Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

言葉の重み

2012年07月04日 | Mountaineer
訓練生の前で「張り込み」設置のデモンストレーション

(比良山岳センターにて 2012.6撮影)


6/29.30は、夏山救助訓練の事前講習会~講師研修とデモンストレーション。
7/1は『滋賀岳連 指導員研修会』。
いずれも主要スタッフとしてこれに関わった。
クライミングの理論と実技、そして指導と中身の濃い3日間だった。

記録
6/29(金)晴れ
滋賀県山岳遭難防止対策協議会 夏山山岳救助訓練(7/15)の事前講習会
 場所 比良山岳センター(大津市)
 メンバー スタッフ4名 受講生 60名弱
 日程 am 室内にて理論講義 pm 屋外でロープワーク等の研修


若き消防署員たちを前に山岳研修する

一旦解散後、関係者4名が坊村Pに集まりミーティング~会食~テント泊

6/30(土)くもり 
滋賀県山岳遭難防止対策協議会 夏山山岳救助訓練 スタッフ研修+実地訓練
 場所   坊村牛コバ付近(大津市)
 メンバー スタッフ8名 
 日程 沢に要救護者を想定してロープレスキューを実践する
    沢から30m上の林道にロープ索道を張り込んで要救護者をロープでつり上げて引き上げた。

7/1(日)雨
滋賀岳連指導員研修会(無雪期)
 場所 比良山岳センター(大津市)
 メンバー スタッフ5名 受講生 8名
 日程 am 室内にて理論講義 pm 屋内でロープワーク等の研修


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心身ともに重い3日間だった。
主任講師の山本氏より、三連チャンで指導者としての心構えの指導を受ける。
主任講師の口からは罵声とも取れる厳しい言葉も飛ぶ。
また時にはユーモアーを交えたコミニュケーションもある。

現場では、様々なそして複雑なロープワークでシステムを構築して行かねばならない。
しかしながら、そのベースにあるのは、いつものシンプルなクライミングシステムだ。
すべてはその応用であるから、常にそこにかえりロープを扱うよう心がけた。

本番の訓練では、机上の理論と現場での実践をどう融合させ伝えることが出来るだろうか。
自分の山岳技術の実力が試される。
それにもまして難しいのは、自分が発するひとつ一つの言葉。
人の生命に関わる研修である以上、講師としての責任は大きい。
今更ながらその重み/大切さを痛感する。

いずれにしても真剣勝負だ!


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