べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

ツバメが巣をつくってます

2009-06-20 14:01:59 | 日々雑感
曇ベースですが蒸し暑い日となりました。
本格的な梅雨の到来というところでしょうか・・・

田植えの終わったこの頃に、毎年工場にツバメが巣をつくりにきます。




田園風景の広がる高寺工場のまわり


工場の階段の壁にツバメが巣をつくりました



心配そうに巣を見守る親鳥達



巣にはヒナが・・・



ツバメは、この時期、ヒナに餌を与えるのに頻繁に巣と周りを往復します。
ミミズや羽虫が主な食料らしいのですが、ハチも好んで食べます。
巣の下に、無数のハチの羽が散らばっていることもある。


スズメバチが巣をつくりはじめたとき、ツバメがハチを食べてくれるので、スズメバチの巣はなかなか大きくなりません。
人間にとっては、ツバメは有用な鳥といっても過言ではないでしょう。

「ツバメが巣をつくると、幸運だ」

と言われていますが、まさに危険なハチを退治してくれるので助かります。
空中に飛んでいるハチを素早くキャッチして食べていくのです。

「ハチに刺されないのか」

と疑問に思われそうですが、あっというまの出来事なので、ハチも針を出す暇も無く食べられてしまいます。特に、腹の部分が美味しいらしい。

それでも、捕食はぎりぎりに抑えているのかもしれません。
全部食べてしまうと、もう食べれなくなるので、少し残してハチの巣を育てながら「畑」のようにして餌を確保していく知恵もあって良いのだと思います。

ツバメが巣立つとき、5~6輪の群れが一斉にスズメバチの巣の廻りを飛び回って最後に残ったハチを食べます。
ハチにとってはたまったものではありませんが、スズメが南に渡っていった後、丁度稲刈りも終わってスズメも田んぼへ移動し、生き残ったハチの全盛期となります。
スズメバチの巣が大きさを増すのはこの頃で、10月には巣を守るために凶暴になり、スズメバチの被害が出る季節となります。


長岡ってこんな街
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