何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

本質をつかむ思考力

2012-05-23 16:26:40 | Book Reviews
本質をつかむ思考力 「ひらめき」を生む論理力の磨き方 小宮一慶・著、中経の文庫、2012年2月2日

p.40-1 「印象」ではなく、正確な「事実」を集めないと、先の質問には答えられないからです。
 重油なのは、ある現象を見たときに、関心を持ってより深いことを考えようとする思考をスタートさせるかどうか。そして、それを調べたり、分析したりして「検証」しようと思うかどうかです。

p.43 漠然とした「感想」を、あたかも「事実」のように考えたり、感じたりしてはいけません。こうした場合には、質問が漠然とした印象にすぎないと判断したうえで、「これだけの情報では、答えは出せません」と言わなければならないのです。

p.44 感覚や印象にすぎない情報には敏感になってください。「これは感覚でしかない」ということがわかるかどうかがすごく大事なのです。

p.95 本当に必要な数字や情報だったら、切り取ってスクラップもします。手帳にメモすることもあります。そのメモをときどき見返すのです。頭の「引き出し」の中に無理に入れようとはしません。自然に入ることが重要だからです。関心のあることは自然と「引き出し」に入ります。

p.111 関心の強いことなら細かいことまで、頭の中の「引き出し」に自然に入りますが、すべてが入っているわけではありませんし、その必要もないと思っています。

p.213 なぜ、多くの会社がトヨタ自動車のカイゼンをまねできないのでしょうか? それは、トヨタ自動車の「価値観」や「イズム」が前提となっていなければできないことだからです。



Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自分の中に毒を持て | TOP | 目に見えないけれど大切なもの »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | Book Reviews