花歩る木

山と旅がすきです

沢田美喜記念館(大磯・神奈川県)

2020-02-18 22:14:11 | 美術館

2020年2月15日吉田邸の後、駅の近くの「沢田美喜記念館」を尋ねました。
      
      ここは、館内全部撮影禁止でした。

      
     三菱財閥創設者・岩崎弥太郎の孫で、熱心なクリスチャンの沢田美喜の
      隠れキリシタンコレクションを展示してあります。

      
                       キリシタン灯篭 根元のマリア様の所は土の下に埋められていた。
      
      入口前の階段の飾りは、26本

      
      2階は、礼拝堂になっています。

      沢田美喜さんは、隠れキリシタンの遺物の収集家でもあって、日本全国
      から集められた資料の一部を展示されています。
      外交官夫人として訪れた海外で購入したロザリオのコレクションがすばらしかった。
      日本最古の踏み絵、紙の踏み絵。などなど。
      
      学芸員の方が丁寧に説明してくださいましたが、まだ公開されて4~5年
      のようでした。私は、2年前、長崎見物で、下地があったので興味深く拝見しました。

                          パソコンの点検のため、1週間手元にありませんでしたので、
                   ブログもお休みしておりました。


 


大磯吉田茂邸(神奈川県)の梅

2020-02-18 06:13:47 | 

2020年2月15日昨秋、大磯城山公園を訪ねて、吉田茂邸と庭園の
  素晴らしさに感心しました。梅の木が多かったので、この季節に是非
  もう一度訪ねてみたいと思っていました。
  土日祝日は、お庭のガイドをお願いできるので、お天気も味方してくれて、
       楽しい梅見の旅ができました。

  
  正門から歩いて、兜門の前の紅白梅が丁度いい咲き具合

  
  兜門をくぐったところ。軒先の切りかきがわかりますか?

  
  
  故吉田茂(1878-1967)が晩年を過ごした邸宅で、焼失の後、再建されました。
  手前の心字池がお気に入りで、朝の散歩にはいつもここを通っていたそうです。
  この風景のようなところを「背山臨水」というのだと、ガイドさんが教えてくれました
  
  
  かつて七賢人(岩倉具視、大久保利通、三条実美、木戸孝允、伊藤博文、西園寺公望、吉田茂)
  の写真が祀られていました。
   
  
  サンフランシスコを向いて立つ吉田茂像      トレードマークの白足袋
  

      
  
  安倍総理がこの間、「意味のない質問だよ!」とつぶやいて、問題に
  なり、次の日「不規則な発言をしたことを、お詫びします」と、
  謝っていましたが、解散にいたらなくてヨカッタですね。
   
    
  私的な書斎 官邸直通の黒電話が置かれていました。⇑
 

  
  寝室から眺めるお気に入りのしだれ梅   安田靫彦の富士山(複製)
  
  吉田茂の大好きなものは、花と富士山のようです。
  庭園には四季折々の花が咲きます。それも外交官時代に贈られたもの
  が多くありました。富士山が大好き。吉田五十八設計の近代数寄屋建築
  の新館の2階から、冬の間は特によく見えるそうです。(この日は薄かった)

  庭園(入場無料、ガイド料1人百円)  吉田茂邸(五百円) 

  見学者の人数が少なかったので、庭園も茂邸もよく説明してもらいました。
  その上、カメラはどこも許されました。

  

  

  

      

  


丹沢・ジタンゴ山の山歩き(神奈川県)

2020-02-07 05:10:25 | 山歩き

2020年2月6日沢山塊の南部に位置する「ジタンゴ山」と「蠟梅園」を歩いてきました。
        今冬一番の寒さが予想される日に小田急線・町田駅に山の会のメンバー(20名)
        が集合し、「寄」というまでバスに乗りました。

               
                   登山口から、頂上までひたすら登り。

                      
             明るくて広い頂上。冠雪の丹沢主脈も見える。360度のビュー。

               
                  下山は、急こう配を下る下る。やっと茶畑の長閑なところに出てきてホッ

      ロウバイまつり

                                    
                        
