大相撲の初場所は、大関貴景勝が二年越しの幕内最高優勝で幕を閉じました。
(優勝した貴景勝関:NHKTVより)
来場所優勝すれば、内規で横綱昇進が期待されます。是非次の横綱目指して頑張って貰いたいと思います。
毎回場所後にご紹介しています初場所の過去の優勝力士を保存してあるスクラップブックの中から、今回は少し遡って、30年前、45年前及び60年前の一昔前の三場所の優勝力士を当時の星取表でご紹介します。
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① 30年前の平成5年(1993)の初場所の優勝力士は、大関曙(13勝2敗)で3度目の優勝でした。
この場所には横綱がいませんでした。曙はこの場所と前場所の連続優勝で場所後に横綱に昇進しています。(前年の夏場所に一人横綱の北勝海が引退して横綱のいない場所が4場所続いていました)
(喜びの曙関)
② 45年前の昭和53年(1978)の初場所の優勝力士は、横綱北の湖(15戦全勝)で10度目の優勝でした。
この場所の横綱は北の湖と輪島の二横綱でした。
優勝を三度目の全勝優勝で飾った北の湖関。
③ 60年前の昭和38年(1963)の初場所の優勝力士は、横綱大鵬(14勝1敗)で9度目の優勝でした。
この場所の横綱は大鵬と柏戸の二横綱でした。
※ 上の見出し画像は、昭和53年~54年にかけ、「相撲絵シリーズ」切手として発行された内の第5集(3種)の初日記念押印された切手の最終回です。(全部で15種類が発行されました)