白鳩さんがモンコレで駄弁るブログ

わたくし白鳩がカードゲームの話を書き連ねるブログ

ディアウス・ピター

2011年11月07日 23時58分25秒 | カード情報(ゴッドイーター)
今日からゴッドイーターのカードみたいです。
セットが発売されるたびに早くも次の新カードが出てくる。
テンションの下がらないペースですね。
このペースですと、年間で800種類くらいの新カードが登場しそうです。
ちょっと心配にもなりますが。

ついに同じブロック内で同名の亜種カードが登場しましたね。
モンコレ本編でもブシロード内で同名で別能力のカードが出てくるんでしょうか。
ブロック1のカードのいくつかは、再録するにしても微調整が必要だと思います。
戦闘スペルとか。

5/5/5のステータスから手札1枚の代償で+2/+2はものすごく強いですよ。
これがゴッドイーターの水準だということであればそれまでですけど
カードが充実したら危険なレベルですね。
英雄点が2点になってしまいましたが、
スペル枠は相変わらず使いやすい2色4枠ですから文句なしの強さです。
耐性雷も攻撃対抗が効かないということです。
もっとも、ゴッドイーター内にも別の攻撃対抗は出てきますし、
ブロック対抗戦に出るならモンコレ本編の威力には全く無力な属性ですが。
でもモンコレ勢はレジストで雷属性も炎属性も神属性でもブロックしますよ。

能力を制限なく使えるならどうしようもない強さのように感じますが、
コストの制限は安くないですね。
アラガミのカードで即時召喚不可というとそんなには入りませんから。
デックに10枚というところでしょう。
1回の戦闘中に連続使用はできないはずです。
それでも元が5/5/5のステータスで、相手の対抗を見てから
使えるのですから全然強いですよ。

ところで、このカードはトライアルの同名カードと合わせて
3枚までしかデックに入れられませんし、
英雄ですから合わせて場に1枚しか配置できません。
しかし改めて考えると、名前を少し弄って同時に使えるようにしてよかった気がします。
モンコレ本編での英雄は、特定の個人ですから
場に2体存在しないようにルールする必要がありますが
ディアウス・ピターはゲームバランスの都合上で英雄カードになっているだけで
本来は何体でも居るモンスターじゃないですか。

予選も始まってますがデックレビュー

2011年11月07日 01時53分44秒 | モンコレ
ソラステルが発売されてまた環境が一気に変わりましたね。
今日はちょっとだけ時間が作れたので、発売後に初めて対戦が出来ました。
来週いっぱいは忙しいのでしばらく遊べないでしょう。
環境が固まらない今が一番面白い時期なんですが。

今回、顕著に環境に影響を与えているのはエルフ、タウラス、ヒッポスの2・3・5タイプのデックでしょうか。
それにハーピィも他のデックにはない動きをするので結構評判がいいですね。
予選も始まっていますしみんないろいろなデックを試している時期だと思いますが、油断はできません。
ちょっとすればまたすぐいずれかのデックが1強の状態を作ってしまうかもしれませんからね。
今のカードプールで、抜きんでる可能性のあるデックというと、どれでしょうか。
エルフ?
それとも期待の新デックたちもナーガラジャが決死隊を積んだら対策完了してしまうのでしょうか。

アルフレアで完成していたデックへの追加カードはそれぞれ僅かずつでしたね。
歌姫デックがハーヴェスタと羅生門を同時に得たことで
これまでとは動きの違うデックも組めるようになったくらいで、
オーク、リザードマン、バードマン、ドラジェ、火土ドラゴンデックは
あまり変わっていないです。
特にオーク、リザードマン、バードマンは実質アルフレア1セットだけで
ほぼデックが完成します。
これは大きいですね。
モンコレは、後から始めると遡ってボックスを買い揃える必要があったので
1枚1枚のシングル単価は安くても必要なカードだけを手に入れることが難しく
途中から参加するには敷居の高いゲームでした。
この制度が改まったのはブシロードの大きな成果だと思います。

