新総理大臣は愚着で誠実な人柄ということが、今回の民主党代表選挙では、評価された様である。
組織の意見がバラバラでまとまりがない状況では、攻めの戦略など打ち出し様がないので、まずは党内融和ということを、優先した選択であろう。
しかし日本の状況は、一政党の党内事情を優先している場合ではないことは、誰にも判っているのに、守りの姿勢ばかりでは、マスマス停滞したままで衰退して行くばかりである。
新首相の生い立ちや苦労話に感動している状況でないし、新米政治家の時に政治信条を訴え続けてきた苦労が、やっと実ったと言う美談、出世話を聞いている場合ではない。
日本の現状は、愚直に苦労して努力している人から、希望や将来展望を奪い続けているのである。
既得権を獲得した守旧派産業や、それに繋がって今の地位、収入源を得た人たちは、現状を守ることばかりを最優先に考えてしまう。
この階層の利益を代弁して新産業の育成を怠ってきたツケが、今の閉塞感を大きくしてしまった。
苦労もしないで良い生活を得ることはできないのは、当然である。
しかし地道に努力をしようとしても、その機会を奪っている現状をしっかりと見つめるべきである。
そのチャンスを提供するには、企業活動の活性化にあり、守旧派産業の経営者にはその意欲も、チャレンジする能力もなくなっている。
正社員の比率をドンドン減らして、国内への新規投資も控えている様な、守りばかりの産業と老朽経営者を守ることを優先してきた、自民党政権は完全に行き詰って、国民の支持を失った。
民主党はそのような既得権階層の停滞した活力に、将来展望を期待させる「絵に書いたモチ」の様なマニフェストを提案して、2年前の政権獲得を実現した。
しかし、「絵に書いたモチ」は勝手に書き換えてしまい、早々と責任逃れの妥協策ばかりに奔走してエネルギーを浪費している。
公約にもなかった原子力発電の大幅増設の計画を、国民に説明する事もなく決定してしまい、おまけに経産省に操られて、原発輸出にまで国策と称して予算を付けてしまった。
民主党は、その責任をだれも明確にしようとしないで、退陣する首相の責に負わせる気なのか。
未だに、まったく見通しも希望もない「高速増殖炉」(もんじゅの実験炉)に、大きな予算を付けて惰性のままに進めている。
公明党は原発事故を受けて、党内の意見を集約して、『もんじゅの凍結』と「放射性廃棄物の再処理路線」を止めることに、決定している。
民主党では、その様な当たり前の方向転換すらできない【愚直の集団】に堕落してしまっている。
自民党政権時代の様な官僚の隠ぺい体質は、少しは改善されてきたが、まだまだ、隠された既得権擁護の【国民の意思に反した事業】が膨大に、惰性のままに実施されている。
これらを徹底的に見直して、将来展望に結び付かない無駄な事業予算を、まずは完全に廃止する事を優先すべきであろう。
それまでは、増税の必要性などは封印しておくべき政策で、徹底した無駄使い撲滅と行政刷新が最優先課題であることを、肝に銘じるべきである。
組織の意見がバラバラでまとまりがない状況では、攻めの戦略など打ち出し様がないので、まずは党内融和ということを、優先した選択であろう。
しかし日本の状況は、一政党の党内事情を優先している場合ではないことは、誰にも判っているのに、守りの姿勢ばかりでは、マスマス停滞したままで衰退して行くばかりである。
新首相の生い立ちや苦労話に感動している状況でないし、新米政治家の時に政治信条を訴え続けてきた苦労が、やっと実ったと言う美談、出世話を聞いている場合ではない。
日本の現状は、愚直に苦労して努力している人から、希望や将来展望を奪い続けているのである。
既得権を獲得した守旧派産業や、それに繋がって今の地位、収入源を得た人たちは、現状を守ることばかりを最優先に考えてしまう。
この階層の利益を代弁して新産業の育成を怠ってきたツケが、今の閉塞感を大きくしてしまった。
苦労もしないで良い生活を得ることはできないのは、当然である。
しかし地道に努力をしようとしても、その機会を奪っている現状をしっかりと見つめるべきである。
そのチャンスを提供するには、企業活動の活性化にあり、守旧派産業の経営者にはその意欲も、チャレンジする能力もなくなっている。
正社員の比率をドンドン減らして、国内への新規投資も控えている様な、守りばかりの産業と老朽経営者を守ることを優先してきた、自民党政権は完全に行き詰って、国民の支持を失った。
民主党はそのような既得権階層の停滞した活力に、将来展望を期待させる「絵に書いたモチ」の様なマニフェストを提案して、2年前の政権獲得を実現した。
しかし、「絵に書いたモチ」は勝手に書き換えてしまい、早々と責任逃れの妥協策ばかりに奔走してエネルギーを浪費している。
公約にもなかった原子力発電の大幅増設の計画を、国民に説明する事もなく決定してしまい、おまけに経産省に操られて、原発輸出にまで国策と称して予算を付けてしまった。
民主党は、その責任をだれも明確にしようとしないで、退陣する首相の責に負わせる気なのか。
未だに、まったく見通しも希望もない「高速増殖炉」(もんじゅの実験炉)に、大きな予算を付けて惰性のままに進めている。
公明党は原発事故を受けて、党内の意見を集約して、『もんじゅの凍結』と「放射性廃棄物の再処理路線」を止めることに、決定している。
民主党では、その様な当たり前の方向転換すらできない【愚直の集団】に堕落してしまっている。
自民党政権時代の様な官僚の隠ぺい体質は、少しは改善されてきたが、まだまだ、隠された既得権擁護の【国民の意思に反した事業】が膨大に、惰性のままに実施されている。
これらを徹底的に見直して、将来展望に結び付かない無駄な事業予算を、まずは完全に廃止する事を優先すべきであろう。
それまでは、増税の必要性などは封印しておくべき政策で、徹底した無駄使い撲滅と行政刷新が最優先課題であることを、肝に銘じるべきである。