忘却への扉

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笑顔に戻る時

2008-09-24 | 平和を
 子供たち家族との数日が終った。互いに手を振る時間がいつもより長い。もったいない数日間をありがたいと思う。
 普段と違う居場所と仕事を離れた時間に、気を使っているようないないような。自分の気持を理解できないでいた。
 子供たちの家で使っている洗面台の鏡の中に、いつもと違った自分の顔があった。何年前から続いていたのか覚えていない普段の厳しい顔が、少し柔らかくなっている。
 これがずっと昔の私の顔だと信じたい。いつの頃だか明るい私も有ったはず。心底からのちょっといっぷく、ちょっと一休みが無かったのかも知れない。
 ただ休むだけなら、休み過ぎる時間を潰して来た。でも心の休息には無関係だったのだろうか。今回のみんなと一緒にいた自由な嬉しい時間に、安らぎの変化と価値がある。
 孫を叱るのもいつもと同じ私なのに、子供たち家族にもらった幸福気分が顔の柔らかさに表れた。私の望む幸せには、この数日が十分すぎる。
 平和公園や資料館には行けなかったが、戦争での実戦用の軍艦や潜水艦は何回か見た。やはり不気味で、安心できる平和を破壊する存在と感じる。別れと再会のためにも、笑顔で手の振れる日々でありたい。

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