1月のつぶやき：後半

「過去は外国」物価の比較の役に立たなさ


すごく眠そうな猫が、必死で薄目を維持しながらパソコンの横に座って、
わたしの顔の25センチのところに猫の顔があるんだけど、コタツに入っていいんだよ。


コロッケに弱すぎる


わたしが痩せても別に誰も喜ばないし、わたしが太っても別に誰も困らないと思うと、
つい焼きそばとコロッケという夕ご飯を食べてしまったやっぱりあかん。


しかし、肉をタコ糸で縛るというのが苦手すぎる。そもそもあらゆるラッピングが苦手。


料理しながら飲んでる時に、子猫がみゃーみゃー構ってちゃん鳴きをしてたのに、
終わって猫のところへ行くと、寝ていて遊ぶ気がないやつ。猫らしい。

うちの猫の悪口しか言ってないけど、いや、あれですよ、どんなに悪くて困った猫でも、
赤毛のアンのマシューの気持ちですよ。あの泣けるセリフを、わたしが言う。
「１ダースの男の子よりお前がいい」１ダーズの血統書付きの美猫よりおまえがいいよ。


デジャヴュなんだけど、息子が小さいころ、ほかのお友達がトトロに夢中でしばし見入ってる時も、
ひたすら動き続ける息子にヘトヘトになったことを思い出します。
なんでうちの子こんなに大変なんだと。猫でまた追体験するとは。

わたしの、痩せたい！はもうそれ「痩せたい芸」だな、と言われたのと同じくらい、
うちの猫悪いというぼやきは、猫ぼやき芸です。


うさぎの前足も好きだった。肉球のないふわふわの前足。
懐かない子だったけど、前足はさわらせてくれたので、そっと握手した。
猫は気難しくない子なので、握手というより、手を繋いでる感じ。


近所のペット屋の、半年も売れずに値段がどんどん下がってた、
あのグレイのきれいな猫がいなくなってたんだけと、売れたんだろうか。
売れたならいいけど。
2ヶ月頃からいたから、4ヶ月もあんな狭いところにずーっといたのかと思うとかわいそうだなぁ。
ペット屋での生体販売には反対してるんだけど、
毎日のように前を通って見てると、売れ残る子に情がうつる。猫に罪はない。


お昼にたくさん食べたので、この前焼いたチャーシューで生春巻きだけ作る。
生春巻き好きなのに、巻くのが下手すぎる。（言い訳ですが小さめの皮なんです…）


台所とリビングの間に設置した猫脱走防止ドア、188センチのドアを
上までよじのぼられてしまった。ひー。やめてー


息子がいた正月は、全てがすごく楽だった。
わたしが台所にいても洗濯干してても何をしてても、
猫は後追いをせず息子の近くで寝たり遊んだり。
すごく落ち着いて料理ができた。ワンオペは、ほんと、大変。
すぐ寂しがって脱出防止ドア破りをしようとするから、急いで慌てて用事をすませて
猫のいる部屋に戻り、猫の相手をしてやる。お風呂に入る前にもでた後にも、猫の相手。
それをしないと、ずーっとミャーゴミャーゴ抗議をしてるし、ドア破りをしようとするし、
猫の相手以外の大体のことが、できない(^_^;)


ツィメルマンのコンサートのチラシには、
表にわざわざ客席での撮影録音携帯電話の使用などについて厳重注意が書いてあって、
気難しい音楽家のコンサートは、聴きたくても疲れて聴きに行けないのです。
自分じゃない人の立てる物音などでも、まるで自分が立ててしまったように縮こまってしまう。
なんどもなんども自分の携帯オフを確認しても、気難しい演奏家のコンサートの最中に、
誰かがうっかり鳴らしたらと思うと、びくびくしてしまって、へとへとに疲れる。
怒られすぎて生きてきたトラウマか、何かへの共感のしすぎか、間違った妄想癖か。


韓国と日本は特に悪いところがそっくりだと思う。中でも女性に対してはひどくて、
在日のわたしは双方の悪いところを存分に浴びながら育てられ、
こんな恨みがましい人間になって人生のたくさんの部分を壊されてしまった。
跳ね返す、乗り越える力がなかったわたしが悪いのか。


酒米といえば山田錦だけど、最近は新しい米も多くでて来てるらしい。
とはいえ、系統は山田錦系統がダントツに多い、というような話を聞いた。
馬の血統のようなものが米にもあるのね。


自分は言葉に支配されてるなぁと思う。猫の白くて小さな手を見てるだけだと、
なんだかひどくぼんやり、かわいいなぁというようなことを感じてるだけなんだけど、
小さくてかわいいおてて、と言葉にすると、急にその何倍も可愛く思えてくる。
言葉にしないと良く味わえないんだなぁ。


納豆とこわい映画には近づかないでいい、というのをうちの家訓にしようかしらん
サスペリア古いやつで予習中。こわい。

サスペリア、予習終わり。死ぬまでは怖いけど、死ぬところは今見ると笑える。
最初の15分が一番怖かった。辻褄の合わなさも面白かった。
デビッドリンチのツインピークスを思い出すところが多かった。


