sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

琵琶湖輪行旅 7 :遊覧船と足湯

2021-12-02 | 自転車
とりあえず、時間が合うかどうか聞いてみようと乗り場建物の中へ。

小さな船で貸し切りで時間は20分くらい、二人からだけど二人分払えば乗せてくれるとのこと。
二人分はずいぶん高くなるけどせっかくだしお昼ご飯も食べてないし贅沢して乗っちゃえ!

わたしの前に予約のカップルがいるということで、40分後になりますが、と言われ
一瞬迷ったものの、そうだこの辺に温泉あったよね、お風呂入ろう!と
近くの足湯で時間をつぶすことに。
汗をかく夏もお風呂はいいけど、出た後また汗かくのがつらいのよね。
髪も汗だくで洗いたくなるし洗って乾かすのも大変だしお化粧し直すのも大変。
その点寒い季節のお風呂はちゃぽんと温まるだけで気持ちよく
髪も洗わずお化粧もなおさない程度にぬくもれるのがとても助かります。
寒い季節のうちに、温泉にいくつか行きたいな。
とはいえ、ここではあまり時間がなく近くの無料の足湯につかることに。
道を渡ってすぐのところにありました。
この辺はおごと温泉と呼ばれる温泉地なのですが、その歴史を見ると結構紆余曲折があったみたい。
すぐ近くの一帯が風俗街として栄えたために、雄琴=風俗、歓楽街のイメージが広がり
温泉への行楽客が減って、さらにバブル崩壊後の団体客の激減などで温泉地としては苦労したとか。
その後、歓楽街のイメージを払拭して、今はずいぶん盛り返し、
趣のある露天風呂や近江牛などを打ち出して、温泉客も増えたということです。
ということで足湯。無料の足湯で2時間ほど、自転車でのろのろ走った足の疲れを癒しました。

自転車の時はタイツなどに半ズボンという格好が多いけど、
この日はタイツでなくレギンスでよかった!
タイツだと全部脱がないといけないので大変めんどくさいけど、レギンスだと靴下だけ脱いで
あとはまくりあげれば、足湯はなんとかなります。
寒くなる前に海に出かけた時も同じで、靴下脱いでチャプチャプと水辺で遊べるので
アウトドアはタイツではなくレギンスが便利なのね。
自転車乗るようになるまで、レギンスの意義がわかってなかったけど。笑

ふわーんと足の疲れが取れた後、遊覧船へ。





船にデッキがある感じではなく、とりあえず中に座って窓から眺める感じ。
全部で10人くらい乗れるかな?貸し切りで乗りました。

琵琶湖の南湖と呼ばれる、南の端を20分でくるっと回ります。
東側に見える小さいきれいな三角の山は近江富士。
湖にきてるのに、山の話がたくさん出ます。昨日のわたしも山のことばかり考えてたけど
ここは山を思う湖なのかもしれませんね。
しかし日本にはいったいいくつの、なんとか富士というのがあるのだろう?
そういえばなんとか銀座というのもたくさんありますね。
白浜で同じことを思ったんだった。

これは西側の比叡山のあたりかな。

操縦席のくるくるするハンドル?みたいなやつ、くるくるしてみたい…

20分の遊覧はすぐに終わって、また自転車の人に戻ります。
このあとは坂本の街で紅葉を見ようと山道へつながる登り坂をうんうん登って
門前町である坂本の街並みをぶらぶらできたらいいな、
あと日吉神社の紅葉が楽しめたらいいなと思ってたんだけど
ブロンプトンでは坂道がつらいし、時間もなくなってきたので日吉神社の前でUターン。
でも街の雰囲気はすこしだけわかりました。
坂が多いし見る場所も多いので歩いて散策したいですね。
ちょこちょこ散策するには自転車よりさらにゆっくりの歩くスピードが良さそうです。

坂道をうんうん登った分、下りるのは気持ちよく、スーイスーイと走ってるうちに大津へ。
大体最初に考えてた時間に着いて、電車に乗って帰宅できました。
一泊した後は猫が無事かがいつも心配なんだけど、早めに帰れたので
たくさん遊んであげることができました。
輪行で一泊したのは初めてだったけど、ちょっと感じがわかったし
ビワイチを終える前に遠い湖北や湖東の辺りはもう一泊くらいしたいかな。