
日本画の先生や修復の仕事をされてる先生は、
安くて美しくて扱いやすくて効果も出しやすい新しい画材については、
それ300年もたないでしょ、で終わりだった。
わたしの個人的な絵に関しては300年持つ必要は全くないので(笑)
水干絵の具のかわりに安いポスターカラーで下塗りしてもいいんだけど。
映画のデジタル化に関するインタビューを集めたドキュメンタリー映画
「サイドバイサイド」でも、フィルムは百年もつと言ってた人がいたな。
百年前のフィルムの映画は見ることができるって。
傷んでダメなものの方が多いだろうけど保存に気をつければ大丈夫と。
一方、今は誰もフロッピーディスクは使わない。
デジタルの規格はどんどん変わってしまうから。
フィルムは手に取ることのできるものだから複製も保存も、手間もお金もかかる。
でも実体があるから、
(コンピュータに比べれば仕組のずっと)簡単な映写機があれば
いつまでも見ることができる。
デジタルはほんとうに信号でしかないんだと思うと、
全部デジタル化してしまうのは心もとないよねぇ。
デジタルで撮ってデジタルで保存されたものは、
ごく一部の評価されたもの以外は消えて行ってしまうだろうな。
デジタル作品は作るのに、フィルムに比べると全然お金がかからない。
素人でも誰でも作れて、膨大な量の作品がどんどん誕生するので
残すべきものは元々少ないだろうけど、
規格が変るたびに、残して行くものはますます限られて行くだろう。
でも
マイナーなものや特別な評価のなかったものがどんどん消えていくと思うと
ヘンテコなものや無駄なものがない歴史は、ちょっとつまらないなぁ。
写真だって、たとえば40年前のわたしの姿は古い写真の中に見られるけど、
わたしが死んだら、大人になってからのPCの中のわたしの写真は
霧散しちゃうだけだろうな。
今は誰でもデジカメで大量に写真を撮る。
世の中で撮られている写真の量はフィルム時代に比べてどれだけ多いだろう。
そしてプリントされるのはずっと少ないだろう。
写真もプリントするまではデータでしかないよね。
その中に100年残したいものも、そうでないものもごちゃごちゃだろう。
こんなにたくさん写真が撮られるようになってるのに
100年残るものはフィルム時代よりずっと少ないんだろうなと思う。
わたしがフィルムカメラでいいかげんに撮る写真も全部はプリントしないし、
ずっと残るべきものでもないんだけど、
銀塩でもデジカメでも、年にアルバム1冊分くらいはプリントしておきたいなぁと思う。
めんどくさいしお金もかかるけど、
50年後にいい感じに古くなった写真を見かえすのを楽しみに。
100年後どこかに紛れ込んでた色あせた写真を誰かが見て
わー100年経った写真だ~、100年前の人が撮って触った写真だって
ちょっとおもしろがってくれるといいな。
家のプリンタで普通にプリントしても、濡れちゃうとアウトだったりするから、
写真屋さんに行きます。
100年もつ必要のあるものはあまりないけど
100年もつものが、少しは、ほしいのよね。
安くて美しくて扱いやすくて効果も出しやすい新しい画材については、
それ300年もたないでしょ、で終わりだった。
わたしの個人的な絵に関しては300年持つ必要は全くないので(笑)
水干絵の具のかわりに安いポスターカラーで下塗りしてもいいんだけど。
映画のデジタル化に関するインタビューを集めたドキュメンタリー映画
「サイドバイサイド」でも、フィルムは百年もつと言ってた人がいたな。
百年前のフィルムの映画は見ることができるって。
傷んでダメなものの方が多いだろうけど保存に気をつければ大丈夫と。
一方、今は誰もフロッピーディスクは使わない。
デジタルの規格はどんどん変わってしまうから。
フィルムは手に取ることのできるものだから複製も保存も、手間もお金もかかる。
でも実体があるから、
(コンピュータに比べれば仕組のずっと)簡単な映写機があれば
いつまでも見ることができる。
デジタルはほんとうに信号でしかないんだと思うと、
全部デジタル化してしまうのは心もとないよねぇ。
デジタルで撮ってデジタルで保存されたものは、
ごく一部の評価されたもの以外は消えて行ってしまうだろうな。
デジタル作品は作るのに、フィルムに比べると全然お金がかからない。
素人でも誰でも作れて、膨大な量の作品がどんどん誕生するので
残すべきものは元々少ないだろうけど、
規格が変るたびに、残して行くものはますます限られて行くだろう。
でも
マイナーなものや特別な評価のなかったものがどんどん消えていくと思うと
ヘンテコなものや無駄なものがない歴史は、ちょっとつまらないなぁ。
写真だって、たとえば40年前のわたしの姿は古い写真の中に見られるけど、
わたしが死んだら、大人になってからのPCの中のわたしの写真は
霧散しちゃうだけだろうな。
今は誰でもデジカメで大量に写真を撮る。
世の中で撮られている写真の量はフィルム時代に比べてどれだけ多いだろう。
そしてプリントされるのはずっと少ないだろう。
写真もプリントするまではデータでしかないよね。
その中に100年残したいものも、そうでないものもごちゃごちゃだろう。
こんなにたくさん写真が撮られるようになってるのに
100年残るものはフィルム時代よりずっと少ないんだろうなと思う。
わたしがフィルムカメラでいいかげんに撮る写真も全部はプリントしないし、
ずっと残るべきものでもないんだけど、
銀塩でもデジカメでも、年にアルバム1冊分くらいはプリントしておきたいなぁと思う。
めんどくさいしお金もかかるけど、
50年後にいい感じに古くなった写真を見かえすのを楽しみに。
100年後どこかに紛れ込んでた色あせた写真を誰かが見て
わー100年経った写真だ~、100年前の人が撮って触った写真だって
ちょっとおもしろがってくれるといいな。
家のプリンタで普通にプリントしても、濡れちゃうとアウトだったりするから、
写真屋さんに行きます。
100年もつ必要のあるものはあまりないけど
100年もつものが、少しは、ほしいのよね。
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