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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

一人の快適さ

2020-10-20 | Weblog
特急電車に乗り込んで発泡酒をプシュッと開けて短い非日常が始まると、
最近の自分の生活のことを思う。
わたしは自分の一人暮らしが気に入ってた。
気ままでほどほど自由で猫のご飯の心配だけをして、自分以外の人間に振り回されない生活。
レイトでふらりと映画を見て、たまに小さい旅行に行き、時々好きな友だちと会い、
好きなものを作って食べて自分のペースで満ち足りて眠る
一人暮らしのライフスタイルがとても気に入ってたので、
最近人と暮らすようになってあまりにたくさんのことを変えなくてはいけなくなって、
これは間違っているのではと思ったりした。自由な一人暮らしを捨てていいのだろうかと。

でも、何度も泣きながら思い詰め考え詰めて、しつこくしつこく話し合いを繰り返し、
できる工夫をなんでもやって、譲れることはなんでも譲って、
なんとかこれ以上胃壁が真っ黒にならないように自分のケアも自分でやって、
今思うと、こんなに自分を変えたことはないなと思うくらい自分が変わったように思う。
見てわかるようなことではなく自分の内側の小さな変化かも知れないけど、
根本的なところで、すごく変わったように思うのです。

満ち足りて思い通りにすっきりとした優しく快適な生活は素敵だし
今もそれが懐かしくて、またいつかそう言う日が来るかなぁなどと思いながらも、
苦労したりジタバタしたりドロドロしたり寂しかったりつらくて泣いたりするのも、
まあいいか、と、すん、と腑に落ちる感じがするようになってきたのです。
陳腐ないい方だけどそれもまた人生と思うようになりました。
そんな風に思ったことは今まで一度もなくて、家族がいて家族の世話をしていた日々さえ
自分の人生は自分の心地いい調和のためにあるべきで、
人のために苦労する生活は間違っていて、早く終わればいいとずっと考えてきたのに。
自分で選んだものではなかったからなぁ。

今は間違っていても自分の失敗をしっかり生きてる感じがある。
失敗だとしても、自分で選んだ自分の失敗をちゃんと生きてる。
理不尽なことも、納得のいかないことも、
悔しいことも不安も寂しさも毎日のようにあって、まだよく悩むし迷うけど
これって、調和に満ちて整ったきれいな絵画もいいけど
不安定で荒れ狂った現代アートもまたいいよね、という感じかな。
先のことはやっぱりわからないけどね。

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