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冬雲

2008-12-15 21:08:45 | 長岡の紹介


最近は、天気予報の週間と前日、当日が食い違い、実際の天気はかなり複雑となっています。気象庁も読めないのでしょうか?

でも、どちらかというと週間予報の1週間先のほうが当たっている。
本日の予報は1週間前は晴れ。昨日は雨の予報でしたが、実際には午前中が晴れ。
午後から雨が降り始め、現在では、やや激しい雨となっています。
本日の当日の天気予報は午前中が曇ベースで、夕方から雨。ほぼ当たりましたが、降り始めはお昼過ぎなので、半分当たったというところ・・

明日は、晴れの予報です。
でも、この雨が明日の何時まで降るのかは検討がつかないといったところでしょう。

気圧配置も、12月にしてはめちゃくちゃです。
本日の朝9時頃に西高東低の冬型だと思ったら、明日は日本列島を移動性高気圧が覆う感じで、確かに予報は晴れにするのが当然なのでしょう。

移動性高気圧、低気圧が交互に日本列島を通過するのは、秋の天候です。
寒冷前線の接近とともに、南方から暖かい空気まで入り込んできます。
寒冷前線が通過すると、急に北西の風となり、冬型になりますが、意外と長続きしない。
昔は、12月は冬型が強まり、大晦日には積雪があったものですが、最近はほとんど残らない。1月は昔は銀世界で、2月は雪が降り積もる・・今は逆で、1月は意外と晴れて積雪も残らず、2月に雪が振り、3月に雪がずれ込む・・
年末のあいさつに寄る旨に、お客さんと、よく話題にします。
皆さん、
「子供の頃と違っている」
と口を合わせて言われます。



写真は、快晴だった空に、強風に流されながら迫る冬の雲の様子です。
局地的に晴れだったり雨だったり・・
今まで快晴だった所に急に雨が降ってくる。それも激しい雨なのです。

今年の天候は、本当に読めない。
(でも、意外と晴れていたりするので、ラッキーな面はあるのですが・・)
自然と向き合う仕事をしていると、嫌おうなしに天候が気になってきます。

それは、建設業だけでなく、林業、漁業、農業の1次産業に従事されている方ならば分るのでしょうが、「異常」と言う他ないでしょう。

「温暖化」と言ってしまえばそれまでですが、沢山の人たちがそれに立ち向かっている・・
我が社の家づくりも原点はそこにありますが、林業、森林保全やそれ以外でも、命をけずっている人たちがいる。
その努力が報われ、間に合ってほしい限りです。


国内の森林資源の利用にしても、アメリカや中国の景気後退とともに需要が落ち込み、外材が値を下げる傾向にあります。
国内需要を何とか国産材でと努力してきた我々の苦労も、水の泡になってしまう。
石油が高騰し、代替エネルギーの普及が進むかと思っていた矢先に、原油がみるみる値を下げてしまっている・・・

こんな不安定な価格の変動が著しいモノを消費し続けて良いのでしょうか?
地場産の「地産地消」によって、価格が比較的安定したモノを消費したほうが持続可能なのではないでしょうか?
循環経済や雇用の安定にも繋がります。

地に足をつく・・

株や金融商品のように数値で目に見えないものに頼るのではなく、「本当にあるもの」に目を向けてほしい今日この頃・・
そして、現実を見据えて欲しいものです。
現在の環境がどんなことになっているのか・・この写真が「現実」なのですから。
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