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八雲立つ・・7月上旬の気象傾向(フェーン現象?)

2018-07-05 12:09:28 | 日々雑感
東山に展開した入道雲。
7月上旬ですが空は既に夏空になってます


今年は先月の22日に関東甲信で梅雨明け宣言がされ、過去で一番梅雨が早く明けた年となりました。
太平洋高気圧が日本の南の海上で張り出し、関東地域を覆う形となっています。

ここ新潟でも、その傾向が出ていて、長岡盆地の東南に構える「東山」一帯に入道雲が出ています。



長岡の南の空に浮かぶ入道雲


気温は上昇、湿度は下降傾向です


気温・湿度の観測と予想



気温と湿度を計測し、7月初旬の気候の傾向を予測してみました。
太平洋側に張り出した高気圧の影響を受け、関東方面から吹く南風によってフェーン現象になるため、日中は気温が高めで湿度が低くなる傾向のようです。(関東方面で25度、湿度80%と予想。この空気が山を越える時にフェーン現象を起こし、こちらでは気温28度、湿度40%となる計算です。)
午後になると西側の風になり、東山一帯に入道雲が発生します。

入道雲が出来るタイミングに少し疑念を持ったのでした。
日中に乾燥した平野部の空気(気温28度、湿度40%)が山に沿って上昇した場合、2400mの上空で雲を発生させる計算となります。実際には入道雲はそんなに高くないわけです。東山で約600m、その奥の守門岳の峰々で2000mですから、守門岳の直上に雲を発生させるにはもう少し湿気のある空気でないと辻褄が合いません。
それに昼過ぎの3時頃から西風になっているので、その風が上昇して入道雲を発生させているにしては早すぎると感じました。

新潟の平野部から西風に乗って山に入道雲を発生させるには水蒸気が不足している。

ではどういうプロセスが考えられるのか考察してみました。

1.午前中は太平洋側からの南からの風にのってきた湿った空気が山にぶつかって上昇し、新潟側に乾いた空気を供給(フェーン現象)
2.陸地の温度が上昇するとともに、海から山へ向かって西風が発生する
3.新潟平野側からの西風と、太平洋側からの南(東)からの風が山頂でぶつかり、上昇し入道雲を発生させる

というところです。
積乱雲がやや新潟側に吹き込んでいる形状も見受けられるのが、その理由でもあります。




台風に伴うフェーン現象


7月4日(水)に日本海側を抜けた台風7号によって新潟にフェーン現象が見受けられました。


南からの風で雲が南より流れています


高温で乾燥しました


台風の通過に寄る風の傾向を予想しました



台風の東側は南寄りの風が吹くため、関東から三国山脈へ向けて湿った空気が流れ込み、2000m級の山々を越える時にフェーン現象が起き、新潟平野に乾燥した高温の空気が流れ込む事が確認されました。
台風の場合は、太平洋高気圧よりも強制的に南風を発生させるのでしょう。
台風が去った後は、一時的に西高東低型の「冬型」の気圧配置となり、北西の風によって、大陸の低温の空気が日本に入り込みます。
7月5日(木)は朝から涼しい気温(26℃)となりました。
寒暖の差が激しい日々となっています。


新潟の夏はフェーン現象の影響を受ける地域だということを再認識したのでした。





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