                                           
                      日本最大級2万本のロウバイ園・・・と、詠っている松田町寄地区

            寄・ロウバイ園は、地元の方々が標高380M付近の荒廃地を整備し、
             中学校卒業生が250株のロウバイを記念植樹したのがはじまり、とか。
             今では、3,000株、20,000本以上、日本最大級のロウバイ園になったんだそうです。

             満開で、青空をバックに甘い香りがただよっていました。
             東京では、風が吹いてとても寒い日だったそうですが、山歩き日和、
             ロウバイ日和に恵まれた1日でした。
               リーダーさん、ありがとうございました。

      


映画「イーディ、83歳初めての山登り」

2020-02-03 15:05:28 | 映画 演劇

2020年1月27日映画「イーディ、83歳初めての山登り」を見てきました。
                        イギリス映画 銀座4丁目「シネスイッチ銀座」で上映中です。
            

          ベン・ネビス山(1343m)
      スッコットランド1(イギリス1)の高い山です。映画では、スイルベン山
      (731m)と言っていますが、イギリス最高峰のベン・ネビス山の方が
      あの映画のタイトルに合っていると私は勝手に思いました。

      我が天皇陛下も23歳で、オックスフォード大に留学中、登山されています。
      
      「登る標高差は5合目からの富士登山とほぼ同じだよ」と、登山愛好家が
      いっていました。イギリスでは登山者の多い山だそうです。
      スコットランドの自然が文句なしに美しかったです。
      --Never too late--  私も気持ちを入れなおして生きてみるか?

       
      映画館のロビーに展示されていた登山服

                    
      「石川のおぜん」昨年4月に開業した無印良品 銀座の
      6階ににある「わ」 日本の故郷の味が食べられます。
      1.2月は石川県。次は、静岡県だそうです。
      
      

 

      


鎌倉散歩

2020-02-02 11:56:26 | 散策

2020年1月31日鎌倉の美術館巡りをしてきました。
      鎌倉市街の西側に連なる大仏ハイキングコースを歩こうと、お天気の
      心配のない日を選んで出かけてきたのですが、思うようにはいきませんでした。
      まず、駅そばの案内所で、現在、鎌倉のハイキングコースは全部
      台風被害をうけて封鎖している・・・ということ。それならお寺周りを
      しようかと思ったのに、途中から雨。そんなはずじゃなかったのに・・。
      それで、町中の美術館を訪ねることにしたのです。

      寿福寺→川喜多記念館→鏑木清方記念館→国宝館→鎌倉歴史文化交流館

       
                    寿福寺 鎌倉五山第3位の禅刹  三門をくぐると参道が美しい。
      雨の日は特に美しいそうです。本堂の裏に北条政子と実朝の
      お墓があって、お参りできます。

       
      
      川喜多映画記念館 懐かしい昭和の映画のポスターや書籍などが
      見られます。
お庭がきれい。映画観覧も出来るようです。 入館料200円
   
                   
                      鏑木清方記念美術館  旧宅に建てられ、平成10年に開館。
       「西の松園、東の清方」って言いますよね。美人画の大家のことです。
       建物の雰囲気が逗子の山口蓬春記念館に似ているなと思ったら、吉田
       五十八建築でした。

      鶴岡八幡宮境内 

      
      平家池
      
      鎌倉文華館‣鶴岡ミュージアム  2016年に県立近代美術館が閉館して、昨年
       リニューアルして、文華館になったようですが、この日休館していました。

      
      国宝館 

          
      梅がほころび始めました。
 
      鎌倉歴史文化交流館

      
      裏山の小高い丘から写しました。

      
      中庭から見た洞穴   三つ並んだアーチ状の横穴は、当地が岩崎家の
       所有であったころに造られたものといわれています。左の横穴は
       中世の「やぐら」だそうです。

                      雨のおかげで、山歩きのない鎌倉を見てきました。これもイイナ~。