよ。

       
        アマポーラ                          ロマネスク様式の古い建物

      サラマンカ

       
       貝の家   15世紀のゴシック様式  巡礼に関係していた建物でしょうけど、今は図書館

       
       マヨール広場    豪華な市庁舎            スペイン最古のサラマンカ大学

           今年は、支倉常長が国交を開くべく、メキシコを経由してスペインへ渡ってから400年です。
      天皇・皇后両陛下が1985年にサラマンカを訪問されたとの銘板が大聖堂の壁にあって、
      誇らしい気持になりました。
      丁度今、皇太子さまがサラマンカなど5都市を訪問されています。

      サラマンカは又、スペイン最古の大学(ヨーロッパで3番目)のあるところ。
      同行者にアラフォーのソルボンヌ大学の博士号を持ってる女性がいて、「西洋史をひも解くと必ず出て
      くる大学なので、いいところを見学できた」と、満足してしていました。東大の工学部を出て、
      自分の研究はこれじゃないと、ソルボンヌで哲学を修めた、なのに、全然アカデミックには見えない人と
      ぐ~んと次元を落としてもらって「袖すりあって」 旅をしたのもいい思い出になりました。

                                                     マドリッド 泊
                                                  
       5月29日

       スペインは、これで3回目ですが、今回まわった北部は初めての
       ところばかりで、とても興味ぶかかったです。
       マドリッドは3回目。半日だけ自由時間がもらえました。
       1番行きたいプラド美術館は、ここも3回目ですが 年をとる
       ごとに感じ方が違ってくるものですね。
       10時オープンに40分行列をついて待ちました。  

       3大名画と言われるベラスケスの「ラス・メニーナス」や、
       並べて飾ってあるゴヤの「裸のマハ」 「着衣のマハ」など
       数点をゆっくり見て来ました。
       あとは、「プラド美術館・ガイドブック」を自分の土産に買った 
       ので、これからの楽しみです。                


                                    

                          「スペイン巡礼の道」は、以前からの憧れでした。
                          今回 つまみぐいながら「道」のほんの一部を歩けて幸いでした。

                                                ドバイ経由で 5月30日 夕方5時30分 成田着
                                                                           


北スペイン巡礼路をたどる旅 4

2013-06-08 10:51:46 | 

5月27日サンチャゴ・デ・コンポステラに泊まって、迎えた朝は快晴。
      祈りの町、学問の町、そして雨の町・・・と、言われているのに、今日も晴れ。

      ヤコブの遺体が安置されているカテドラルには聖地にふさわしい荘厳な雰囲気が漂い、
      観光者にとってもハイライトの地です。

                                                
エルサレム、ローマ・バチカン
と並ぶキリスト教の三大聖地に
ふさわしい荘厳な雰囲気の
カテドラル。


アラメダ公園から写したもの








      
       カテドラル正門     手前はオブラドイロ広場

      ボタフメイロ
      
      
      
      
       12時からのミサに続いて、ボタフメイロ が行われました。

       ボタフメイロ(ガルシア語で、煙を吐き出すもの、の意)
       大聖堂の巨大な振り香炉に、炊いた香をいれて、聖堂内を振り子のように振る儀式です。

       溢れんばかりの参拝者がミサを聴いて、いよいよボタフメイロがふられます。
       パイプオルガンの音と、修道女の澄んだ まことにうつくしい歌声が、聖堂いっぱいに 鳴り響いて、
       一生忘れられない感動を覚えました。

       「コンポステラーノ(巡礼完歩者)」や信者に、ワインとパンが与えられ、そのあとに、周りの人が夫々に
       にこやかに握手を交わすのです。私も10人以上の人と握手しました。キリスト教徒でもない
       ただの観光客にすぎない私なのに、いいのかな~と思いながらも目頭が熱くなってしまいました。 

