老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

五箇山・白川郷・高山へのバスツアーで感じたこと

2017年02月21日 21時42分54秒 | 旅行/色々な風景
 2月19~20日のバスツアーについては、沢山の写真を撮り過ぎたので、まだ写真の整理が出来ておらず、旅の内容や景色などは明日にでもアップしますが、今回久しぶりのバスツアーへの参加で素晴らしい出来事がありましたのでお知らせします。

 いつも、原発や政治関係の不満タラタラの私ですが、このような風景に気付かされたことは、本当に嬉しく、旅の思い出が倍増します。

ツアー参加のマナー
 今回は38名の参加者でしたが、私のような一人参加組の4名を除いては夫婦単位が多かったせいか、いままでバスツアーで嫌な思いをした、グループ毎の参加者の雑談の声の大きさやマナーの悪さがなかったです。
 今回は、大阪発のツアーには珍しく、あの悪名高い暴虐無人の“大阪のオバちゃん集団”がいなかったせいかも知れませんが、バス内が静かだっただけでなく、集合時間に送れるような人が一人も居なかったで、気持良く旅行を楽しめました。

交通マナーの向上
 帰路での経験ですが、関SAを出ると間もなく一の宮ジャンクションの手前で「渋滞6キロ」の表示が出て、運転手や添乗員が心配しる様子が感じられたのですが、現場に着くと、何と2車線の内の東名や名古屋方面に向かう左側車線は掲示通りの渋滞なのですが、名神に向う右側車線は全く渋滞しておらず、スイスイと通行出来て渋滞は全くありませんでした。
 
 偶々前方の座席だったので注意して見ていましたが、その間2車線の中央は追い越し可能な白の破線、このような場合には大阪では少しでも早く先に行って割り込もうとする車を多く見ているだけに、この経験は少しショックでした。
 名古屋や関東の人の運転マナーには脱帽でした。

運転手の休憩時間
 帰路のことですが、前席だったので運転手と添乗員のやり取りが自然に耳に入ってきました。あるSAでの休憩時間を巡って、添乗員と運転手のやり取りが新鮮でした。

 ツアーの見物個所は全て終わり、添乗員としてはツアー参加者の為にも少しでも早く帰着したいとの気持から短めの休憩時間をと提案した様ですが、運転手は会社の規則に基づいて少し長めの休憩を主張。
 何でも、走行時間に対して一定の休憩時間が決められているとかとかで、これを盾に添乗員の要求を拒否されました。

 私もこのような法律の細部は知りませんが、最近あちこちの事故で問題になっている運転手の過酷な勤務状態に対して、競争が厳しい観光バス業界にあってこのような会社規則を制定し、それをチャント守る運転手がおられることを知り何かホッとする気持でした。

 またこのような経過を説明し、長めの休憩時間設定を乗客に説明し、理解を求めた添乗員も見事でした。

 このツアー会社はクラブツーリズム、バス会社は大阪アクロスでしたが、運転手さんの名前は確か「恩田さん」といわれたように記憶しています。気持良い旅行を本当にありがとうございました。(まさ)


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