忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

えっ!!そんなに!!

2013-10-12 | 共に
 正午のチャイムが鳴り少し時間が経ってから帰るため道路まで上がりスクーターに腰かけたところで知り合いの「おい 何しよった」で、まずは脱原発関連の会話になった。
 多数の住民が古い考え方に凝り固まったこの辺りでは、じっくり腰を据えて動かんと厳しい結果を招く危険があるとの忠告を聞く。
 意外な言葉だったが、抜き打ちの原発第1号炉建設を押し付けた当時を思い起こす。原発建設つにいて賛成側で動くか黙っていれば許されゆるが、他は反対派?と色眼鏡で見られ場合によっては非国民扱いか村八分気分に追いやるか極左団体か共産党支持かとのデマ。
 権力に媚び組織の圧力や金に弱いと、過疎地住民を馬鹿扱いの国や電力会社の態度は忘れない。結果次々に原発は増え住民は無口になった。それは原発に限らず「物言えば唇寒し秋の風」周囲に刺を感じる。
 あの頃から田舎にも上下関係を作り、意見が違えば除け者にするか無視する自称偉い人のグループができた。だがこれら少数の人々もより上の顔色をうかがい「虎の威を借る狐」ではある。
 「ああ 本読まんか わしの 車にいつも何冊か乗せとるがよ これええぞ」 と渡されたたのは内村鑑三著の本。また会話が広がる。とそこにバイク来て止まる。
 「おとうさん お昼なっとるがぜ 帰ってこんけん 倒れとるがじゃなかろか 心配してきたんぜ」 時計を見れば13時半前!。いい夫婦だなと見送った。