わたしはさほど重症の映画好きではないけど、それでも今年一番好きだった映画を、
と言われると、ほとんどの人が見てないような映画になるので話が続かず、
つまらない人になってしまうし、
オススメ映画とかよく知らん人に聞かれるのは中々苦しい。
むしろあなたの最近見た好きな映画の話をしてくれると、
その映画が良かったにしろダメダメだったにしろ、
いいところを見つけて一緒に褒められるので、そのほうが楽。
でも、ほんまにしょうもない映画に感動されると、合わせるのは結構大変。


どんなに憎んでても親は親だから、とか全く思わない。父のことは心底どうでもいいです。
ただ眼の前で弱々しい姿を見ると、父に対してではなく、弱弱しさというものに対して、
つい同情してしまう。主体のない、ただの、弱弱しさというもの。


あるまじきお腹いっぱい。


仕事の帰りにワンコインで小一時間本を読むようにした。映画に行かない日は。
パン屋のイートインやファミレスのポテトとビールで。


最近、自分の悪いところがすごくよくわかってきて、治せるかなぁと。
だいたいわかってたことだけど、改めてわかったというか、納得したというか。
よくわかったので治せるはず。


8割くらい寝てて、動きが鈍くおっとりになってるときの子猫がちょうかわいい。
悪魔スイッチがある生き物には見えん。


昔、何人かで友達のペパーミントグリーンのベンツに乗ってる時に、
わたしだけ方向が違うのでタクシーを拾うことになって、
ちょうど横に走ってた空車のタクシーに合図をして止まってもらったら、
運転手さんがすごいびびってて、
「僕何かしたでしょうか？」みたいに怯えてて申し訳なかったことがある。


猫とは、ちゅうはしないんですが、お鼻とお鼻をつん、とするのはする。ごあいさつ的に。


わたしは53歳で猫は5ヶ月なので、おかあさんというよりおばあさんなのですが、
実は気持ち的にはなんか年の離れた妹みたいな感じなんです。なんでだろうな。
猫、子猫でもしっかりしてるとこはしっかりしてるからな。

猫のおかあさんと言われるし、自分でもとりあえずそう言うけど、
実はうちの子猫は娘というより妹や姪みたいな感じだし距離感のような気がする。
おかあさんではなく、叔母さんの気分。


写真のことはともかく、表現についてはずっと考えてきたせいか、
素敵な先生からでも、もうすごく新しい話というのはないのだなぁ。
はっとするような新しいことで目を覚まさせてほしかったら、
写真の人ではなく絵本の人の作品を見るのがいちばんのような気がする。

大体のことで、もう、誰もやってないような新しいことってなくて、
組み合わせたりずらしたり見方を変えたりするしかないのよねぇ。


猫が、すごくいい子じゃないですか、と言われて、納得がいかない。。。猫よ。
いい子なのか、おまえは。


いいシャンパーニュを飲んだけど、シャンパーニュで一番素敵なのは香りやなだと思う。
味も美味しいけど、あの香り！


子猫の好奇心って、限界がない感じ。


おこわが食べたくなったら、店で買って一度食べて満足したらいいのに、
つい自分で作りたくなり、あれこれ作っては食べすぎるのを、やめよう。


ツイッターやっててよかったことと、本読んできて（そんなに読んでないけど）よかったことを
比べようと思ったけど、質の違いが大きすぎて比べるものではないなー。
本は内側から自分を作っていくけど、ツイッターは外側から自分を変えていくようなところがあるかも。
本は自分の内側が反応するけど、ツイッターは外側が反応してじわじわと影響を与えてきたと思う。

しかし、そもそもずっと続けてきてよかったことって、何があるだろう。


あのね、ねこがわたしとこたつの間にすぽんと入って寝てるんですけどね、
時々、くぅーんとか、むにゅーんとか言いながら手足をぐーっと伸ばしてお腹をけったりするんですよ。


病院くるといつも思うけど、看護師さんって大変だなー。偉すぎる。
さっきも、看護師さんが父の世話をされてる間わたしが廊下で待ってたとき、
「叩かんといて」と何度も繰り返す看護師さんの声が。すみません。。。


なんか自分のダメだった人生や過去が全部押し寄せてきそうな気分で、つらい。
あんなに自分や自分の人生を破壊されても、ボケて手厚く介護されていく加害者に、
わたしはもう怒りを投げつけられない。昔のわたしがかわいそうで悲しいなー。


何年ぶりかにプリンを作った。
作るといつも、簡単だな〜、もっとしばしば作ろうと思うのに、その後また何年も忘れる。
熱々のを一つ食べてみました。
とてもなめらかでシンプルで美味しいけど、冷ました方が美味しいな。
カラメルを自分で作らずに、カラメルタブレットというべっこう飴みたいに固まってるのを使ったら
ますます簡単でした。