       こんなふうに世界の人々が仲良く出来たらいいのにね~。  

       この儀式は、元々は長い道を歩いてきた巡礼者の体臭をやわらげるために、はじめられたそうです。
       現在でも巡礼達成の象徴として、香炉を振られながら泣き崩れる巡礼者は多いのです。       
                
      

        国営ホテル・パラドール
        
       パラドールの正面玄関    オブライト広場に面しています。                     

        
       かっての回廊も、今はホテルの中庭になっています。   16世紀のタピスリーがロビーに。

       パラドールとは、スペイン国内に現在100ヶ所近くある国営のホテルで、歴史的な建物を保存する
       ためにホテル化 したもので、5つ星を冠するのは、レオンとサンチャーゴの2つのみ。
       このパラドールは、巡礼者保護所兼修道院として使用されていたものを改装されたものです。

       ここで、お茶をしましたが、びっくりするほど 、、、、、、、普通の価格(多分€3くらい)でした。


                                              サンチャゴ・デ・コンポステラ   泊まり

       


北スペイン巡礼路をたどる旅 3

2013-06-06 16:06:18 | 

5月26日レオン ~ アストルガ ~ サンチャゴ・デ・コンポステーラ
       巡礼たちにとって、巡礼路のハイライトは、レオンだそうです。
    ステンドグラスがすばらしい大聖堂があるから。久しぶりの都会だから。

      レオン

      
       13~14世紀に建造されたゴッシックの影響を受けたカテドラル。
       120枚以上にも及ぶステンドグラスの美しさには圧倒されます。

       
       これもガウディの作品。今は銀行になっています。   一人読書をする ガウディさん

       
       カテドラル広場近くにはトイレがありません。      まだサンチャゴ・デ・コンポステラまでは100キロ
       カフェに入ってトイレを拝借します。1杯€1.5位     以上あります。 Buen Camino ! 頑張ってネ

       
        「名誉の橋・オルビゴ橋」を渡って巡礼ウオーク体験をしました。
        はるかに雪をかぶったピレネーが見渡されました。

       
        宿場町 アストルガで。  ガウディが建てたけど、注文主が気に入らなかったもの。今は司教館 

       
        巡礼路最後の難所 セブレイロ峠 右側の斜面はヒースが満開でピンクの絨毯を敷いたよう。

       
       峠の教会。ロマネスク様式の石をつんだもの。    藁ぶきのお土産屋さん。

           

       
      ついに来ました!! 「モンテ・ド・ゴゾ(歓喜の丘)」へ。コンポステラ大聖堂を見下ろす巡礼者像にて。
      
      バスで20分も走ると目的地につきました。

                                                 サンチャゴ・デ・コンポステラ 泊


北スペイン巡礼路をたどる旅 2

2013-06-04 15:32:10 | 

5月25日サン・セバスチャン ~ レオン


      サン・セバスチャン     朝の2~3時間雨もよいでしたが、傘をさすほどでもなかったです。

      
           「 カンタブリア海の真珠」 と言われる半円形の美しい海岸線のコンチャ湾 高級リゾート地です。
       
      
     ゲルニカ  
ピカソが書いた絵で有名な町です。

       
      フランス軍との戦争や、スペイン内戦で壊滅的な打撃をうけ、苦難の歴史を持つ町ですが、
      現在は、魅力ある美しい町にかわっています。

      
     モノクロの作品で、一部だけ(しかもコピー)が飾られています。    「ゲルニカ」を、「ゲルニカに!」・・の意
      ピカソがパリにいた青の時代から、キュビズムに移行する頃にわずか1ヶ月で完成させたという作品。
      「反戦のシンボル」とされています。
      ニューヨーク近代美術館から、今はソフィア王妃美術センター(マドリッド)にかえっています、が。
           ゲルニカは、わが町に返して欲しいのです。

      ビルバオ

       
       ビスカヤ橋 (世界遺産)    1893年に建設された。設計したのは エッフェルの弟子の一人、
       アルベルト・パラシオ。    運搬橋という形式は、海上交通の妨げにならず、巨大な橋を
       造らずにすむという解決策だったそうです。

