べんりや日記

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加藤材木店 丸太搬入

2009-09-10 23:50:15 | 1階が車庫の家(越後杉の伝統木組)
長岡地域森林組合・・ではなかった中越よつば森林組合(合併したのでした・・)より
「8mの根曲がり材が出た」

という連絡が入り、さっそく買い付けに行きました(6月頃かな・・)
根曲がり材は、通常、根っこの曲がった部分を切り捨ててまっすぐな部分だけを山から搬出するのですが、珍しく、根曲がり部分も出してきたようです。
曲がっていると、トラックに載せるにも都合が悪く、何本も持ってこれないのです。

8m材は、主に「中引(なかびき)」に使います。
中引きは屋根の小屋梁と小屋梁を直角につなぐ材料で、妻の外壁から向こう側の外壁まで貫通して、小屋裏の水平剛性を高めます。
8mあれば、桁行きが4間(7.28m)までカバーできます。
また、大き目の丸太は「梁」としても使えます。
4間の梁間は滅多にありませんが、時々そういう場合もあります。

丸太のままだと乾燥しづらいので、両側面を落として太鼓(断面が太鼓の形になる)にして、寝かせて自然乾燥させます。

また、すんなりと通った丸太は「丸柱」の材料にします。
工場に在庫してあった材料も少なくなってきたので、今回入れてみました。
この冬に伐採したとのことで、「寒切り」で、水が吸い上げなくなった状態で伐採しているので、適度に乾燥しています。

今回は、宮本町の加藤材木店に搬入し、暇なときに割ってもらうことにしました。



丸太を広げて、素性を見ながら、何に使うか決めています



加藤材木店



1冬越した材料は・・
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