【西の魔女が死んだ】 著者・梨木香歩 新潮文庫 発行所・新潮社 この本も読み始めるのに半年近く経っていた。
魔女の文字に抵抗もあった。「返すのはいつでもいいから」への甘えもあった。でも読み始めると意外な安らぎを感じる。
まさか魔法のせい?との気持ちにさせる何かがある。中学生になったばかりで、まいは学校に行けなくなる。そして両親と離れて、田舎の山里でおばあちゃんと二人で暮らす日々。
まいのおばあちゃんはイギリス人で魔女?日本と西洋が渾然とした光景を思い浮かべるが、不思議と違和感はない。祖母を見習いながら自分を生きて行く孫。
日本の多くの地域から無くなり、過去となった世界がそこにある。「美しい国、日本」だがこの国の首相が使う、抽象的で意味を感じない文字ではない。
まいがおばあちゃんと暮らした時間には、現実からは憧れとなりつつある素朴な生活が見える。それは私にとっての美しい日本でもある。他、その後のまい【暮らしの一日】
魔女の文字に抵抗もあった。「返すのはいつでもいいから」への甘えもあった。でも読み始めると意外な安らぎを感じる。
まさか魔法のせい?との気持ちにさせる何かがある。中学生になったばかりで、まいは学校に行けなくなる。そして両親と離れて、田舎の山里でおばあちゃんと二人で暮らす日々。
まいのおばあちゃんはイギリス人で魔女?日本と西洋が渾然とした光景を思い浮かべるが、不思議と違和感はない。祖母を見習いながら自分を生きて行く孫。
日本の多くの地域から無くなり、過去となった世界がそこにある。「美しい国、日本」だがこの国の首相が使う、抽象的で意味を感じない文字ではない。
まいがおばあちゃんと暮らした時間には、現実からは憧れとなりつつある素朴な生活が見える。それは私にとっての美しい日本でもある。他、その後のまい【暮らしの一日】
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