忘却への扉

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じかせいの

2012-02-05 | 平和を
 年に1度の集まりに出かけた。昔はの幾つもに別れた組ごとに山の神を祀ってあり各組で寄合、酒さかなで楽しんでいた。がでその風習を続けているのは私たちの組内だけ。
 お参りと準備役は順番で行う。他は食べて飲んでで話がはずむ。テーブルにはガスコンロの上でナベが湯気を立てている。
 酒は熱燗と焼酎にビール、その他はお茶だ。お皿の白和えが最初のご馳走で味わう、もちろん担当家の女性作で美味しいおにぎりも同様。
 「うまいのう ○○さんが 握ったんやろのぉ 味加減がなんとも言えんええな」 言っていた男あとで、「うもおておにぎり わし5つ食うてしもたぜ」
 たくわんと瓜の粕漬けも評判が良く、「自家製やろか店のがやろか」 どれもほとんど○○さんが家から持って来たと知る。
 「ええのう 自分で漬ける人なんか もうほとんど居らせんぜ わしとこら 漬け物は買わんと 食べれんぞ お前んとこもそうじゃろが」 わが家は粕漬けは自家製と答えうらやましがられる。
 せっかく山里に住んでいて材料はあっても、買って食べる品数は増えた。自給自足の大切な時代になるとも予想される今後なのに、日本のアメリカ言いなりの政治はTPP問題に軍事的関係など。
 大金持ち優遇の国は変わりに大多数を占める庶民を搾り取る手っ取り早い手段を選ぶ支配者たち。自然を守ってくれている山の神や海の神さえ怒ることでも、一部分の人間は自分たちの目先の欲望のためなら平気でやれるのが自慢気に見える。

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