ソラステルのカード追加でやっとデックとして完成するようになったのは
タウラス、ヒッポス、エルフ、ハーピィ、ジャッジメント、ダークエルフ、
それに火風魔スペルを使うデーモンデックでしょうか。
オーク、リザードマン、歌姫、バードマン、ドラジェ、ドラゴンと合わせて
ブロック1だけで少なくとも13種類のデックは組むことが出来ます。
アイドルマイスターや水風、エスメラルダ、
その他特殊な構築をするデックも含めると20近いデックの種類があるはずなので、
これら全てを環境に絡めるデックと呼ぶのは難しいにしても
ブロック1のカードプールだけでGレギュレーションと
同等に近いのバリエーションがあることになりますね。

タウラスデックはオーガミノタウロスに似たアイテムオンリーのデックですね。
その強みは消耗品しか使用しないことで相手のスペル対抗の手札を無力化できることで
その弱みは消耗品しか使用しないため対抗手札の絶対枚数が乏しいことです。
特に高ダメージの戦闘スペルを防ぐ手段が魔力のスクロールしかありません。
しかし万能の常備対抗枠であるアイテム枠だけしか使わないのは
相手から対抗の傾向が読めないので使いやすく対処され辛いです。
ユニットのスペックが英雄でなくても高く、
特に非英雄のレベル5ユニットの防御力が6点ありますが
ブロック1には先攻時の攻撃力が9点にも達しないデックはまず存在しないので
相手に対抗の先使いを強要できるほどのスペックではありません。
斑蜘蛛のネットやカルバレットの閃光玉の1対抗で
全滅を避けられる程度の防御力ではありますね。
またダメージソースが通常の攻撃宣言しかありません。
攻撃力は低くはないですが、高いとも言えないので
防御力アップのカード1枚で意外に止まります。

ヒッポスは非常にハイスペックですが、
後攻確定のイニシアチブ-で対抗で使える特殊能力がほぼないので
手札だけで相手の先攻を完封しなければなりません。
防御力も高くないので相手の攻撃を凌ぎ切るのは見た目ほど簡単ではないですね。
また本当に破壊力のある特殊能力はレベル3ユニットが持っており、
ドドンパスは攻撃にしろ能力にしろ相手パーティを全滅させられる性質ではないので
攻め切れない場面もあります。
レベル5の非英雄はディフェンダーを持ち殲滅力はありますが、防御力が5点しかありません。
しかし水スペルとアイテムで防御に徹するだけでいい、という明快なコンセプトは
相手のデックとの相性によって使い道のない手札が発生する場面が少なく、
先攻時や同時攻撃になった場面を想定する手間がなく、
泥団子や悠久の大河など、サポートカードが強めに調整されていることもあって
あらかじめメタった構築をしていないと勝ち目がないデックになります。
対抗不可10点の圧倒的な存在感もあって、今のブランニュー環境で
ヒッポス対策を想定せずにデックを組むことはほとんどないでしょう。
現状のメタの中心になっているカードだと思います。
ただしメタの中心になってる、ことは自ら使う上ではマイナス要素なのではありますが。
ヒッポスの真の実力はブロック2参戦以降のブロック対抗戦かもしれませんね。
ブロック2にはプラズマボールはあってもオルクス決死隊は居ないでしょうし
対策すれば対処はしやすいデックなので、メタられている状況では辛いです。

エルフは非常に強いですね。
能力とスペルのバランスがよく、スキがないです。
ロックブラストもルーンジャベリンや裏切りの精霊剣も使えるランスロットが使うと
段違いの威力になります。
今の環境で飛行デックといえばほとんどバードマンかハーピィになりますから
森林遊撃隊や精霊使いが飛行デックに圧倒的に強く、
そのデックの中に入るペトリフィケーションは他のデックが使うのとは重みが違ってきます。
基本的には重対抗型のデックですが白銀のレイピアで先攻デックにシフトすることもでき、
モルガンが居ると低ダメージの対抗が効きません。
レベル3の種族エルフが両方とも防御力2点で防御力3点以上が居なかったり
(モルガンの能力との兼ね合いでしょうけど)
深き森の人形使いに種族魔法生物があったりと、
強さを調整したと見られる部分はありますが
土スペルがレジストを擁することも含めて何から何までが揃ったデックになっていますね。
ヒッポスよりも早急に対策すべきはエルフデックではないかと思います。
しかし裏切りの精霊剣は封印の札かランスロットを行動完了に挿せるくらいしか大した防御手段がなく、
レジスト、ペトリフィケーション、ルーンジャベリンは当然に3枚ずつ積んだ上で
消耗品まで使えます。
最強候補の一角でしょうか。

