粟ヶ岳山頂近くに数キロ離れたところでも見える大きな「茶」の文字が見えます。
この茶文字はお茶の産地掛川市の東山地区の皆さんが、まだトランシーバーや携帯のない時代の昭和7年に手旗信号で確認して1本1本松の木を植えました。その後松くい虫にやられ今はヒノキで構成されています。草冠の一番長い横棒の部分で109メートル、かなり大きな「茶文字」です。
新茶のころに注目されますが、今は季節が変わり周辺の深緑色と相まって奥ゆかしさのある茶文字です。先週、現地へ行って撮影してきましたのでご紹介します。
小画像はテレビ中継塔なども見られる粟ヶ岳の山頂と周辺の風景です。下画像二つは、少しアップさせた茶畑などの上に見られる「茶」文字風景です。
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次画像は、その茶文字部分をアップにしました。大きなヒノキがきれいに立ち並んでいることがお分かりでしょうか。この地区は、先般、茶草場農法の世界農業遺産に認定されたところです。
ヒノキでできた粟ヶ岳の大「茶文字」
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