「経営のやってはいけない! 残念な会社にしないための95項目」 岩松正記・著、クロスメディア・パブリッシング、2010年11月11日
p.16 ここで注意したいのは、成功談を聞く目的。その本質は、「あくまでも過去に学ぶこと」、この一点にあります。決して成功者の真似をし、言った通りに物事を実行するためにあるのではありません。
成功者の話を聞くのは、そこで得た情報を自分で取捨選択し、自分に合ったやり方を見つけ出すため。特に失敗した方法、やらなければ良かったと成功者が言った方法こそ参考になります。成功者がやって失敗したことは後発の我々はしなければいい。成功者が実行しなかったことは、同様に我々もそれをしなければ、間違いなく同様に成功しない。
p.18 成功話はある意味その人独自のものであり、実は多くの場合、再現性がありません。後から同じことをやったとしても、同様に100%成功できることは滅多にない。というより、全くできないと言った方が正しい。
p.19 「これをやったから成功した」ということよりも、「これをやらなかったから成功した」ということの方が、はるかに再現性が高い。
成功者がやったことよりもやらなかったことに着目し、それを実践して行くのです。やらないことを決めることで、やれることは反対に広がっていきます。
p.50 信用を築くにはどうしたらいいのでしょうか。
まず考えられるのが、納期等の約束を守る、裏切らない等々。しかし結局最後には、「カネに汚いことをしない」ということで落ち着くのではないでしょうか。
p.57 俗に「2・8の法則」などと言われています。この本当の意味は、稼がせてもらう大手客と、その他のお客とのバランスを保ち続けなければならないという点にあります。
p.63 自分の会社を潰す方法を一つ一つ「潰していく」ことで、万が一のことがあった場合でも会社は持ちこたえられるはずです。
p.70-1 本当に従業員教育はムダなのか。実は、ムダにしているのは、社長の安易な姿勢、取り組み方の問題なのですね。自分が楽をして、従業員を教育することなどは絶対にできないと思った方がいい。自分の考えを伝えるためには、自分も同じ経験をしないとなかなか伝わりません。
p.73 今の現状は半年前の行動の結果。今の行動は半年後の成果です。
従業員が現状維持を望むのは仕方のないことで、いわば、会社の中で最も現状を変えたくない、保守的になるのは、従業員だと言っても過言ではありません。それを打ち破って先へ先へと進むのが社長の役目であり、いわば、社長が社内では最も革新的でなければならないのです。
p.77 自分の意に沿わないことがあったならば、すぐにその場で指摘する。これは経営者の義務です。
p.144 そもそも社長の役割は決定すること、判断すること。多少、従業員の意に反することもあるかもしれませんが、それにいちいち反応していては生き残れないのが中小・ベンチャー企業の実態です。
p.145 会議での指示命令に必要なのは社長の考え方だけでなく姿勢。単に意志を伝えるのではなく、目的なり目標を絶対に達成するのだ、しなくてはならないのだという強固な意志を示す場だという自覚を、社長自身が持たなければならない。会議で社長以外の人間の意見など聞かずにこちらの意志を伝えるだけでいい。ただし、心を打つように伝えることができなければダメ。ここで従業員の心を動かせないようでは、商売の成功も何もないでしょう。
p.217 世の中に出ると、学歴よりも勉強ができたことよりも、まず問われるのはコミュニケーション能力。つまりは人と接する力。
では会いさえすればいいのかというとそうでもない。会った上で印象付けなければ、商売は次のステップへは進めないものです。
p.16 ここで注意したいのは、成功談を聞く目的。その本質は、「あくまでも過去に学ぶこと」、この一点にあります。決して成功者の真似をし、言った通りに物事を実行するためにあるのではありません。
成功者の話を聞くのは、そこで得た情報を自分で取捨選択し、自分に合ったやり方を見つけ出すため。特に失敗した方法、やらなければ良かったと成功者が言った方法こそ参考になります。成功者がやって失敗したことは後発の我々はしなければいい。成功者が実行しなかったことは、同様に我々もそれをしなければ、間違いなく同様に成功しない。
p.18 成功話はある意味その人独自のものであり、実は多くの場合、再現性がありません。後から同じことをやったとしても、同様に100%成功できることは滅多にない。というより、全くできないと言った方が正しい。
p.19 「これをやったから成功した」ということよりも、「これをやらなかったから成功した」ということの方が、はるかに再現性が高い。
成功者がやったことよりもやらなかったことに着目し、それを実践して行くのです。やらないことを決めることで、やれることは反対に広がっていきます。
p.50 信用を築くにはどうしたらいいのでしょうか。
まず考えられるのが、納期等の約束を守る、裏切らない等々。しかし結局最後には、「カネに汚いことをしない」ということで落ち着くのではないでしょうか。
p.57 俗に「2・8の法則」などと言われています。この本当の意味は、稼がせてもらう大手客と、その他のお客とのバランスを保ち続けなければならないという点にあります。
p.63 自分の会社を潰す方法を一つ一つ「潰していく」ことで、万が一のことがあった場合でも会社は持ちこたえられるはずです。
p.70-1 本当に従業員教育はムダなのか。実は、ムダにしているのは、社長の安易な姿勢、取り組み方の問題なのですね。自分が楽をして、従業員を教育することなどは絶対にできないと思った方がいい。自分の考えを伝えるためには、自分も同じ経験をしないとなかなか伝わりません。
p.73 今の現状は半年前の行動の結果。今の行動は半年後の成果です。
従業員が現状維持を望むのは仕方のないことで、いわば、会社の中で最も現状を変えたくない、保守的になるのは、従業員だと言っても過言ではありません。それを打ち破って先へ先へと進むのが社長の役目であり、いわば、社長が社内では最も革新的でなければならないのです。
p.77 自分の意に沿わないことがあったならば、すぐにその場で指摘する。これは経営者の義務です。
p.144 そもそも社長の役割は決定すること、判断すること。多少、従業員の意に反することもあるかもしれませんが、それにいちいち反応していては生き残れないのが中小・ベンチャー企業の実態です。
p.145 会議での指示命令に必要なのは社長の考え方だけでなく姿勢。単に意志を伝えるのではなく、目的なり目標を絶対に達成するのだ、しなくてはならないのだという強固な意志を示す場だという自覚を、社長自身が持たなければならない。会議で社長以外の人間の意見など聞かずにこちらの意志を伝えるだけでいい。ただし、心を打つように伝えることができなければダメ。ここで従業員の心を動かせないようでは、商売の成功も何もないでしょう。
p.217 世の中に出ると、学歴よりも勉強ができたことよりも、まず問われるのはコミュニケーション能力。つまりは人と接する力。
では会いさえすればいいのかというとそうでもない。会った上で印象付けなければ、商売は次のステップへは進めないものです。
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