昔のフランス映画ではなく、最近の韓国映画の方ですが、
お金持ちの世界の話は、なんでこんなに薄っぺらく見えるんだろう。
なんとはなしに常にある孤独の、その贅沢さを冷ややかに見てしまう。
女はファッションブランド社長、男は建築家、それぞれ家庭あり、というオサレ映画である。
出会いはフィンランド。こういうおしゃれな舞台の必然がどうもわからない。
それぞれに障害のある子供がいて、育児の悩みや孤独はある。
でも、どちらもお金持ちで自由に仕事をして、子供は人を雇って世話してもらう余裕があり、
自分の空いた時間にかわいがるくらいの余裕のある日常。
それでも、誰にでもどこにでも、孤独というものがあるのはわかるけど、
なんだかなー。
こんなに恵まれていても、人は孤独なものだなぁという映画、ともとれるけど、
単におしゃれな舞台の恋愛ドラマの、孤独の道具に子供たちを使ってるような気もして
もやもやしながら見てたけど、結局、最後まであかんかった。
ロマンチックさと雰囲気だけのベッドシーンの見せ方で、こりゃダメだとわかったけど。
雰囲気映画の最高峰「男と女」(褒めてる)と同じタイトルを名乗るからには、
たとえ中身のない雰囲気映画にしても、もすこし何とかしてほしかった・・・。
俳優はいいんだけどねぇ。
賢い人たちが褒めてたらごめん。
フィンランドで出会った家族ある男と女。
一度きりのつもりが、気持ちが離れず想いが募り
でもそれぞれに事情のある家庭を抱え・・・
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