老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

真夏の滋賀県へ その① 河内の風穴(かわちのかざあな)

2024年08月05日 19時32分23秒 | 旅行/色々な風景
 先日、酷暑の中を滋賀県の河内の風穴と、醒ヶ井に行ってきました。
いつも利用しているM新聞社のバスツアーでこのコースを見かけ、涼しそうな風穴とまだ見ていないバイカモの群生に魅かれて申し込もうと思ったのですが、よく考えればこのコースならバスツアーに頼らずとも独自で行けるのではないかと思い検討を始めました。

 醒ヶ井はJR東海道線の駅から近そうなのですが、問題は河内の風穴
多賀町のかなり山奥で路線バスもないのですが、良く調べてみると湖国バスと多賀町が運営している「愛のりタクシー たが」というのがあり、タクシーの利用だが路線バス並みの運用がされていて、事前に申し込めば利用可能ということでこれを利用させてもらうことにして、無事に解決。

 当日、JR南彦根駅前の指定場所で待っていると、タクシーが来てくれ、同じくここで待っていたご夫婦と3人で乗車。
通常は病院通いなどの高齢者の方の利用が多いということですが、この日はこれらの予約はなく、そのまま途中には止まらずに風穴の事務所近くまで直行。30分ほどでメーターは5,600円となっていましたが800円でOKでした。(因みに同時に二人が申し込まれたご夫婦は二人合わせて800円でした)
路線バスの廃止に伴い、バスを運営していた会社と自治体の共同運営でこのようなサービスがあるらしいのですが、県外者も利用できるということで大助かりでした。

  さて、河内の風穴は鈴鹿山地の北端に当たる霊山山系のカルスト地帯の下に出来た鍾乳洞です。
入場券を買った事務所からは、芹川の支流になるエチガ谷の清流に沿って奥に入るのですが、途中急な石段もありました。

 いよいよ風穴の入口に辿り着くと、正に風穴という名前の通り、大人では屈まないと通れない狭い入り口から涼しい風が吹き出していて、「地獄で仏」という感じで、暫くここで休憩でした。

 内部は結構広く一説には鈴鹿山地の東側にまで通じているとも言われているようですが、観光客が入れるのはごく一部だけでしたし、「鍾乳洞」と聞いて期待していた鍾乳石や石柱などはなく、水流もない結構広い空間が広がっていました。

 内部の見学を終え、また出口から戻りましたが、この時期だけにヒメフウロ以外の花類はなかなか見えず、綺麗な清流に涼しさを感じながらのぶらり歩き。
 事務所付近でボタンクサギなどを楽しんだのち、また予約していた時刻に迎えに来てくれた「愛のりタクシー」で先程のご夫婦と一緒に南彦根駅まで利用させて頂きました。(まさ)


タクシーを降りると芹川の清流が

事務所 ここで入場券を買います

静かな林の中の道

清流に沿って奥に進みます

急な石段もあります


風穴の入口 子供でも屈まないと通れません
同上 内側から

洞内
同上

同上
同上 案内の電灯がある場所では植物も育っています


エチガ谷の清流は本当に綺麗で水も冷たいです

同上

同上

同上 積み石もあります

同上

同上

同上 透き通り過ぎて、水が判りません


石の上には苔

ヒメフウロ(フウロソウ科)

同上

同上

同上
同上


アジサイ

ニガクサ(シソ科)

同上

ハギ(マメ科)

同上

ボタンクサギ(シソ科)

同上

同上

サンショの実

クサギ



 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (pukariko)
2024-08-05 20:38:41
こんばんは。河内の風穴、行かれたのですね。
そんなタクシーが!それはよかった。
でも細いくねくね道でスリル満点だったでしょう。
風穴の中も歩きづらくなかったですか?
ちょっと行きにくい所なので
これまでツアーのコースにも入ってなかったのですが、
人気が出てきたのでしょうか。
返信する
Unknown (まさ)
2024-08-05 23:56:31
pukarikoさん、行って来ましたよ。
涼しさと、清流を愉しんできましたがpikarikoさんのブログを見て手袋を持参していましたので助かりました。
(まさ)
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