ハーピィはレベル1のビーストやハーピィの攻撃力が高いので、
最も総攻撃力が発生するデックになるんでしょうか。
アルフレアまでの先攻デックはバードマンにしろオークにしろ
オーシャンタイドで最大攻撃力を止めてしまえば
リミット8での残り攻撃力が7点以下に下がってしまうことが多かったので
オーシャンタイドは万能に近い攻撃対策だったんですが、
ソラステル以降は急に環境が変わってそうでもなくなりました。
ハーピィデックはそのもっとも顕著な例ですが、
破壊将軍にブラックオッターを率いさせることもできるので
小型で殴るデックもそれなりに対策を考えておく必要があります。
とはいえ、攻撃対抗で1体を止めるタイプはオーシャンタイドかフレイムタイドくらいで
パーティ対象のほうが多いんですからそれほど難しい話ではないはずです。
水デックならウォータードラゴンでもニーズホッグでも居ますしね。
ハーピィは英雄が1種類しかないことを見ても、
ブロック1であまり優遇を受けられた種族ではないですが
並んで突っ込んで対抗はスペルだけというコンセプトはヒッポスと並んで解かり易く、
クレセントダンサーなりハーピィソングなりを手札に持って本陣に飛び込めば
意外に対抗がなくて落ちることもあるでしょう。
小型ユニットを一掃するカードは腐ることのほうが多いので沢山積めないですからね。
しかし風絡みのスペルはアイテムに対抗できないでしょうし
全デック中最も同時攻撃に弱いのに大してイニシアチブが稼げなかったり、
トータルでは強いデックとは呼べないでしょうね。
先攻デック全般に有利が付かないに加えて
エルフデックもハーピィ対策の能力が充実しすぎていますし
なかなか難しいデックではないかと思います。

ジャッジメントデックは相変わらずジャッジメントデックですね。
しかし、これまでのジャッジメントデックではあり得なかった、
聖属性の進軍地形デックで相手本陣横までワープできるという新戦法が
今回のブロック1では可能になっています。
運任せの戦術であることは否めませんが
手札がものすごく回れば一撃で相手本陣を落とせる必殺技です。
山札の消費が激しいのは相変わらずなので、
この点はこれまでより大きく進歩しています。
オーパーツの装備品なら、適当にどれを装備しても満遍なくステータスが上がるようになりましたし
強くなったか弱くなったかとは別として、
こうすれば勝てるという勝ち筋は得ましたね。

ダークエルフは、魔スペルだけで戦うというのが難しいんですよね。
スペル*を得ても、魔枠と何かを使った2枠の複合スペルというのがないですし。
キルシュはカースブレード使えるけどクラウドキル使うと死にますし
ヒルデガルドはクラウドキル使っても死にませんがカースブレードが使えません。
13部隊は非英雄にしては強いですし、
マジックバーストも書いてあることは強いですし、
キルシュもヒルデガルドも完成された能力とスペックを持っているはずなんですが、
デックとしてみるとまとまりがないです。
強い弱いでいえば弱いかもしれませんけど、
コンセプトが明確で製作側が意図した使用法が明白なブロック1のデック群にあって
運用で悩ませるデックも用意したということでしょうか。

火風魔のスペル枠を持つユニットはデオネア、フォールンエンジェル、アンデッドマンティコアと3種類おり、
戦闘スペルアビスディメンションもあるので、火風魔デックという系があります。
アビスディメンションは、カリギュラやアイドルマスターでも使えますね。
デオネアが低スペなだけでデックとしてはそれなりなのかと思いましたけど
該当スペルがアビスディメンションだけという全体で見ても微妙なデックのようです。
火風枠のスペルはありますけど、火魔または風魔で使える戦闘スペルというのはないんですよね。
火風の戦闘スペルも対抗力の高いものがありませんし、
デオネアやアンデッドマンティコアが強いわけでもないですし、
ダイス運任せの能力を持っているのが珍しいデックということでいいんでしょうか。
アンデッドマンティコアは種族ビーストですし
デックを組むとしたらハーピィデックと混ぜろということなんですかね。

今日1日遊んだ雑感です。