      

      
      グッゲンハイム美術館

     
      アメリカン・ポップアートや、スペイン現代美術を展示してあります。
      外周りには、蜘蛛と、イヌが人気だそうです。

        
        橋の下、真ん中にくもがいます。煙もアート作品    花が咲く(これから)植物を植え付けたイヌ。

     サンティリャーナ・デル・マル

      スペイン人が選ぶもっとも美しい村にも選ばれています。

      
      中世からの佇まいが美しい町。   小さな町とはいえ、 滞在時間たったの30分でしたよ!? 
      運転手さんの運転時間の調整のためですって!    文句は言えないのです。 

       
       村のはずれのほうに教会がありました。        仮装をした笛吹きが踊っていました

       石畳の道と石造りの家々や教会などが立ち並び、まるで中世へとタイムスリップしたような雰囲気。
       全体が国の歴史保存地区に指定されています。 女性が喜ぶ、素敵なまちでした。


                                                                 レオン 泊


北スペイン巡礼路をたどる旅 1

2013-06-03 21:23:22 | 

 5月22日より9日間の日程で、スペイン北西部・サンチャゴ・で・コンポステーラへ
      行ってきました。  ある旅行社のツアーで、中近東のデュバイ乗り継ぎ、マドリッドへ。

      キリスト教の信者にとって、世界三大巡礼地(他はエルサレム、バチカン)の一つ、
      北西スペインの サンチャゴ・デ・コンポステーラへは、巡礼者はフランスのパリなどから、
      ピレネー山脈を越え40~50日徒歩でサンチャーゴの墓があるとされる コンポステーラ
      大聖堂に至るものですが、今回の旅は飛行機でマドリッドに 行き、そこからバスで
      巡礼道の一部をたどるものです。
      ところどころで1~2キロ巡礼の道を歩きましたが、これは真似事。

     
          巡礼道の地図
                 巡礼者はヤコブの印「帆立貝」を身につけて
                 歩きます。この貝の印は、道案内板にも使われ
                 ます。

                 ガイドブックから借りた地図ですが、海岸コース
                 も歩いたので、そのまま同じではありません。                   
      
     




      5月24日ブルゴスで朝を迎えて観光開始。

                                        
       朝早くから歩き始める仏からの巡礼者    スズカケの木が手を結んでいるように剪定された広場で。

        
        スペイン第3規模の大聖堂カテドラル          サンタマリア門

      
      イラーチェ
       
       巡礼路には、ワイナリーが無料で提供しているワインの蛇口があります。
       18歳未満は飲んではいけません・・・の注意書きあり。
      
       
        
       左は赤ワイン、右は飲み水。 何杯でもどーぞ!     すぐそこに 「ワインの泉」 がありますよ。               
       

       プエンテ・ラ・レイナ

       ピレネーから伸びる二つの巡礼路が合流する、サンチャゴ巡礼路の重要なポイントです。
       そのまま町の名前にもなった「王妃(が作ってくれた)の橋」を歩いて渡ってウォークを楽しみました。

       
        

       パンプローナ

       ヘミングウエイ
の小説「日はまた昇る」の主な舞台となった町。街中が白と赤の衣装に身を
        包んだ人々で溢れ、熱気に包まれる「牛追い祭り」で有名な町です。

       
       疾駆する牛が直角に曲がる危険区域          巡礼グッズのお土産やさん

       
       ヘミングウエイが逗留していたホテル          巡礼路の道しるべ [El Camino de Santiago]

       サン・セバスチャン

      フランスの国境に近いバスク地方の県都。「食はバスクにあり」といわれるほど、バスク料理や
      バールのピンチョはおいしい。ホテルにチェックインして、8時にバールに出かけ、ワインに
      ピンチョ(つまみ)をいただいた。 柔らかくゆでたタコが一番おいしかった。
      スペインの夕食は8時から始まります。夜は遅く、長いのです。

                                                  サン・セバスチャン 泊まり