べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

工場にて仮組み

2007-04-28 23:42:08 | 長岡市深沢町 山の木


今週は、天候に恵まれない1週間でした。
晴れても風が寒いし、すぐに雨模様になってしまう・・
もう、5月になろうというのに、寒気が入って来やすい状態が続いています。
1月、2月が天気が良かった反動なのでしょうか?

春だという実感がわかないまま、梅雨に突入するのかも知れません。

工場では、刻んだ丸太を組んで、小屋組みがしっかりできるか、点検しています。
梁間が8m、奥行きも9mあります。
さらに、上り梁が加わると、梁間が6mほど伸びますが、さすがにそこまでの敷地はありません。

基本的に、小屋組は伝統構法の「折置き(おりおき)」になります。
梁の上に桁が乗り、梁と梁を中間で「中引き(なかびき)」でつないでいます。
梁の上に桁が乗る「渡りあご」でかませてあります。

雪国の場合、梁や中引に「根曲がり材」を使えます。
根っこの部分は重く、強度もあるので、屋根の先端にこの部分がくるようにして、梁が反っている曲がりが上になるように「上木使い(うわきづかい)」にすると、丈夫な小屋梁になります。
コメント
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