何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

逃げない男の生き方

2011-10-19 20:10:04 | Book Reviews
「逃げない男の生き方 本音をどこまで通せるか 川北義則・著、PHP文庫、2009年12月14日

p.34 「下手に順序なんか考えてはダメだ。やりたいことは、今すぐ取り組むのが正しい順序なのだ」
 やりたいことがあったら、迷わずやってみればいい。

p.45 つまり肝心なことでは、絶対に譲らない。言いなりにはならない、ということだ。

p.61 「人間一生誠にわずかな事なり。好いた事をして暮らすべきなり。夢の間の世の中に、好かぬ事ばかりして苦を見て暮らすは愚かなることなり」

p.187 「年齢というものには、元来意味はない。若い生活をしている者は若い。老いた生活をしている者は老いてくる」

p.210 「自分の人生に仕事を入れてもいいが、仕事の中に人生を入れてはいけない」

p.228 どこから見ても自分のいうことが正解なのに、どうして人はそれを認めないのか。彼はいろいろ考えて、ある結論に達した。「自分の意見が通らないのは中身ではなく言い方にある」と気づいたのだ。
 彼は頭がよかったから、「その問題はこうすればいいと思います」とすぐに正解を出してしまっていた。そして違う意見が出てくると「それはこれこれの理由でダメです」と言い切った。それがよくなかったのである。シロクロをはっきりつけすぎたのだ。

p.229 実業家の松永安左ヱ門は、「上手に勝つのがいちばんいいが、それができなければ、上手に負けるほうがよい。いちばんつまらぬのが下手に勝つことだと思う」といっている。自分の論理に影響のない小さな部分は、戦法にどんどん譲ってしまうことだ。最終的に負けなければいい。


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