何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

悪質リフォームとクスリの情報の共通点

2005-07-14 23:02:02 | くすり雑感
「お宅にアスベスト」リフォーム詐欺が続発 (読売新聞) - goo ニュース

 ではここで(いきなりですが) なぞなぞ をひとつ、

▽比較的、お年寄りが狙われていて
▽ときに不要なものが売りつけられていて
▽なかば半強制的に売りつけられていて
▽くりかえし行われているもの

 なぁ~んだッ?

 今、話題の悪質リフォーム詐欺、と答えた人は常識人かもしれませんが、少しひねくれたギョーカイ人は、「あ、それ薬局でもらうクスリの説明書じゃない?」なんて答えるかもしれない。

 いわば、押し売り状態なのだ。その必要性が、もらう人にとって説明されていないのだ。といっても、説明できるには、相当の理由が必要で、必ずしも毎回必要とは言い切れない。

 薬の説明書の使い道(用途)を、正しく説明できているだろうか。単に、今日渡す薬の説明だよ、じゃ説明になっていない。確かに、同じものを買えば、同じ説明書が入っているモノは世の中にたくさんあるが、調剤に際しては、付けたり付けなかったりが選択できるんだから、予め抜くことができないものとは違うんだから、消費者に選択させればいいのだ。それをうやむやのうちに渡して(売りつけて)いるもんだから、トラブルや苦情が起きるのだ。

 薬局は、少しでも売りたいから渡すんじゃない。患者さんの利益を考えて、渡そうとしていることを、わかるように説明すべきだ。そうでなければ、渡さない。冷たく言えば、要らないと言って、困ってもしかたがない。でも、そこから次の段階に展開していくんだと思う。


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