五山の送り火

一度で良いから、この目で見てみたいのが五山の送り火です。
ただし、横に浴衣を着た若い京美人が居てくれなきゃ嫌、という贅沢な条件付きなので、おそらく一生無理でしょう…。

今年はネットのライブカメラで見てみましたが、混雑していて徐々に点火という風情は味わえませんでした。
ようやく画面が切り替わったと思ったら一斉に点火されていたりして、このあたりはサーバーの処理能力がまだまだ追いつかないようですね。
画質も悪いし、まだまだ回線速度とサーバーと受け側のパソコンの性能が動画配信には追いつかないという印象でした。

その点、テレビならアナログでもデジタルでも見る人の数には影響されないので、それこそ国民全員が見ても一人だけで見ても画質は変わりません。
ネット回線と電波による配信の違いですね。
（ケーブルテレビとかは違うのでしょうけど、電波で受信している場合は受信局の数で品質が大幅に落ちることはまずない）

そう考えるとテレビというか電波による放送というシステムって有利な面があるんですね。
まあ、それでもネットの普及はテレビ業界にとっては大きな脅威でしょうけど。

送り火を見ながら、そんなことを考えていました。