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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

そり

2016-12-18 | Weblog
以前、三宮のカジュアルなカフェバーのカウンターで、ひとりで飲んでいた時、
隣にいた常連さんらしいおじさんがコーヒーを飲んでる音が、
とても耳障りで気になったことがあった。
カップをお皿に置く音やグラスをテーブルに置く音がいちいち粗雑に尖ってて、
何度もビクッとさせられた。ガシャンッ。カッチャン。キンッ。
わたしがそういう音が特に苦手なせいもあるけど。
おじさんは上機嫌で店の女の子と話しながらだったので、
機嫌が悪くてつい乱暴になってるわけではなく、
いつも動作に無駄でがさつな音のともなう人なのでしょう。
話し声や普通の雑音は、雑踏の中ではほとんど気にならないのですが
この人の立てるカップの音だけは、何かでつつかれるような嫌な感じがした。

「そり」が合わない、と言います。もちろん語源は鞘と刀の反り具合が合わないで、刀が鞘にキチンと収まらないことを言います。分かっていますが、私は秘かに違う解釈をしています。「そり」とは韓国語で「音」のことです。常々、人間は「音」だな〜と思うことがあります。(斎藤徹/コントラバス奏者)

韓国語では「そり」は、声のことでもありますね。
そりが合う、合わない。通じるような気がする。

ちなみに「反り」は刀の峰の反っている部分のことで、 「反り」が「鞘(さや)」の曲がり具合に合わないと刀を鞘に収めることが出来ないところから、気心が合う合わないの意味となった、というようなことが辞典などには書かれています。

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