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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

国立国際美術館で梅津庸一

2024-10-08 | 芸術、とか
チケットを友達にもらったので、この作家をよく知らなかったのだけど見てきました。

中之島の国立国際美術館や中之島美術館、東洋陶磁美術館などは、梅田からは結構行きにくい。
歩くとまあまあな距離だし、地下鉄にひと駅乗っても乗り換えなどで結構歩く。
季節がいいと歩くけど真夏はタクシーです。
でも今回は初めて市バスで行ってみた。
なんとこの中之島美術館のすぐ前に停まるではないですか!素晴らしい。うれしい。
ところが、路線が一方通行で梅田に帰るバスはないので、帰りは歩くしかない。笑

さて、梅津庸一ですが、ぐぐってもあまりわかりやすい情報がなくて
「美術手帖」のサイトがまだわかりやすいかな。以下引用。
梅津庸一は1982年山形県生まれ。東京造形大学絵画科卒業。ラファエル・コランの代表作《フロレアル》を自らの裸像に置き換えた《フロレアル(わたし)》(2004〜07)や、同じく自身がモデルとなり、黒田清輝の《智・感・情》(1897〜90)を4枚の絵画で構成した《智・感・情・A》など日本の近代洋画の黎明期の作品を自らに憑依させた自画像をはじめとする絵画作品を発表。
 そのほか自身のパフォーマンスを記録した映像作品、ドローイング、陶芸、自宅で20歳前後の生徒5名とともに制作/生活を営む私塾「パープルーム予備校」(2014〜)の運営、自身が主宰する「パープルームギャラリー」の運営、テキストの執筆など活動領域は多岐にわたる。一貫して美術が生起する地点に関心を持ち、作品の内側とそれを取り巻く制度やインフラの両面からアプローチしている。


また、今回の大規模個展についても→「美術手帖」のサイトによるリポートがとても丁寧でわかりやすい。
詳しくはここをみてください。

この一人の美術家の多彩な作品をまとめて見るのはなかなか面白く
最初、自分の好みではないだろうとサクッと見るつもりが結構長居して楽しんでしまった。
現代美術や現代思想を語る言葉がわたしには足りないけど、少しは理解できたと思う。
ここでは記録として写真だけいくつか貼っておきます。
(この5年くらいで、写真OKの美術展が格段に増えました。いいことです)

入り口すぐのところにあったのがこの魚肉ソーセージの絵。
色といいマチエールといいモチーフといい、かなりツボで
よく知らないこの美術家に興味がムクムクと湧いてきた絵。


そこから最初の部屋の大きな壁がこれ。


これは電車ごっこをしながら街を練り歩いたパフォーマンスの写真。


その後の大量のドローイングはコピー用紙のような紙に描かれているもので
すごく大量にあるのでスルー。

パープルームという活動について展示しているコーナーとわたし。


ピンクのザルの絵の後に陶芸作品の部屋に同じ?ザルを模した?作品。




そして花粉漉し器のシリーズ




銅版画など小さい平面の作品はどれもかなり好きですね。
小さくて1枚1枚纏まっているけど全体で広がりのあるシリーズになってるようなものは好きだな。




















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